〇青森県産リンゴならぬリンゴの絵が届く
昨日私の元へ青森県産のリンゴが届きました。リンゴといっても絵に書いたリンゴで食べられないのです。送り主は大洲市新谷に住む私の友人徳田糸江さんからです。徳田さんは双海町出身で山を一つ越えた大洲市新谷へ嫁がれていますが、西田和子さんや亀本幸三さん率いる大杉年輪塾の強力メンバーとして活躍をしています。インターネットホームページによると徳田さんは、四国遍路客のためにお風呂を造って接待される等頭の下がる活躍をしていますが、時々西田和子さんたちと一緒に年輪塾や双海町のイベントに参加してくれるのです。
糸江さんのお兄さんが私と同級生だし、同じ下灘中学校の卒業生でもあるので、何かと心が通じ合い、時々達者な多芸を生かしてこうして絵手紙をいただくのですが、無芸な私には返信のすべもなく、失礼とは思いましたがこうして、ブログ初日の話題に取り上げさせてもらいました。
本来ハガキは表は住所と名前、裏にお便りを書くのでしょうが、絵手紙の場合は裏に絵を書くため表に便りが書かれていました。
「先日はまちづくりフォーラム下灘駅での講演、とても素晴らしく感動をありがとうございました。下灘駅は私にとっても心の駅で、思い出がいっぱい詰まった駅です。この風景を眺めていると心が癒されます。潮風が心地よく、笑顔になれた一日でした。私は海が大好きです。つらい時など海を実に良く行きました。茜色に染まった夕日のしずむ中のハーモニカは最高でした。感動をありがとうございました。お礼まで!!」と嬉しいお便りでした。
ふと、あの日糸江さんが見た夕日、私がカリスマ対談しながら見た夕日のことを思い出し、デジカメの中に残っている夕日の写真を取り出そうとしました。ひょっとしたら消したかも知れないと思い、デジカメのメモリーを取り出し、パソコンに挿入して呼び出してみました。「あった、あった」です。
私は糸江さんのお便りにもあったようにこの日ハーモニカで、臆目もなく赤とんぼと夕やけこやけの歌を吹いたようです。すっかりそのことを忘れていて、糸江さんからのお便りで改めてそのことを思い出しました。
私はリンゴが大好きです。リンキャベという造語を作るほどリンゴとキャベツは殆んど毎日欠かすことなく食べ続けているのです。食べれないリンゴの便りでしたが、食べたリンゴはなくなるものの、糸江さんからのリンゴの便りは、いつまでも大切に取っておきたい便りでした。
「絵に描いた 食えないリンゴ 便りにて 届いて嬉し 早速ブログ」
「お話と 下手糞ながら ハーモニカ 褒めてもらえて 少し勇気が」
「同郷は 同じ思い出 持っている 下灘駅も 記憶の底に」
「ひと山を 越えて届いた 絵手紙に どこか懐かし 風情感じる」