〇日本ラン・キンリョウヘン
私は「自分で採集した蜂蜜を食べたい」と思い、とりあえず見様見真似で蜜蜂の巣箱を作り家の裏に置いてみました。ところがいくら待っても蜜蜂は巣箱に入ってくれませんでした。そのうち蜜蜂を飼ってる旧野村町の井上さんという方に、地域づくり人養成講座で出会い、懇願して師匠になってもらいました。
その後蜜蜂の巣箱の前に日本ラン・キンリョウヘンを置けば、ランの花から出るフェロモンの香りにつられて、蜜蜂が来るということを知り、師匠が春になるとキンリョウヘンの切り花をペットボトルに入れて持って来てくれるようになり、一気に蜜蜂が集まるようになりました。
その時いただいたキンリョウヘンの鉢植えを株を毎年株分けして育てたお陰で、今は毎年この時期になると花を咲かせ、巣箱の前に自前で置けるほどに数を増やすことができ、冬の寒さから守って早咲きを促すため、菜園横のビニールハウス内に冬の間入れて育てていて、この時期に花が咲くようになりました。
最近息子も養蜂に目覚め、蜜蜂の巣箱を自作していますが、最近は二人で楽しく養蜂談義や将来についていろいろ話し合うようになりました。息子は私が育てて開花したキンリョウヘンに、玉ネギ入れのネットに使う袋を被せたり、いろいろなことをしていますが、最近は目が離せない季節を迎えています。