shin-1さんの日記

○北海道のお土産は土産話でご勘弁

 今朝三浦さんのパソコンを借りてブログを開いていますが、4日ぶりに自分のホームページを開いて見ると、北海道の土産を希望している書き込みが沢山ありました。しかし4日間の旅の疲れで荷物を持ち運ぶこともできず、ましては皆さんと今日は少しばかりの時間を割いて周辺の散策をすることになっていますので、荷物にならない土産ならぬ土産話にすることに決めました。アシカラズご了承ください。

 さて、4日間もパソコンから遠ざかっていると、パソコン音痴になって、自分のパスワードを入力することすら忘れてしまうあり様で、パソコンを前に戸惑ってしまいました。それでも何とか呼び出して、とりあえず北海道でしか書けないブログ書きに寸暇を惜しんで挑戦しているのです。でも所詮はホテルのロビーでの出来事なので、残念ながら詳しいことは書けません。4日間の北海道での出来事や思い出は、今晩帰りますが疲れているので、あす以降にしたいと思っています。

 前回美幌町にやって来た時は2月でした。冬の大荒れの天気で飛行機が飛ばず東京で足止めを食らうなど散々苦労をした記憶がよみがえってきましたが、実は今回の美幌も一日目は、台風の影響を予感させるような天気になりました。

北海道上空に差し掛かると雲の切れ間に入るため飛行機は少々揺れました。そして女満別空港に降り立つとかなり強い雨が降っていました。台風の影響かな?と思いつつ、帰りの便が果たして飛ぶかどうか不安になりました。毎日時々入る妻からの電話が唯一頼りの天気予報となりましたが、これまで旅行の度に妻は私専用の天気予報士となってくれているのです。

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○北海道美幌からおはようございます

 今朝は北海道美幌町のホテルで目を覚ましました。そして私を呼んでくれた三浦さんのご厚意によって、ホテルのロビーにパソコンを持ち込んでいただき、美幌町から4日目にブログの書き込みを行い、読者に「おはよう」のあいさつをさせていただいています。

 今日の私の予定はこれから食事をして散歩に出かけ、9時半頃にホテルを出て帰路に着く予定です。帰りは女満別から飛んで東京羽田経由で松山へ20時40分に到着する予定です。

 明日は久しぶりに人間牧場へ行きますので、予定されている方はどうぞご安心してお越し下さい。

 (ここまで書いてホテルをチェックアウトしましたが、後学のために少しだけ感想を書き加えておきます。)

 久しぶりの北海道は、四国に住む私から言わせると、朝晩は少し肌寒くて11月くらいな気候ですが、昼間は丁度よい気温で、暑くも寒くもなく一年中で一番過ごしやすい時期のようです。

 心配された台風も小笠原諸島方面で北東に向きを変え、スピードを上げて足早に彼方に去って行きました。

 折しも北海道で過ごした5日間は、シルバーウィークを先取りしたような時期だったものですから、日本列島全体が落ち着いた静けさでした。でも帰る前の日と当日は沢山の人が動いていて、混乱の渦中でしたが、帰りの飛行機が多少遅れたくらいで、何のトラブルもなく無事講演旅行は終わりを迎えました。

 今回は佐呂間の漁師さんである船木さんのご厚意と、美幌町ホットあいず三浦さんの気配りによって様々に仕組まれました。船木さんの所属するオホーツク寒気団の皆さんや、行く先々での歓待は想像をはるかに超えてまた新たなご縁をいただきました。また様々な新しい発見もありっ学ぶことの多い講演旅行だったように思います。昨日から200枚にも及ぶデジカメの写真の整理をしながら、出会った人、訪ねた町の思い出をルポし始めましたが、かなり時間がかかりそうです。

 でも記録しないことは記憶されないので、記憶がある間にブログに書き込んでおきたいと思っています。気の早い気配りのできる方々からはメールやハガキが続々と到着していて、尻に火が着きうかうかできない様相です。

 まあ何はともあれ風邪も引かず、新型インフルエンザにかかることもなく元気で妻と親父の顔が見えたことを感謝しています

  「美幌から ロビーでお早う ブログ書く 友の気配り 感謝感激」

  「暑くなく 寒くもなしの 旅気候 大きなバック 少々恥かく」

  「飛行機の チケット手配 する術を 教えてもらい 次から楽だ」

  「北海道 首相誕生 して元気 大売り出しで 景気回復?」 

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○今日から北海道へ講演旅行です

 「お父さん、私はあなたが羨ましい」とは妻の弁です。それもそのはず今日から北海道へ講演に行くのです。妻だけでなく私の友人たちも「北海道へ講演旅行に行くという話しにみんな「あんたが羨ましい」といいます。知人などは「若松さん、北海道へ行くのだったらお土産を期待しています」とじゃれるのです。

 今日は松山空港から飛び立ち、東京羽田を経由して北海道女満別空港に降ります。佐呂間町や美幌町などで講演を4日ほどして連休初日の20日に帰ってきます。一週間近くも北海道に滞在しますが、季節の変わり目なので、寒さが心配です。でもこのころの北海道は一年中で一番季節のいい時期かもしれないと思って乗り込みます。あわよくば日本列島の走りである紅葉前線に出会うかもしれないと密かに期待をしています。

 今朝は妻の運転で松山空港までこれから送ってもらいます。帰りは最終便なので妻に空港まで迎えに来てもらう予定です。チケットは持った、時計は持った、携帯電話は持った、デジカメは持った、財布は持った、おっと肝心の木になるカバンは持ったと確認をして、車に乗り込みます。

 私は何年か前、飛行場についてチケットを忘れたことに気がつくような慌て者です。以来出発前に指差確認をするようになりました。妻の荷造りしてくれた着替えなどを入れた少々太めの旅行カバンと木になるカバンを提げてさあ出発です。

 土産ならぬ土産話を楽しみにしていてください。

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○動かなくなった腕時計と新しい時計

 私にとって腕時計はタイムキーパーの役割を果たしてくれる大切な持ち物です。講演会で講演やシンポジウムのコーディネーターをするとき、いつも腕から外して目の前に置き、「後何分」などと腕時計を見ながら話を組み立てて行くのです。先日もそのつもりで腕時計を腕にはめて出かけました。いつものように腕時計を演壇の上に置きやがて講演を始めました。1時間ばかり話して時計を見ると、まだそれほど話していない表示です。可笑しいと思い演題から見える室内の時計に目をやると、自分の腕時計が止まっていることに気がついたのです。少し気分が動転しましたが、そこは毎日のように人の前で橋をしていることもあって、とっさに「ただ今私の手元の腕時計は○○時です。したがってまだ○○時間か話していません。これから残りの○○時間話しますのよろしくお願いします。実は私の腕時計が故障して動いていないことに気がつきました」と話すと、これまで緊張していた会場が大爆笑となって、参加者の目は室内の時計に集中したのです。

 「でもどうぞご安心ください。私には秘密兵器と呼ばれる携帯電話があって、この電話にはデジタル時計が組みこまれているのです」とやると、また爆笑となりました。

 まあこんな具合で、長年使っていた腕時計が動かなくなってしまいました。この腕時計はここ解けの話ですがもう5年前、新宿西口の駅の構内で千円で買った代物なのです。でもこの5年間電池を交換することもなく、また狂うこともなく動き続けてくれたのですから、十分元は取っているのです。

 昨日は腕時計の電池交換をしたら動くかも知れないと思い、地元の時計屋さんへ行きました。顔見知りの時計屋さんなので電池交換は直ぐにできるとばかりにいじくっていましたが、「若松さんこの時計はもう寿命です。電池を入れ替えても動きません。どうしますか?」と言われました。仕方がないので「安い腕時計はありませんか?」と尋ねました。田舎の時計屋さんだけあって、日ごろは余り売れないようで、カウンターのショウウインドーに飾ってる中から、私の好みに合ったようなものを見つくろって出してくれましたが、私の知名度?と顔に合わせて出してくれたのは、いずれも二万円相当のかなりいい腕時計でした。私はそれほど腕時計に凝るタイプではないので、五千円以下のは?と尋ね、怪訝そうに取り出す時計屋さんをしり目に6千5百円の腕時計を見つけました。「これ幾らになりますか」と値引きを誘導しました。「4千5百円にまけときましょう」「はい買います」てな調子で決めたのです。腕の大きさに合わせて調節してもらい時計屋を出ました。

若松進一ブログ

 これが私が買った腕時計です。これでも防水自動巻きのすぐれものなのです。私にとって時計はタイムキーパー用なのですから文字盤はシンプルな数字が必要です。見易いことが条件なのでぴったりです。今回買ったものには曜日がひゃ宇治されるすぐれものなのです。

 昨日早速松山大学の教室での勉強会で講演を頼まれ出かけて1時間30分この腕時計を前にお話ししましたが絶好調で、いい腕時計を手に入れたと内心自分に自慢をしているのです。

 昨日は年輪塾の公開講座打ち合わせを「いよじ」という松山市駅前の居酒屋でやりましたが、早めに店を出て松山大学へ行く途中もずっとこの腕時計の初世話になったのです。帰りに再び居酒屋へ立ち寄り松本さんを軽四トラックに乗せて伊予市で下ろし、家に帰ると妻は目敏くその腕時計に気がつき、「明日から北海道へ行くというのに腕時計はどうするのだろうと思っていたので、いい腕時計を買ったね」と褒めてくれました。金額のことや値切ったこと、時計屋さんとのやり取りなどを話し、二人で大いに盛り上がりました。

 この新品の腕時計を腕にはめ今朝間もなく北海道へ講演旅行に出発します。


  「千円で 買った時計が 動かない 五年も使い 元は取ったぞ」

  「命ある 物だとばかり 時計屋で 電池交換 するも動かず」

  「二千円 値切って時計 買いました 腕に輝く 少しのお洒落」

  「今日からは この腕時計 手がかりに 講演などを しっかりやろう」

  


  

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○小窓ができました

 昨日息子からメールで、4枚の写真が送られてきました。私が作業に夢中になっていて取り忘れた写真です。息子が撮ったデジカメの写真は容量が大きく、またそれを取り込むのに浅はかな私のパソコン技術では四苦八苦しましたが、まあどうにか取り込むことができたのです。

 一枚目の写真は大工さんが長い書棚の一角に穴を開けている作業風景です。この場所に置いていた本を片づけました。外から見る書棚いっぱいに並ぶ本の風景は、私としては相当気に入っていただけに少々悔いは残りましたが、かまど小屋の敷地の関係でこのような結果になってしまいました。

若松進一ブログ

 裏側のかまど小屋から見ると壁のこの位置に小窓をつけたのです。かまどで炊いたご飯をかまど小屋で茶碗によそってこの小窓から反対側の水平線の家に出そうという算段ですが、まるで何処かの食堂の厨房のようでもあります。小窓の下と左手にははめ込みの粋な小棚が設けられ、入口左には収納上がりかまちがでてくるようになっていて、かなり面白いアイデアとなっています。

若松進一ブログ

 まだ未完成ですが、水平線の家側から見るとこのような小窓になるのです。この日は残暑が厳しく、前日の雨で蒸し暑かったものの、この小窓を通して吹き抜ける風は思わぬ涼風を運んでくれました。最終は違い棚のようになる予定で、本の整理をすればまた物語のできそうな空間なのです。

若松進一ブログ

 窓越しに見えるかまど小屋のワインレッドのかまどと、そこで始まるであろう作業風景と息遣いはこの小さな窓を通して伝わって来るものと思われます。季節は夏から秋へ移ろうとしており、畑の隅に生えているススキもそろそろ穂を出し始めました。真っ青な海も空も穏やかに凪いで、かまど小屋の完成を祝福しているようでした。

 さあ私の夏休みもいよいよ終わりです。明日からは遠い北海道へ少し長めの講演旅行に出かけます。帰ったころにはかまども自然乾燥が進んでいるものと思われ、火入れが楽しみになってきました。


若松進一ブログ

  「本棚の 一角破り 窓開く 初秋の風が ゆるり流れて」

  「窓越しに ワインレッドの かまど見ゆ 湯気と香りも 流れくるかも」

  「四年間 入りし光で 変色す 本の殆ど 紫外線焼け」

  「息子撮る 写真メールで 送り来る 便利になった 居ながらにして」  

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○プランターの土の入れ替えをしました

 玄関先や庭を花で美しく飾りたいと思うのは、女性なら誰もが持つ願望かも知れません。玄関に活けた生け花や、庭のプランターに植えた草花を見れば心が和むし、例え一輪ざしに挿した季節の草花であっても、そこに四季の移ろいを感じるのは、やはり日本人の繊細な美への思いかも知れません。わが家では妻が玄関と庭先にそうした美の空間を質素ながら作り、来訪者というより私たち家族の目と心を楽しませてくれています。でもそれらのたった小さな空間でも、それを維持しようと思えば手間暇かかるし多少のお金もいるのです。お金は別として女、妻、母、嫁、親、姑、職業人など幾つもの仕事をこなさなければならない妻にとっては時間的余裕がなく、傍で見ていますが中々大変なようです。特に夏場は生け花は日持ちがせず、水やりもちょっと油断すると枯れてしまうのです。

若松進一ブログ

 この時期は季節の変わり目なので、庭のプランターは見るも無残なほどになっていて、はやく夏の花から秋冬の花に植えかえて欲しいと主張しているようです。妻も毎年の繰り返しなのでそのことは分っていて、日曜日に外出した際園芸店へ立ち寄って、園芸用土と花の苗をどっさり買って帰りました。昨日は月曜日でした。妻は近くの歯科医院に勤めていて月曜と金曜日は夕方遅くまで仕事があるため、花を植える暇がないので、私は午前中見かねてプランターの土の入れ替えを殊勝にも一人でしてやりました。

若松進一ブログ

 発泡スチロールの大きなトロ箱を用意して、その中にプランターの土を逆さまにして出し、雑草や毛根を丹念に取り出すのです。そしてその土に買ってきた新しい用土を三分の一ほど加えてプランターに戻すのです。この作業は結構きつく、一輪車で運ぶのですが腰や腕にくる作業でした。近々北海道へ講演に出かけることもあって、もしもぎっくり腰にでもなったら大変と、そのことだけを注意して作業に臨みましたが、体力の衰えはいかんともし難く、20数個のプランター全ての土を入れ替えるのに2時間もかかってしまいました。

 昼休みに帰った妻は頼みもしないの土の入れ替えをしている私のただならぬ様子に苦笑しながら、「まあ珍しいことをしてくれてありがとう」と、皮肉めいたお礼を言ってくれました。汗だくの奮闘を終えた私は手と顔を洗って昼食を取りましたが、妻は早速外に出て買ってきていた苗を植えていました。少しずつ植えかえようと思っていた妻の目論見が外れたため、苗は半分程度しか植えれず足らなくなりました。今日にでも買ってくるそうですが、わが家のガーデニングもすっかり衣替えをしました。

若松進一ブログ

 わが家では毎年友人のまり子さんからプランターに植えた葉ボタンが届きます。「毎年悪いなあ」と思いつつ内心は今年も期待していますが、この葉ボタンのお陰で正月には見事な玄関のディスプレーができるのです。

 わが家は菜園を含めると敷地が660坪もの田舎らしい広さゆえ、ゆったりとした空間の中で暮らせるのですが、その分草引きや剪定担当する親父と、草刈りや耕しを担当する私、それにガーデニングの真似ごとをする妻の3人が家の周りの空間維持を行っています。これからはそれぞれが年齢的なこともあって、重くのしかかることが容易に想像できるのです。

 まあなるようにしかならないのですから、お互いがお互いを助け合って、それぞれの持ち場を守りたいと思っています。妻の頭の中には毎年9月末わが家にやって来る、私が教えている大学生たちのことが気になっているようで、念入りにあちこちを掃除しているようですが、プランターへの花の植え替えもそのことへの対応かもしれないと、心の隅で思いながら協力をしました。でも少しだけ感謝されるいい汗をかきました。


  「柄になく プランターの 土替えを 一人せっせと 初秋半日」

  「ありがとう 少し皮肉を 込められて 半分嬉し 妻の一言」

  「妻植えし キキョウの花に 水をやる 土は私と 威張りながらも」

  「早秋か 作業しながら そこここに 季節移ろい 生まれ日近く」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○また一つ夢が叶いました

 この一週間は暇さえあれば人間牧場へ出かけ、かまど小屋の中にかまどを造る作業をデジカメに収める地道な作業を行いました。昨日は日曜日だったこともあって設計した息子も左官も大工も勢揃いして賑やかな終いの工事が行われました。まだ端々の工事は残っていますが、本体工事とかまど工事は大体は片付きました。

 昨日は先日片づけた書棚の一部分にかまど小屋と水平線の家に通じる穴が開いて、何とも奇妙な空間が出現しました。最初の計画では水平線の家から直接かまど小屋へ入れるように設計していましたが、土地の形状から外からしか出入りができないため、苦肉の策としてこの窓ができたのです。でも開けてみるとこの空間から見えるかまどの様子もまたおつなもので、また新たな物語が語られそうな予感がしました。

若松進一ブログ

(すっかり出来上がったワインレッドのかまど)
若松進一ブログ

(煙突穴も耐火レンガでデザインしました)
若松進一ブログ
(かまど小屋の裏庭も古い瓦で修景しました)

若松進一ブログ

(屋根に降った雨を貯める雨水利用タンク)

 昨日は松山三津浜のコーナンへ切り石や屋外シンク流し台を買いに行ったり、そこら辺のあた片づけをするなど、気がつけば朝ご飯も昼ご飯も食べずに働きました。夢中になると食べることさえ忘れるのですから私も相当ええ加減な男です。

 今回のかまど小屋は息子の設計によると相当凝っています。屋根は狭いながら環境に優しい屋上緑化をするそうで、既にFRPが張られ、屋上の雨水はステンレスタンクに貯められ、利用するようにしています。間もなく屋根に芝生を張るそうですがはてさて上手くいくかどうか心配しています。

 またソーラーパネルを設置して小さいながらバッテリーに充電してかまど小屋の照明に使いたいと、先日から充電実験をしているようです。


 まあ一事が万事人間牧場は環境をテーマにしているので、少しずつ環境に優しいことをしているのです。この施設でいかほどのCO2削減になるかは疑問ですが、少なくともこの施設を利用する人たちに環境を考えてもらう一助になればと思って息子は知恵を絞っているのです。「親が親なら子も子だ」と妻には笑われていますが、乏しい資金で知恵を出しながらやっています。それでもこの5年間でその乏しい資金もそろそろ底をつきかけて、心もとない心境です。

 今回のかまど小屋の整備は僅か一坪半の小さな施設なのに、かまどの築炉という設備の整備をしたためかなり大きな出費になりそうで、今も頭が痛いのです。息子はお金のことなどオーナーである私が出すものとばかりに次々と考えてくれていますが、私の限界も近づいたようで、少し充電しなければと思っています。

若松進一ブログ
(息子と二人で完成したかまどの前で記念写真を撮りました)

 それでも今回もなにはともあれ完成しました。8月の始めに着工し9月まで長くも短い約一カ月でしたが、5年間の集大成にふさわしいものでした。特にこの一週間は左官さんや大工さんなど様々な異業種の人の話を聞いたり、労働の姿に触れる機会もありとても参考になったように思います。夢を持ち夢の実現のために努力する、そして夢がかなうことは素晴らしいことです。お陰で財布も軽くなりましたが、金は天下の回りものです。また次の夢を膨らませながらいい人生を歩みたいと思っています。


  「工事中 暑くもあった 一ヶ月  夢が叶って かまど完成」

  「そこここに 息子の知恵が 生かされて CO2も 少し削減」

  「さあ次は クヌギ原木 切り倒し 薪割る作業 始めなければ」

  「毎日が 何処かワクワク するような 書くこと多し 今朝もブログに」  

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○ラジオ深夜便「こころの時代」がCD-Rとなりました

 私のことを「若松先輩」と呼んでいただく友人が大分県にいます。その人の名前は渡邊又計、私と同じ役場退職組でリタイア後は再就職をしています。ダンディーで几帳面な渡邊さんと出会ったのは、豊予海峡を挟んだ愛媛県旧三崎町での交流研修会でした。旧三崎町の塩崎満雄さんの紹介で知り合い、その後講演依頼などもあって急速に縁が深まり、何人かでグループを作って交流を続けているのです。

 渡邊さんの写真の腕前はプロ級で度々展覧会で入選していて、出会う度にスナップ写真を撮り続けて送ってくれるのです。大体役場リタイア組は退職すると縁が遠くなるものですが、渡邊さんの場合は奥さんともどもの深いご縁をいただいているのです。

 私と渡邊さんを結び付けるもう一つの原因は、私が毎日書き続けているブログ「shin-1さんの日記」の愛読者で、殆ど毎日読んでくれているのです。読むだけの人なら多い日には1500人もカウントされているのですから当り前なのですが、渡邊さんは私のブログに書かれた文章の誤字脱字を校正して、ちゃんとデジタル保存しているのです。驚いたことに今年の春先、一枚のCDが送られてきました。中を開けてみてびっくりしました。中から出てきたのは私の3年間のブログを全てを一枚のCD-Rに入力し、しかも写真や似顔絵まで焼き付けているのです。このことを見ただけでも只者ではないと思うのです。

 その時同封したメモに「VTRや音声テープでもCD-Rできますからどうぞ」と書かれていました。先日人間牧場の書棚を整理をしていると、中からテープが出てきました。古くなったミニコンポに挿入して聞いたところ懐かしい声が出てきました。テープの箱に書いたメモには「愛媛県双海町地域振興課長若松進一NHKラジオ深夜便『こころの時代』【沈む夕日で町おこし】第一回放送分・2002年(平成14年7月3日・水)午前4時台放送と、長ったらしく書かれていました。ふと渡邊さんのことを思い出し、第2回放送分も合わせて送ってしまったのです。渡邊さんから早速電話が入り、もう出来上がって送ったとのことでした。素早い対応に驚きましたが、昨日その元テープに添えてCD-Rが送られてきたのです。

若松進一ブログ

 前回のブログも驚きましたが、今回も見事な出来栄えで、パソコンの苦手な私としては凄い技術だと感服し、早速パソコンに挿入して聞かせてもらいました。2002年といえば今から7年も前です。テープなので若かったかどうかさえも分りませんが、NHKの中野正之ディレクターのインタビューに答える形で饒舌に話す自分の声に張りを感じました。

 渡邊さんのメモの通り、カセットテープやVTRテープは磁気のため保存が難しく、デジタル化しないと持っていても宝の持ち腐れになってしまう可能性があるのです。今しかできないことはそれらをデジタル化して保存版を作らねばならないと分っていても、渡邊さんのように上手くできない人は人に頼むかお金をかけてしなければならないのです。私のカセットテープやVTRテープは膨大です。全てをすることはできませんが、せめて保存しておきたい数本だけでもと、渡邊さんのご厚意に甘えたのです。

若松進一ブログ

 情報の技術革新は目覚ましく、私のような古い人間は時代に取り残されてしまいました。同じ時代に生まれ育ちながら片や渡邊さんは独学でデジタル技術を学んで移り行く時代の橋を上手に渡っています。その違いは向学心かも知れません。遅れたと感じながら時すでに遅く、その遅れを取り戻せない私ですが、進んだ渡邊さんの力を借りて少しだけ遺し伝えることができそうですが、これにも限界があると感じつつ、渡邊さんから送られてきたCD=Rを机の上に置いてまざまざと見つめる朝となりました。

  「友人の お陰でテープ 変身し 返信されて 感激見入る」

  「私など 時代遅れも いいところ 差がつき友は ずっと先行く」

  「七年も 前のテープの 俺の声 やはり若いな 感じ入りつつ」

  「遠いけど 近くいるよな 友ありて 気配り感謝 恩を感じつ」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○野菜の苗をどっさりいただきました

 昨日の朝、私の友人であるまり子さんがどっさり野菜の苗を自宅まで持ってきてくれました。私は着替えもせずパジャマ姿でパソコンをやっていて、玄関でチャイムが鳴ってパジャマで出たため赤恥をかいてしまいました。毎年このころになるとまり子さんから嬉しい野菜の苗が届くのです。

 昨日はまり子さんが来ると同時に雨が降り始め、さてこの雨では植え付けもできないが、まあ降り始めだし大したことはないだろうと、親父と二人で植え始めたのです。幸い雨も小康状態で、先日畑は耕耘機で耕していたこともあって、どんどん植えました。昨日持ってきてくれた苗は小分けをして紙でラベルがつけられていました。しかしその名前は、私にとっては初めて目にするような名前で、「えっ、これ本当に野菜の名前?」と思うようなものばかりでした。

 YK錦秋早生年内採りキャベツ20本

 ルビーボール(赤キャベツ)4本

 グリーンボール(生食キャベツ)9本

 カリフラワー(花野菜)4本

 パープルフラワー(紫カリフラワー)4本

 スティクセニョール(茎を食べるカリフラワー)10本

 オレンジブーケ4本

 早生白菜(年内採れ)24本

 晩生白菜(金将)16本

若松進一ブログ

 聞いたことも見たことない名前の野菜を手に取りながらまざまざと見つめ、一列一列丁寧に植えて行きました。親父はいつもの通り几帳面に筋縄を張ってそこへ畝を立、て私が定規を使って等間隔で植えるのです。親父はその周りに牛フン堆肥をばら撒き、私がジョロに水を汲んで頭からかけ一応植え付け作業を終えました。私たちの作業が終わるのを待っていたかのように雨は本降りとなり、安堵の胸をなでおろしました。

 今朝畑に行ってみました。昨日の雨で畑はしっとりし、野菜の苗も天の恵みをいただいてしゃきっとしていてホッとしました。これから当分の間は気温が高く、虫も苗の葉っぱを好むので、こまめに世話をしなければなりません。と言ってもその作業は毎日家にいる親父の役割になりそうですが、とりあえず目のいい私が注意深く見守りたいと思っています。中には年内に収穫できる品種もあるようなので、今から楽しみです。


  「雨に濡れ しゃきっと立ちし 野菜見て 天の目恵みの 有り難きかな」

  「この野菜 名前はエーと 何だっけ 植えた先から 忘れてしまう」

  「この秋も 親父元気で 指図する これでいいのだ 長生き秘訣」

  「冬菜苗 定規で測り 植えて行く 畑を見れば 分る作り手」 

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○時間が足りないと思う4つの原因

 人間に等しく与えれれた一日24時間、一年356日なのに、ある人は余裕綽々と暮らし、ある人は時間に追いまくられて暮らしている、その差は一体何なのだろうと、むしろ古社の部類に属して毎日あくせくと動き回る私は時々思うのです。そこで考えたのは「時間が足りないと思う4つの原因」でした。

 まず一つ目はメールです。私は毎朝4時に起床しますが、起きるとトイレに行く前、顔を洗う前、着替える前にまず書斎へ行きパソコンの電源を入れます。そしてパソコンが勝手に立ち上がる間に、トイレ、洗顔、着替えをしてパソコンの前に座りメールを呼び出します。最近はメールも利口になって迷惑メールと必要メールを寄り分けてくれるため大助かりですが、それでも幾つかのメーリングリストに名を連ねているため、かなりたくさんのメールを読まなければならず、その上処理となるとせっかく早起きしても1時間もかかることだってあるのです。それでも情報化社会に生きる者にとってはこれも大切な仕事と諦めて対応しているのです。

 「朝起きたらまずメール」という習慣は、私の時間の足りなさの最初のつまずきになっていることは事実ですし、何年か前までこの時間は本を読んだり、海岸清掃などのボランティアの時間だったようで、大きな時間組み立ての変化だと気がつくのです。加えてブログに毎日2本も欲張って記事を書いていることも時間圧迫の最大の原因のようだと気がつきました。

 二つ目は携帯電話です。携帯のメールに慣れていない私は、余り携帯のメールを使いませんが、携帯電話の使用頻度と利用料はうなぎ昇りのようで、自動引き落としなので財布への影響を直接感じないだけに気がかりです。携帯はもう社会の常識ですから、歩きながら、食事をしながら、時には寝転がってテレビを見ながら携帯電話で相手と話している姿を見て苦笑するのです。若い人ほどではないにしても、携帯電話で通話している時間は数年前までなかった出来事なのです。昔は電話はある場所に設置されていました。ゆえにある場所へ行かなければ電話はかけられなかったのです。今は人間に電話がついて歩くのですから、当然電話がかかってくる相手はいつどもどこでも私を呼び出せるのです。「今いいですか」と前置きして話してくれますが、その殆どは運転中や会議中であって、着信履歴に基づいて掛け直さなければならず、まあかなりの時間を費やされるのです。


 三つ目はミーティングです。自由人になった私にはさすがにこの時間は少なくなりましたが、役所や会社はミーティングがお好きのようで、まあミーティングの時間も給料をいただくのですから、打ち合わせと称する会議をやたらだらだらやるのです。私はこのミーティングが一番嫌いで、在職中は朝の5分間だけ立ってミーティングをやりましたが効果抜群でした。ミーティングは時間をかければいいというものでもありません。ミーティングによって生ずる参加者の時間的合計ロスを考えればミーティングはかえってロスが多いのです。


 四つ目は時間に対する考えの甘さでしょう。リタイアした私は妻に「何でそんなに毎日忙しいの。もっとゆっくり過ごしたら?」と、時々言われます。妻の目から見れば日々の私は、自由人と言いながら、時間に追いまくられて過ごしているように見えるのでしょうが、私から言えば時間を追って過ごしているのです。つまり私は妻より数倍充実した時間的日々を過ごしているのです。

 でもふと少し反省もします。もっと余裕を持って生きたいと・・・・・・。私のゼンマイはいつも張り詰めたようです。もしこのゼンマイが切れると奈落の底かも知れません。もうそろそろそんな歳になったことを意識して生きて行かなければなりません。昨日は妻の64回目の誕生日でした。10月には65歳となって私も高齢者の仲間入りです。今日も朝から4つの原因に悩まされながら一日を過ごすことでしょう。


  「まず起きて メール対応 する私 つまずきの元 余裕を奪う」

  「携帯が いつも私を 呼び出して 挙句の果ては 罰金払う」

  「ミーティング さすがに今は 少ないが あれも問題 気づかず今日も」

  「時間的 ゆとりあるはず リタイアで 私の暮らし 何故か忙し」 

 

[ この記事をシェアする ]