人間牧場

◯去年の5月21日

何げなくタブレット内臓の画像情報をめくっていると、この数年にタブレット内臓のカメラで撮影した写真が、撮影日ごとにきちんと整理・記録・記憶されていて、改めてその機能の素晴らしさに驚きました。

右足の怪我

元々私の写真を取る目的は、退職後間もなくに始めたブロク掲載用でした。最初はデジカメで撮っていましたが、タブレットを手に入れてからは性能の良い内臓カメラを使うようになり、しかもタブレットで撮った写真はパソコンに自動的に入力されるのですから、その性能の良さには驚くばかりです。

「十年一昔」という言葉がありますが、十年どころか科学技術の進歩著しい今は、「一年一昔」といった感じです。さて「一年前の今日5月21日どうしていたでしょう?。」と、そう自分に問いかけても、ハテ???????と疑問符ばかりで、全く思い出せないのです。

自分の傷みかけた体内記憶装置を嘆いても記憶は蘇りませんが、タブレットの写真を5月20日で呼び出すと、私は一年前右足の向こうスネに怪我をして、町内の診療所で5針も縫っているのです。写真を見ながら「そういえばそういえば」と記憶の糸が絡まり始めました。これぞ記録の持つ記憶です。

偶然にも今度は怪我ではないものの外反母趾の手術で左足の自由を奪われているのです。願わくば来年の5月20日は、体に何事もない状態でいたいものです。そうそう昨年のこの日国民一人あたり10万円のコロナ交付金の申請通知が届いていました。

「一年前 思い出せない 悲しいな 写真の記録 見て蘇る」

 

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◯☔雨時々曇り☁少し晴れ☀

今年の梅雨入りは例年より21日も早いそうですが、入院生活を病室で過ごしているため、日々の天気の変化に左右されることがないので、雨などどこ吹く風って感じです。

ウッドデッキにて
梅雨の晴れ間

それでも裏山が迫っているわが家では、これまでにも裏山が崩れて防災工事をした苦い経験があるので、留守を預かる妻や息子に、側溝の掃除や見回りを頼んだりしています。

梅雨入りが早いと梅雨明けも早くなると期待していますが、統計上は余り期待しない方が良さそうです。私が入院している期間に合わせるように新型コロナの感染が拡大し、全ての行事がストップしています。私の回復グラフとよく似た傾向に、首を傾げています。

「病院の 窓から見える 景色にも 天気の変化 少し感じて」

 

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◯両足荷重の歩行訓練始まる

愛大の附属病院を出る時転院先の病院主治医の先生に、指示書を頂いたので、看護師さんを通じて、傷の具合や骨の具合とともに処置方法やリハビリへの意見が送致され、早速関係者でミーティングが開かれたようです、

看護師さんからは、火曜日と金曜日のシャワーの日に、傷の手当をする旨が伝えられ、医学療法士さんからは、体重の3分の1に当たる左足18キロ負荷を、両足に半分荷重で歩く訓練を始める旨が伝えられ、早速昨日からリハビリの時間にストレッチの後、サークル歩行器ら松葉杖を使って歩いてみました。

5週間ぶりの両足歩行は健康の大切さをしみじみ味わいながら歩きました。少し前に光が見えてきた感じでした。同室の患者さん様態がイマイチ優れないので、私だけが喜ぶ訳にもいかず、そのことも慮らねばなりません。さあ今日から新しいプログラムが始まります。気をつけて頑張ります。

「5週間 ぶりに両足 歩行する 足の感触 いいぞいいぞと」

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◯左足だけの温泉気分(その2)

ギブス切開作業が終わったあと、レントゲン検査を終え、外来看護師さんがギブス室済の畳半畳ほどの浴槽に左脚を入れ、丁寧にギブス切断粉や5週間分の垢をシャボンを使い、綺麗に隅々まで洗ってくれました。左足だけとは言いながら、まさに足湯による至福の時でした。

その後レントゲン画像が主治医のもとに送られてきて、診察しながら総合所見を聞きました。手術傷に1〜2ヶ所治りきっていない部分はあるものの、概ね順著に回復しているとのことでした。ギブスをのけた後に副え木を施されるものと覚悟していましたが、先生に持参するよう言われていた左足用の靴を履くよう指示されたものの、まだ腫れていて入るづらい状態でした。

それでも先生から左足に荷重をかけてもいいとお墨付きをもらい、途中国道沿いの靴流通センターに立ち寄り、少し広めの少し大きい靴を買い、今日からのリハビリに備えました。病院に帰るとみんながギブスのない私の足を見て喜んでくれました。ただ残念だったのは、久しぶりに帰り道、妻と二人でご馳走でも食べようと思っていたのに、車椅子もなく歩くに歩けず、結局途中弁当を買い車内での質素な食となってしまいました。

「結果よく 靴を履いての 凱旋に 心も弾み 病院戻る」

ギブスで巻いた左足
新しく買ったリハビリ用の靴

 

 

 

 

 

 

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◯ウッドデッキテラスで大パノラマ眺望満喫

病院にはあちらこちらに息抜きの場所があって、滅入る気持ちを和らげようと、心ある患者さんは病室から移動して、体を動かしたり談笑しながら過ごしています。談話室の窓から見える松山市街の眺望は絶景で、心が休まります。

一昨日四国地方は例年より21日も早く梅雨入り宣言があり、雨が降ったり止んだりの天気が続いていますが、食堂の窓の外にウッドデッキがあることに気が付きました。体が不自由な患者さんも多く、そこへ出たいと思わないのか?、まだ出ている姿を見たことがないため、思い切ってベテランの看護師さんに相談したところ、看護師さんと一緒ならいいとゴーサインが出ました。

昼下り看護師さんを伴ってウッドデッキに出ましたが、180度広がる大パノラマ眺望に感動しきりでした。昨日は理学療法士さんがリハビリ歩行訓練に、玄関先の長い通路まで足を伸ばしてくれ、最高にエンジョイできた一日でした。

「病院の 生活慣れて あっちこち 動き回って エンジョイしてる」

ウッドデッキにて
パノラマ眺望

 

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◯病院の網戸にホタル

入院している患者さんに漏れ聞くと、四国地方は早くも梅雨入りしたそうです。入院生活が長くなると外の季節の変化は、窓越しに見える景色のみで、梅雨入りなどどこ吹く風といったところです。

それでも夜少しムシムシして寝苦しかったりすると、もう梅雨入りかと思ったりしながら暮らしています。病院周囲はみかん畑が広がっているため、網戸には名前も知らない虫たちがとまったり、中にはどこから侵入したのか分らない虫も夜の明かりに誘われて集まっています。

昨日の夜トイレの窓に何やら光る虫を発見しました。どうやらホタルのようでした。身障者トイレで、介助者がついて車椅子でトイレに入るため、みんな窓に止まっているホタルを見る余裕などなく、用を足せば足早に病室へ戻っていました。

思わぬ幻想的な蛍の光に癒やされましたが、そろそろわが町の上灘川周辺でもホタルが飛び始めているに違いないと、少しふるさとのことを思いながら床につきました。

「病院の 網戸に一匹 ホタル見る 今頃そろそろ わが町ホタル」

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◯麦秋の候

松前町、伊予市、東温市など松山市周辺は全国一の裸麦の産地です。毎年この頃になると畑一面が黄金色に色づき、それは美しい景観を見せてくれます。この時期のことを麦秋の候とも呼んでいます。

今年はリハビリ入院している高台にある伊予病院の窓から高見の見物をしていますが、農家では梅雨の走りと思われる足繁く降る雨を気にしながら、急ぎ足で麦刈り作業を行っているようで、黄金色の面積が次第に少なくなっています。

農家は麦刈後の麦わら処理と、病害虫駆除のため、焼畑農業をやっているようで、夕方になると畑で麦を焼く白い煙があちこちから立ち上っているようです。昔は麦わらを敷き藁に使ってスイカづくりをしていましたが、子どもの頃は麦わらで麦笛、蛍籠、ストローなどを作ってよく遊びました。

「麦秋の 爽やか季節 やって来て 白煙もうもう 風にたなびく」

 

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◯風の便り

昨日の夕方、近頃毎夕やっている家族とのビデオ電話で、私の留守中免許証更新通知と新型コロナワクチン接種の申込用紙が届いたと妻が教えてくれました。免許証は2日間の後期高齢者講習が義務付けられているので、昨年妻の講習の折どこの教習所も満杯だったこともあり、早速妻に頼んで近場の教習所へ予約を入れてもらうことにしました。

ワクチン接種も優先的な後期高齢者なので、近くの病院へ予約を入れてもらうよう頼みました。自分では若いつもりでまだまだと思って見ても、社会のシステムは完全に私を高齢者と見ているようで、それも仕方のないことと諦めていますが、新型コロナの優先接種を巡っては、予約電話が殺到しパニックになったというニュースを聞きながら、複雑な気持ちになりました。

日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え世界一となっていますが、健康寿命と平均寿命との間には約10年の開きがあって、介護もしくは要介護の必要な高齢者が沢山いるのです。貧しい時代を生き抜いてきた高齢者ゆえ、冷静な行動を忘れ、まるでアリが群がるように我先に接種を求める姿は、何とも見苦しい感じがしています。むしろ老い先短い高齢者より、未来のはるかに長い若い人たちに道を譲るべきではないか、そんな気がする昨今です。

「高齢者 否が応でも レッテルを 貼りたがられて 肩身が狭い」

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◯映像ながら本物の孫の手

このところ毎日のように夕方午後7時半頃、LINEのビデオ電話を使ってわが家と交信をしています。同居の息子はこの時間まだ仕事から帰っていないため、画面に出てくるのは若嫁と妻、それに二人の孫です。

お互いが近況を述べ合う簡単な会話ですが、これが中々のものでいながらにして家庭の様子が分かるのです。昨日小学校6年生の孫奏心が、「おじいちゃん元気そうになったね。なにか欲しいものある?」と聞かれました。

とっさに「ギブスを入れた左足が長くなったので痒くて仕方がない」と言えば奏心が、「おじいちゃん、かゆい足を画面に映してご覧、僕がかいてあげる。これが本当の孫の手だ〜。」と画面越しにギブスで巻いた左足をかいてくれました。何という優しさでしょう。元気百倍でした。

「画像にて ギブスを巻いた 左足 本物孫の手 かいてもらった」

ギブスで巻いた左足
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◯病院での食事

転院前に入院していた病院では、3度の食事を一度に運ぶのに人の背丈ほどもある箱型ボックスがやって来て、長い廊下を病室ごとに看護師さんや補助看が、患者さんの名前を確認しながら配ってくれました。

単調な入院生活ゆえ3度の食事は患者のささやかな楽しみでもあるのです。そんな患者の心情を慮ってでしょうか、箱型ボックスにはスピーカーが取り付けられていて、まるでロバのパンのように軽やかな音楽を流しながらやって来るのです。

一方転院後のこちらの病院では、構造がどうなっているのか分かりませんが、まるで大八車が到着したような、かなり体に堪えるようなガタゴトの音とともにやって来て、食事を待っているささやかな幸せ気分を少し壊しているようです。

転院前の病院はそれぞれがベッドで個食、転院後の病院ではディスタンスに気を配った教室方式の集団食事で、ダントツ後者を支持する私なので、比較しながら一長一短の良さを噛み締めています。

「病院の 一番楽しみ 食事です 病院それぞれ 一長一短」

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