人間牧場

〇今治市立花カルチャーセンターへ講演に出かけました
 昨日は奥道後経由の山道を走り、今治市立花カルチャーセンターへ、金融広報アドバイザーとして講演に出かけました。途中石手川ダムと玉川ダムの近くを走りましたが、2つのダムとも初冬から夏にかけて降雨量が少なかったため水位が下がり、特に玉川ダムは貯水率が50%を割り込み、昨日から給水制限が始まったようでした。

 立花カルチャーセンタへお邪魔するのは5年ぶりで、道を間違えないよう地図情報で調べたデーターをプリントアウトし、加えてカーナビに電話番号入力して走ったため、迷うことなくセンターに到着し出迎えを受けました。早速会場となるホールにて、準備いただいたパソコンにUSBメモリーを差し込み、プロジェクターで投影試験をしましたが順調でした。

 昨日は新型コロナの感染拡大に伴い20人の予約制だったので、そのうちやって来た参加者は1つの机に1人とディスタンスを広くとって座りました。普通は立ったまま話すのですが、昨日は座席に座りパワーポイントを使って90分間、淀みなく「超高齢化社会の生き方」についてお話することが出来ました。

 講演終了後2人の女性が私の「名刺が欲しい」と控室へ見えられ、感想を述べてくれました。また次に訪れた女性から、「遠い帰り道喉を潤してください」と、冷えた栄養ドリンクとお茶をいただきました。何という優しさでしょう。帰路も同じ道を通り、途中来月に迫った県大会の鼎談打ち合わせのため、生涯学習センターの愛媛県公連へ立ち寄りました。充実した一日でした。

「久方に 地道を通り 今治へ カーナビ案内 言われるままに」
「5年ぶり カルチャーセンター 職員も 全員代わり どこか新鮮」
「コロナ禍で 予約定員 20人 ディススタンス広く 座って講義」
「控室 相次ぎ受講の 女性たち 感想述べに 嬉しい反応」

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人間牧場

〇種蒔き
今年は暦の上で立春から数えて220日は9月10日です。210日~220日の10日間で家庭菜園の種蒔きを終えたいと思っていたので、少しせかされる思いで畑を耕し畝を立て準備をしていましたが、昨日は昼まで市役所へ行く用事や原稿の送りがあって、午前中は何かと忙しかったのですが、午後は帰宅して残りの種を蒔く作業をしました。

 わが家に隣接した畑は谷筋にあるため、秋の彼岸から春の彼岸までの半年間は太陽の光が当たりにくく、野菜の生育が遅れるので、先日すでに蒔いた大根に続いてホームセンターで買っている高菜、カブ、春菊などの種を順次蒔き、たっぷり水を遣りました。ホッと一息です。1週間もすれば芽が出るものと思われますが、これもささやかな楽しみの一つです。

 これからはたっぷり収穫を楽しんだトマトやナスなど夏野菜の残材を順次片付け、雑草を取って中耕し、彼岸にはハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどの苗を種苗店で貰い受け移植する予定です。春彼岸から続いた夏は、秋彼岸から冬になります。今年の夏野菜は雨が余り降らず水遣りを何度かしたお陰でとても順調で豊作でした。

「台風の シーズン目安 210日 私は野菜の 植え付け目安」
「あれこれと 野菜の種を 買い求め 頭で描いた イメージ道どおりに」

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人間牧場

〇JR下灘駅
 37年前旧国鉄下灘駅のプラットホームを使って夕焼けプラットホームコンサートをやりました。私以外賛成者など誰もいない中で協力者を求め、開催に漕ぎつけましたが、今ではJR下灘駅も「何もない」とがいいとすっかり有名になり、多くの人が訪ねています。

 

 先日下灘駅にまつわる話が聞きたいと頼まれ、JR下灘駅に出かけました。思いつくままお話した模様がテレビ朝日えひめで放映されました。その取材時駅構内に設置しているラブラブベンチに、2匹の犬を座らせていいるほほえましい光景に出会いました。

 このベンチは2人掛けで真ん中がへこんでいて、恋人2人が座れば自然とラブラブになるという仕掛けです。本来は人間様の座るベンチながら、お客さんが連れてきたペットも嬉しいのかキャンキャン鳴きながらはしゃいでいました。

 それにしても下灘駅の人気は異常とも思えるほどで、聞けばこの時も東京やはるか台湾からも来ていたようで、インターネット社会が作り出す拡散情報は留まる兆しは見えません。残念ながら線路に降りるなど心無いマナーの人たちもちらほらいて、頭を痛めています。いつまでもほのぼの駅であって欲しいと願っています。

「久方に 下灘駅に 行きました 人気あり過ぎ 人混みありて」
「久方に テレビ出演 頼まれて あれこれ話す 後日放映」
「改札の 近くに置いた ラブラブの ベンチに2匹 ペット座らせ」
「最近は マナーの悪い 客もいる ほのぼの駅の ままでありたい」

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人間牧場

〇ミニハウスにて小松菜作る
 わが家の家庭菜園横には小さなビニールハウスがあります。基本的には露地が出回るより少し早い時期にトマトを食べたくて、トマトの促成栽培をしていますが、今年も目論見通り沢山のトマトを食べることが出来ました。

ハウス内畑に小松菜の種を蒔きました

 トマトの季節も終わったので残材を片付け新地にして、石灰や牛糞を振り撒いて中耕し4列の畝を立てました。今年はスムージー用に小松菜を植える予定で、3日前種類の違う小松菜の種を蒔きました。

 ハウスの中はまだまだ気温が高いので、即窓を開けたままにして夕方軽く水を遣っていますが、早くも小さい目が発芽し始めました。小松菜は少し厚めに種を蒔いているので、大きくなるにつれて間引きし間引き菜もスムージーにして飲む予定です。

 ビニールハウスを作ったお陰で自家製野菜のバリエーションが広がり、存分に楽しんでいますが、早取りした小松菜の跡にスムージー用のケールも植える予定です。「小松菜種を 蒔きました 芽が出て膨らんで 大きくなったらジャンケンポン」。昔レクレーションでこんなことしてました。

「5年前 菜園横に 念願の ビニールハウスを 建てて活用」
「促成の トマトも十分 楽しめた 今度は小松菜 スムージー用に」
「種まいて 3日目早くも 芽を出した 朝晩水遣り 仕事が増えた」 

 

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人間牧場

〇牛糞が届きました
 毎日残暑が厳しいけれど、このところ暇さえあれば家の横の畑に出て、草引きをしたり石灰を撒きながら耕運機で中耕したりして、秋蒔きの準備をしています。昨日は注文していた牛糞がたけだたい肥センターから大量に届きました。

 昨年に引き続き、今年も1袋330円の牛糞を30袋購入しました。家の庭先までダンプカーで届けてもらうのに、10袋に1袋のおまけまでつけてくれる良心的な業者さんで、残暑お見舞いのハガキまでいただき、すっかりお馴染みとなっています。

 1袋40ℓの大袋ゆえ、77歳の私には少々重く感じますが、それでも1輪車に4袋ずつ積んで、10m先の倉庫まで運び積み上げました。普通だと息子に頼むところですが、大型の台風が接近していて息子の帰宅を待ちきれず、雨風ともに強くなることを想定し、昼間の作業となりました。

 大汗をかきましたが何とか倉庫に収納し終えました。この牛糞と豚糞を使い分け小出しにして、無農薬な有機栽培に挑戦していますが、畑の土も牛糞の商品名「土力」のように、少しずつ土に力が出来たような気がしています。安心安全な野菜をこれからも作りたいものです。

「注文の 牛糞どっさり 庭先に 1輪車にて 倉庫へ運ぶ」
「本来は 息子に頼む 仕事だが 台風接近 やむにやまれず」
「大汗を かいて倉庫に 積み上げる これで一年 有機農業」
「少しずつ 土に力が できている そんな実感 感じるように」

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人間牧場

〇秋の虫たち
 暑い暑いと言っていましたが、季節は確実に秋に向かって動いています。最近は夜になると虫の鳴き声が賑やかになってきました。「♭あれマツムシが鳴いている ガチャガチャガチャガチャクツワムシ~♯」歌詞さえ忘れましたが、コオロギや鈴虫も加わり、何とも長閑な田舎ゆえの風情です。

 虫たちも人間様と共存していて、時々こんな風に私の手に乗って来てくれるのです。しかしこんな長閑な自然でも、許し難い昆虫もいてハエや蚊と同じように駆除の対象としています。その最たるものはスズメバチです。まだオオスズメバチはそれほど見かけず黄色スズメバチが多いようです。

 わが家では私と息子が裏庭に蜜蜂の巣箱を5~6個設置して、たしなみで蜜蜂を飼っています。今年は殊の外成績が良く4箱に入居していますが、このころになると巣箱の前に陣取って、蜜を抱えて巣に戻って来る働きバチをホバーして食べてしまうのです。

 見つけ次第、襲撃されないよう慎重に虫網で捕らえて踏み潰すのです。多少心が痛みますがこれも自然の摂理だと割り切ってやっています。昨日は3匹もさっ処分しました。人間様とスズメバチの確執は当分続きます。

「秋が来た 夜更けになると 賑やかに 虫大合唱 田舎ですから」
「コオロギや 鈴虫などが 入交り 時には網戸 止まって見える」
「スズメバチ どこから来るのか 分からない 見つける度に 虫網捕らえ」

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〇夕焼けプラットホームコンサートこぼれ話
 ・夕焼けコンサートのオープニングを飾ったのは伊方町出身の才蔵です。旧瀬戸町で石材店を営む才蔵の山本さんは昔からの古い友人ながら、あれやこれやですれ違いして、ひょっとしたら20年ぶり?の再開かも知れませんでした。でもお互いちゃんと顔を覚えていて、懐かしい再会となりました。坂本龍馬をイメージした和太鼓入りの歌は最高でした。

 ・演奏の途中、観光列車伊予灘ものがたりが入線しました。乗客が沢山降りて来て一時は人混みとなりました。アテンダントさんに司会の藤田さんがインタビューするなど、楽しいひと時でした。私も先日観光列車の双海編に乗り、大洲から松山までの列車の旅を楽しみました。

 ・コンサートは視界を邪魔しないよう早咲きのススキを水ガメに差し込んで活け、控えめな小さい横断幕だけのシンプルな舞台設えです。第1回目に私が思いついて始めましたが、いまもその設えは続いています。かつてJRに勤めていた西村さんが遠い徳島塩塚高原からススキを取って届けてくれたり、活け花の大家にススキとヒマワリを飾って貰ったりしたなあと、当時を懐かしく思い出しました。

 ・コンサートの途中で妻から、「東京からわが家へお客さんが来たので、帰って欲しい」と電話が入り、最後まで見届けることが少し心残りでした。でも地元の出演者の演奏や歌も聞けて、存分に楽しむことが出来ました。友人の松本さんは伊予市内で門田さんたちと一緒にYouTubeで視聴したようでした。
主な出演者は才蔵・溝田麻美松山バンド・せな・メロディメーカー・ハイドロゲン・tha Bloom・クリエイテルでした。

「コンサート 37回 数えると 思い出多く あれやこれやと」
「20年 ぶりに再会 懐かしい 坂本龍馬 思いの歌声」
「演奏の 途中列車が 入線し 人混み賑やか 無人駅なのに」
「今年も 多くの人の 手によって 37回 バトンが続く」

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〇夕焼けコンサート秘話(その2)
 私は町の役場に勤めていた若いころ、教育委員会で13年間社会教育に携わりました。そのころは36の集落ごとにある自治公民館で、様々な学習活動が行われていました。夫婦学級や金儲けの公民館活動と称した面白い学習活動は、集落の戸数の倍の人が集まるほどでした。

 その様子がNHK「明るい農村」というテレビ番組で取り上げられることになりました。東京からカメラマンとディレクターの2人が取材にやって来ました。二人を出迎えるため約束の上灘駅に迎えに行きましたが、列車が着いても2人は降りて来ませんでした。「おかしい」と思っていると、駅前の上田屋という雑貨屋のおばちゃんが、「今役場から電話があってあなたの待っている人は、間違って下灘駅へ降りたようです。迎えに行くようにとの伝言です」と言われました。

 私は公用車を走らせ下灘駅に着くと、取材に来た2人は駅のプラットホームで、今まさに沈まんとするダルマの夕日を見ながら、「若松さん私たちは降りる駅を間違えてラッキーでした。こんな綺麗な夕日は見たことがありません」と言うのです。私の心の中にあった①子どものころから見続けていた下灘の夕日、②水産高校の実習船えひめ丸で遠洋航海に出かけた折見た夕日、③青年の船でアメリカ・メキシコ・ハワイに行った時見た夕日などなどの夕日の潜在能力が浮かび上がった瞬間でした。

かつては特急しおかぜや急行宇和海が走る予讃本線でした
寅さんもやって来た下灘駅
昨日の下灘駅

以来その夕日に気狂いして全国各地を巡り、どれほどの夕日を見たか計り知れませんが、天気率の良い瀬戸内海に位置するわが町の夕日を何とか地域資源として売り出したいと思うようにになりました。「沈む」「落ちる」「没する」という夕日の持つマイナスイメージが強い故、またどこにでもある故地域資源にはなりにくく、夕日を売り出すのには苦労しましたが、予讃線海岸周りの存続を隠し味にした夕焼けコンサートによって、思わぬ方向へ好転し始めました。生きているうちに夕日夕焼け物語を聞き語りしておかねば・・・と思い始めました。

「間違いが きっかけだとは 意外です 夕日がテーマ 散々苦労」
「駅前の 福井商店 今はない プラットホームの そこここ足跡」
「40年 遍歴を経て 今がある 多くの人に 愛され続けて」
「巡り来る 存続の危機 乗り越えて 孫子末代 残して欲しい」

 

 

 

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〇新聞によく載ります
 双海町のジュニアリーダー会が企画したお化け屋敷の様子が、一昨日の新聞に組み写真で特集されました。合併して13年余り経ち、双海町という自治体は消えたはずなのに、「伊予市・双海町」という冠をつけ、地域づくりの視点では相変わらずの元気度です。

 昨日の新聞「こだま」という投稿欄に、私の叔母吉野竹子が「双海剣道会の快挙鍛錬結実」というタイトルで投稿していました。97歳で亡くなった親父は12人兄弟の長男で、竹子は12番目の末っ子です。叔母といっても私と年齢は一つしか離れていないので、子どものころからいつも不思議に思っていました。

 

 叔母の記事の末尾に、「記事を読み、剣道が好きだった亡き兄にも思いをはせている」と書かれていました。亡き兄つまり私の親父は、弟たちが剣道を習っていたこともあって剣道が大好きで、双海剣道会の後援会長をしたこともあり、水戸で開かれた全国大会で双海剣道会が優勝した時は、片岡先生に誘われ水戸へ同行していたこともあり、大いに喜びました。懐かしきかなわが町の小さな歴史です。

「合併後 双海自治体 消えたけど 何かにつけて この町元気」
「先日の ジュニアリーダー 企画した 廃校利用の イベント特集」
「わが叔母も こだま・てかがみ よく投稿 私なんぞは 足元及ばず」
「今は亡き 親父に思い 馳せている 叔母というより 妹主張」

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〇台風シーズン到来 
 暑かった夏休みも終わり、パソコンの右下に出てくる人工知能が示す数字はたがうことなく022/09/01と表示されていて、今日からいよいよ秋本番の9月です。秋と言えば台風を思い出しますが、その思い通り超大型の台風11号が沖縄の南海上で、まだ方向も定まらないまま迷走をしています。

天気のことなど殆ど知らない私のような素人でも、台風の勢力を表す気圧が目と耳を疑うように低い920hpと聞けば、これはただ事ではないと察知し、台風から遠い四国に住みながら、本能的に昨日は雨合羽や長靴、懐中電灯溝さらえ用の鍬などを用意して雨風に備えました。

 わが家は背後に少し急峻な山が迫る、ハザードマップによると危険地帯です。「何もそんな危険な場所に住まなくても」と思われがちですが、人の住まいというものは先祖から続く長い歴史を持っていて、そう簡単には離れることができないのです。かく言うわが家もこれまで2度も大雨で斜面が崩れ被害に遭い、防災工事をしているのです。

 特に20年前の災害では、倒木を片付けるためチェンソーで作業中、使っていたチェンソーが跳ね向う脛下を裂傷し、救急車で日赤松山病院へ運ばれ20針も縫う大けがで、入院した苦い経験があるのです。そんなこともあるので防災意識は高く、今回の台風の行方を注意深く見守っています。

「8月も 終わり今日から 9月です 台風シーズン 備え万全」
「20年 前に裏山 がけ崩れ ハザードマップ 危険個所住む」
「向う脛 下に裂傷 傷跡が 大けが入院 忌まわしい過去」
「11号 920と 言う数字 素人ながら 大きさ驚く」

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