人間牧場

〇玉ねぎの収穫
 週間天気予報によると昨日は一日中雨でした。最近の天気予報は的確でよく合うと感心しながら、雨が降るまでに玉ねぎを収穫しようと思い立ちました。去年の今ころは外反母趾の手術後のリハビリで、入院生活を余儀なくされていて、病院のベッドの上で、玉ねぎの収穫指示を出し、家族総出で取り入れてくれましたが、今年は気が付けば家族みんながそれぞれに忙しいため、結局私一人の仕事となりました。

今年の玉ねぎは豊作でした

 玉ねぎ畑に入り、黒いマルチの穴いっぱいの大きさに育った玉ねぎを、畑に這いつくばるように移動して次々引き抜き、真夏を思わせる今年一番の暑さの中で、汗をかきながら抜き終えました。夕方乾いた玉ねぎの茎と細い白髪根をまな板の上で包丁を使い切りました。その後きれいに洗って乾燥していた専用の黒いキャリーに入れましたが、20キロ入りキャリーにもみじという品種の玉ねぎを5箱、赤玉ねぎを1箱それぞれ収穫しました。

 夕方雨に濡らさないよう、息子に頼んで東屋下に運んでもらいました。昔は私も一人で軽々と運んでいましたが、無理をして腰でも悪くすると後の祭りになるので、しっかりと息子に手伝ってもらいました。週間天気予報によるとこれからしばらくの間お天気が続くようなので、しっかり干して乾燥させ、ジャガイモとともに貯蔵庫に入れて保存したいと思っています。今年は玉ねぎの産地北海道が天候の関係で不作だそうで、例年の2倍の値段だそうですが、わが家は例年になく大豊作でした。玉ねぎの自給もこれでOKです。

「昨年は 今頃病院 入院し 役にも立たず 家族に迷惑」
「気が付けば 家族それぞれ 忙しく 結果的には 私一人で」
「今年は 産地が不作 玉ねぎは 昨年の倍 値段がするよう」
「わが家では 今年豊作 腕上げる 自慢しながら 収穫終了」

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人間牧場

〇天草の晒し作業を終える
 この10日ほど、家の中庭に脚立を横にしてサナに広げて天草を干し、晒し作業をしていました。2日前雨で濡らした後ポリ桶で丹念に洗い、干していましたが、天気予報では雨が近いようなので、取り込むことにしました。

 濃い茶色だった天草も、毎朝水に漬けてこまめに雑藻や牡蠣殻などを取り除いた結果脱色し、まるで白髪のようになりました。晒し作業の終了です。大きなポリ袋に乾燥した天草を収めましたが、今年も3袋の乾燥天草をゲットすることができました。

 家の食材専用倉庫には、乾燥ヒジキ、乾燥ワカメ、乾燥大根切干しがそれぞれ収納されていて、妻はそれらを交互に調理して食卓に出してくれますが、乾燥天草はトコロテンやフルーツゼリーに欠かせない食材となります。そろそろ喉越しの良いフルーツゼリーが食べたい季節となりました。

「このところ 収穫天草 中庭に 干して晒しの 作業続けて」
「濃い茶色 天草やっと 脱色し 白髪のように なって終盤」
「乾燥を し終えた天草 ポリ袋 入れて片づけ 作業を終える」
「トコロテン フルーツゼリーは 夏の味 妻に頼んで 作ってもらおう」

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人間牧場

〇菜花の種取り
私は家の横のかなり広い家庭菜園で四季を通じ野菜を作っていますが、基本は春に植える夏野菜(トマト・ピーマン・トウモロコシ・スイカ・インゲン・ゴーヤなど)と秋に植える冬野菜(大根・キャベツ・白菜・エンドウ豆・玉ねぎ・ジャガイモなど)を育てていますが、基本安心安全をモットーに無農薬・有機栽培に徹しています。

刈り取った菜花の穂

 ゆえに購入した種と水口種苗店からいただく苗を植えて育てていて、種取りはせず、終われば残材を引き抜いて更地にしてサイクル化しています。昨年新居浜に住む友人の野本さんが、菜花の種を自宅まで持って来てくれました。早速秋口に種を蒔きましたが丈夫に育って、この春先には美味しい菜花を楽しむことができました。ここにきてその菜花にたくさんの花が咲き実を結びました。

 近頃は野鳥がたくさんやってきて菜種をついばんでいるのを見て、少し種を取ってみようと思い立ち、畑の隅の空き地にビニールシートを敷いて、刈り取った菜花を積み上げ、足で踏んでみました。明日から雨模様なので今日にでもそれらを片付けなければなりませんが、どれほどどんな種が取れるか不明ながら、自家用種くらいは確保できるものと楽しみにしています。今秋の種まき時期が楽しみです。

「新居浜の 友人届けて くれた種 春先菜花 美味しくいただく」
「シーズンを 終えた菜花が 実を結ぶ 野鳥群がり 種をついばむ」
「畑横 ブルーシートを 広げたり 刈った菜種を 積んで種取り」
「どれ程の 種が取れるか 楽しみに 長靴履いて 踏み潰しつつ」

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人間牧場

〇雨後の竹の子破竹の勢い
 この2~3年家の裏の斜面に、布袋竹の横に少し大きめのタケノコが出始めました。私はてっきり布袋竹だと思っていたのに、今年ブログでその写真を紹介すると、友人から「これは淡竹じゃないの?」と疑問を投げかけられれました。淡竹なら食べられると10本ほど折って、庭にかまどと羽釜を出し茹でてみました。

雨後の竹の子生えました

 日頃いただくタケノコは孟宗竹で、淡竹を茹でるのは初めてとあって、できるかどうか不安でしたが、仕上がりは上々で今年は美味しい淡竹タケノコを沢山食べることができました。昨日は久しぶりに雨が降りました。いいお湿りだったのでしょうか?、雨上がりの昼頃裏の斜面を見ると沢山のタケノコが、まるで雨後の竹の子とばかりに生えていました。

 竹は地下茎がどんどん伸びるので、斜面の土砂崩壊を防ぐ効果もあるようなので、もう少し様子を見て適当に間伐を行い育てれば、来年からは淡竹の竹の子が食べられるようで楽しみです。別に人間が植えた訳でもないのに、淡竹が生えるとは?、私的にはミステリーにも似た七不思議です。「破竹の勢い」とはこのことのようで、私も淡竹にあやかりたいものです。

「誰植えた 訳でもないのに 裏斜面 タケノコニョキニョキ 地面を割って」
「布袋竹 てっきりそうと 思ってた ブログで紹介 淡竹と分かる」
「破竹だと 思っていたが 愚か者 破竹じゃないよ 淡竹と指摘」
「来年は 淡竹竹の子 自給する 目途も立ったぞ 嬉しい誤算」

 

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人間牧場

〇雨もまたよし天草晒し
 毎年この時期になると磯遊びをしていますが、真冬のヒジキ、早春のワカメとともに、初夏となったこの時期は天草を取り、持ち帰った天草をサナに広げて庭に干しています。ヒジキは長時間茹で、ワカメは短時間茹でれば食べられますが、天草は火を使うこともなく簡単そうに見えますが、これが中々厄介な海藻で、毎日干した天草をポリ容器に入れた水に浸したり干したりする作業を繰り返すのです。

雨に濡れ白くなった天草

 最初は海藻特有の匂いが辺り一面に漂っていましたが、日を追う毎に天草の色が脱色し、最近はまるで白髪のように白くなり、完成間近かを予感するようになりつつあるようです。ヒジキやワカメは乾燥途中雨に遭わないよう気を揉みますが、天草に関しては雨などで濡れても、むしろ晒し作業が進むので、安心しています。昨日は晒し作業を始めてから初めての雨が降り、しっかりと濡れました。

 今朝はその雨も上がったようなので、朝食を済ませると見回り、干し上がるともう一度真水に浸けて綺麗に水洗いして最後の仕上げにかかります。乾燥した天草は湿気が来ないよう、少し厚手のビニール袋に入れて、ヒジキやワカメとともに専用倉庫に入れて保存し、夏のわが家の風物であるトコロテンやフルーツゼリーに加工し、食べる予定です。また一つ自給の品が増え、楽しみも増えました。

「採取した 天草庭に 広げ干す 匂いや色も 次第に消えて」
「手間暇の かかる天草 だからこそ 食べる楽しみ 次第に増して」
「昨日雨 降って濡れるも 構いなし 晒し促進 いよいよ仕上げ」
「またひとつ 自給の品が 増えました 田舎に暮らす 幸せ実感」

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人間牧場

〇手作りハンモック再登板
 3年前、新型コロナの感染拡大で孫たちの通う学校が、2ヶ月ほど長期休校になりました。その折小4と小6のの内孫と相談し、休校中を有意義に過ごすため5つのプロジェクト事業を思いつき、育爺の私と3人で楽しいひと時を過ごし、全てのプロジェクトをなし終えました。

 

久しぶりに庭にお目見えした手作りのハンモック

 その一つは、漁師さんから貰った漁網とロープを使い予算ゼロでハンモックを作るプロジェクトでしたが、それは立派に仕上がり、今も時々庭の戸外に吊り下げられ、孫たちは友だちと使って遊んでいるようです。今年は下の孫が中1に進級して部活などが忙しくなりましたが、先日自分の誕生日に合わせて吊り下げたようです。

 孫たちが学校に行っている間の昨日、私も3年前を懐かしんでハンモックに横たわり、ゆらゆらと揺らしてみましたが、とてもいい使い心地でした。今日は午後から雨が降る予想なので、取り外してしまってやりたいと思っていますが、その前にもう一度ちゃっかり使わせてもらおうと思っています。

 

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人間牧場

〇今も裏が味噌のCM名刺が人気です
 新型コロナの影響でこの3年ほど、不要不急の外出を極力避けていたので、出会う人もそんなに多くありませんでしたが、ここに来て高止まりながら人の往来が激しくなり始め、内心「大丈夫だろうか?」と心配をしています。現職をリタイアして17年が経ち、世の中から忘れられてはずの私なのに、この1週間ほどで100枚入った名刺の箱が空になってしまいました。

裏が味噌の似顔絵名刺

 私の名刺入れは私の名刺が減った分だけ、いただいた名刺が増えて行くので、貰った名刺を取り出しながら新しい名刺を入れ、ポケットやカバンに入れて持ち歩いていますが、私の名刺は山口県の「わたなべえつこ」さんが書いてくれた似顔絵に加え、名刺の裏側には「裏が味噌」と書いたギノー味噌のCMも入っていて、相変わらず何処で手渡しても、話題になるほどの人気です。

 個人情報がとやかく言われるご時世ですが、私の名刺にはパソコンのアドレスや携帯電話の番号まで書いていて、「大丈夫ですか?」と私のガードの甘さを指摘されることもありますが、「こんな田舎の貧乏臭いおじさんなどだましようがない」と思うのか?、これまでそんなトラブルに巻き込まれたこともないので、ある意味無防備で今も堂々と使っています。

「似顔絵の 粋な名刺を 持ち歩く 今じゃ私の 分身みたい」
「お味噌屋の 会社社長に お願いし 作った名刺 裏が味噌です」
「このところ 社会活動 兆し見え 一週間で 百枚一箱」
「さあ今日も 名刺を持って 出かけます 町と自分を しっかり売り込む」

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人間牧場

〇わが家のサツマイモ植え
 人間牧場での子ども体験塾も無事終わりましたが、200本用意した芋づるの残った50本は、例年イノシシ被害に遭った時を想定して、わが家の家庭菜園に植えています。最近は人間牧場の芋畑の周囲に頑丈な金網囲いをしているので、多分大丈夫だと思いつつ、畑を耕しサツマイモを植える準備をしました。

予備用に植えた2畝のサツマイモ
この日も綺麗な夕日が見えました

 息子は体験塾が終わると中山町へ向かい十彩会のみんなとポップコーン用のトウモロコシを植えに出かけていましたが、そのうち帰宅し一緒にサツマイモ植えを手伝ってくれました。立てた2畝にマルチをかけ苗を植えましたが、このところ天気が安定して日中は25度を超える夏日になって、植えた苗は水をたっぷりやったものの枯れたようになりました。

 多分サツマイモは強い作物なので、そのうち芽を出してくれるものと思っていますが、これでやっとあれこれの作付けが終わり、これからは草引き作業に追われます。この日は高い石垣の草刈り作業もして、一段落といったところです。息子は相変わらず次なる作戦「朝顔育て」「ホオズキ育て」に余念がないようです。

「気がつくと 私のブログ あれこれと 農作業記事 毎日多く」
「今年も 体験塾の あれこれが 天候恵まれ 無事に
終わって」
「近頃は 息子に手助け してもらい 及ばずながら 私も手助け」

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人間牧場

〇子ども体験塾の思い出こぼれ話(その3)
 ジャガイモを掘った跡地を耕運機や鍬でせっせと耕し、畝を立てました。勿論その仕事を今年も一手に引き受け指図してくれたのは、森田館長さんでした。普通だと畝に黒いマルチを敷いてから植えるのですが、毎年子どもたちの植え方が荒く、中には土の中に埋めてないものもあるので、今年は植えてからマルチをかける方法に変更したようです。

 芋づるを植え終えた子どもたちは各班に分かれ一年間使う半旗づくりをしながら、息子が沸かしてくれたロケーション風呂で足湯を楽しみました。とても気持ち良かったそうです。

半旗づくり
足湯のサービスを楽しむ子どもたち

 子どもたちがジャガイモ掘り、シイタケの植菌打ち込み、昼食、サツマイモのつる植えをしている間にスタッフは、お土産に持ち帰るジャガイモを子袋に小分けしました。

ジャガイモのお土産

 すべてのプログラムを終えた一行は歩いて元来た道を下山しましたが、私たち後発隊はウッドデッキに敷いたビニールシートを畳んだり、掃除をしたりし終えましたが、最後に残った私は植菌したクヌギの木のホダギ置き場所が、道祖神の道を塞いでいることに気づき、私一人で全てのホダギを移動させ、すっかり大汗をかいてしまいました。

歩いて出発点の下灘コミセンまで下山した一行

今年は低学年の参加が多く、少し手がかかりますが、その分新しい発見もあり楽しみにしながら育てたいと思っています。今年も怪我もなく無事第1回目の子ども体験塾を終えました。次回はお楽しみの宿泊防災キャンプが下灘中学校跡地で6月25日~26日に予定されています。

「ジャガイモを 掘った跡地を 耕して サツマイモ植え すべて順調」
「作業終え 息子沸かした ロケ風呂で 足湯楽しむ 破顔一笑」
「今年は 低学年が 多いため あれこれ気配り せねばなるまい」
「植菌を 終えたホダ木が 道塞ぐ 最後に大汗 私黙々」

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人間牧場

〇子ども体験塾(その2)
 今年第1回目の子ども体験塾はジャガイモ掘りに続き、大洲市田処で酪農を営む亀本さんを講師に招き、クヌギの木にシイタケの種ゴマを植え付ける作業をしました。この木はこの春本郷に住む親友井上満宏さんが切り倒してくれたクヌギの木を3月に私と息子が取りに行き、人間牧場まで運び入れていた木です。

 亀本さんの指導でホダ木に電動ドリルで穴を開け、子どもたちが金槌で種ゴマ菌を埋め込んで行きました。種ゴマは約千個ありましたが、目論見通り1時間ほどで殆ど残らずらず打ち込みました。この後しばらくの間は木陰に2~3ヶ月積んで養生し、人間牧場下のホダ場に立てかけ、来年の秋のシイタケ発生を待つ予定です。

大釜で作ったジャガバターは全て完食でした

 さあ昼食です。上灘婦人会と更生保護女性会のみなさんが、ジャガイモを茹でてバターで絡めたジャガバターに、またジャガイモを薄くスライスしてポテトチップス、それに味噌汁を作ってくれました、今回はご飯ものもなく単純なメニューでしたが味噌汁を加えみんな大喜びで、何度もお代わりの長い行列ができました。

「前もって 息子と二人 運んでた クヌギの木々に 穴開け植菌」
「親友の 亀本さんの 指導受け 植菌作業 すべて順調」
「昼食の ジャガイモバター チップスに 子どもお替り 長い行列」
「来年の 秋にはシイタケ 生えるかな? 三ヶ月後に ホダ場へ移動」

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