人間牧場

〇報徳という雑誌の4月号に寄稿が載りました
 大日本報徳社の鷲山恭彦社長とのご縁で年会費1万円を納め、昨年報徳社の社員となりました。社員になると日本で最も古い4本の指に入る「報徳」という月刊紙が送られてきます。元々は私が塾長を務めている年輪塾に、当時東京学芸大学の学長だった鷲山先生をお招きしたご縁などもあって、昨年の新春号の巻頭言に鷲山社長さんが私のことを書いていただき、急にご縁が再開されたのです。

 その報徳という雑誌の4月号に、「特集:2021年・令和3年度新入社員メッセージ」という企画があり、寄稿を頼まれました。私以外の誰が寄稿するのかも分からぬまま、恩もあるので快諾し、ショートな文章なので早速自分の似顔絵イラストとともに編集人宛に送りました。年度末の慌ただしさで、原稿を送っていたことなどすっかり忘れていたら、送られてきた雑誌報徳4月号に掲載されていて、他のメンバーの蘊蓄ある文章に比べ、軽薄な私の文章に赤面するばかりでした。

 私の文章題は「積小為大」です。小学校2年生の時地元の母校である下灘小学校の校庭にあった、二宮金次郎の銅像によじ登ったことから始まる来歴などを書いています。言ったことは録音や動画保存してない限り人の目や耳に触れることはありませんが、文章に書いたものは人の目に触れて拡散します。あとから気がついても後の祭りでしょうが、私の値打ちはこの程度だと自戒しました。そのことをしっかりわきまえて勉学にいそしみたいと思っています。

「報徳と いう名だたる 雑誌載る 自分の書いた 原稿軽薄」
「文章は あちらこちらに 拡散し 人目に触れる 注意しないと」
「今頃に なって気づいた 愚かさよ 後の祭りと 言うのでしょうか」
「この歳に なつても未だ 進歩無し 多分このまま 一生終わる」

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