〇お坊さん人形との出会い
一昨年久万高原町で開かれた四国へんろ道文化世界遺産化の会のフォーラムにパネラーとして招かれた折、ひょんなことから人形作家林さとみさんという女性に逢いました。その後林さんと写真家の展覧会があるというので、妻を誘い久万高原町まで見学に行きました。その折妻は受付でお坊さんの人形を1体買い求めて持ち帰り、お守りにしてはどうかと私にくれました。
その後そのお坊さん人形は私の机の上に置かれ、朝晩手に持ったり撫でたりしながら、その何ともユーモラスな姿に癒され一年が過ぎました。今年の3月18日同じフォーラムが同じ久万高原町で開かれ、博学でもない私に実行委員長の渡辺浩二さんから再びオファーがかかり、断り切れず再登板となりました。
何を話そうか悩みましたが、林さんの作ったお坊さん人形のことを話そうと人形の写真をタブレット内蔵のカメラで撮り、パワーポイントに取り込んで当日を迎えました。てっきり林さんも来るだろうと思った私の作戦は見事に外れ、林さんは現れませんでした。仕方なく参加者にお坊さん人形の写真を見せて話しましたが、あああああああああああああああでした。
もし許せるならこのお坊さん人形を使って、来年は違ったアプローチをしたいと、思い始めています。そのためには林さんに人間牧場や海の資料館、それにゲストハウス煙会所へ来てもらわなければなりません。面白い物語ができそうです。