人間牧場

〇学習協力のお礼
 先日、今年最後の子ども体験塾が行われた際、下灘小学校の坪内教頭先生から、先日児童たちが遠足で人間牧場にやって来たことのお礼だと、手紙と感想文を手渡しで届けてくれました。全校児童が2班に分かれてやって来て、思いつくままにショートなお話をさせて貰ったり、人間牧場のあちこちを案内したに過ぎませんでしたが、嬉しい限りでした。

先生たちの連名お手紙
感想文の一部です

 この日私は思いつくまま青年の船に乗ってアメリカへ行った体験談を話したようです。そのもとになったのは私の母校である下灘小学校の図書室で見つけた「ジョン万次郎の生涯」という一冊の本でした。本の力は凄いもので、この本を読んでから、「アメリカへ行きたい」という想いが起こり、その夢を30歳の時本当に実現して建国200年のアメリカへ行けたのですから、凄いことだったようです。また「お金を貯めて人間牧場を造りたい」という夢も叶えることができました。まあそんなことを話したようです。

 私たち人間にとって、生まれつきの天性が第一なら、自分の能力を高めるために本を読む、人の話を聞く、知らない所を見るなどによって身につけた習慣は、第二の天性を作り上げて行くのです。第一の天性のなさを親のせいや社会のせいにして幾ら嘆いてみても、自分の人生や一つもよくならないのですから、読む、聞く、見るに加え書く、喋る、実践するを加えて、しっかりと子どもの頃から生きて欲しいと願っています。子どもたちの感想文にはそのことが随所に見られました。

「遠足に 人間牧場へ やって来た 先生・児童 感想届く」
「嬉しいね 先生・児童 それぞれに 感じたことを 記録留めて」
「第一に 加えて第二 天性を 作って行けば 人生楽しい」
「年齢の せいにしないで 日々新た 第二の天性 磨いて生きる」

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