人間牧場

〇防災こぼれ話(その2)
 防災キャンプの名物はドラム缶風呂です。みんなそのリアルさを楽しみにしていましたが、新型コロナの感染を防止する観点からできなくなり、ペットボトルシャワーという代案を思いつきました。夏と言えど夜のシャワーは冷たい故、ドラム缶で沸かしたお湯を、手作りポンプでくみ上げ、500mlのペットボトル底にキリで幾つも穴を開け、ホースで流し込む作戦です。この日のためスタッフは数日前からエスロンパイプやビー玉を使って手作りポンプを作りました。

ペットボトルを利用した温水シャワーは今年一番の話題でした

かくして試行錯誤を繰り返した結果、マイボトル防災シャワーは見事完成しました。早速水着に着替えた子どもたちの頭上から温かいお湯のシャワーが出て、子どもたちは大喜びではしゃぎまくりました。防災は知恵を出せばいくらでも発想が湧き出ます。多分手作りのペットボトル防災シャワーは、今年一番の話題となって物語に書き込まれることでしょう。

防災食も美味しく食べました

 キャンプにとって食事も楽しもの一つですが、夜は定番のカレーでした。水の量を誤り1釜ご飯が上手く炊けないハプニングもありましたが、まあそれなりでした。朝は備蓄の防災食を調達し、エビピラフとワカメうどんの好きな方を選び、沸かしたお湯を入れて数分待ち、結構いける朝食を美味しく食べました。今年も婦人会と更生保護女性会の皆さんのお世話になり楽しく食事が出来ました。

「名物の ドラム缶風呂 使えない どうする代案 ペットボトルシャワー」
「スタッフが 素行錯誤で 手作りの 手動ポンプで お湯のシャワーが」
「あれこれと ハチの巣つついた 騒動で 今年も伝説 しっかりゲット」
「エビピラフ お湯入れ5分 出来上がり 中々の味 いけますやんか」

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