〇桜が間もなく満開です
一昨日町外に住む親しい友人から「双海の桜の咲き具合はどう?」と電話がかかってきました。聞き及べば松山市内の桜は満開に近く、桜の名所道後公園には連日多くの花見客が押し寄せているそうです。さりとて新型コロナ・オミクロン株の感染者数も高止まりが続き、一向に減らない日々の感染者数に心が曇り、人混みの中へは行きたくないので、「双海くらいが丁度いい」と思ったようでした。
このところ年度末で、退任者の来訪が相次ぎ、町内の桜の咲き具合がどれほどなのか見てみたいと、早速修理を終えたバイクを走らせ、昨日の夕方桜の名所ふたみふれあい公園まで出かけました。昨日は少し春霞がかかっていて、海や空の青とのコントラストは見えませんでしたが、桜の咲き具合は8分咲きといったところでした。多分この陽気だと今日か明日にでも満開を迎えるだろうと、早速折り返して友人に花見誘いの電話をしました。
春の花、特に桜はパッと咲いてパッと散る潔さが魅力ですが、年度末年度初めの忙しさにかまけていると、折角咲いた桜の満開を観ずに、また写真に収めることもなく終わってしまいます。退職して17年、何がどうしてこんなに忙しいのか分からぬまま、今年も相変わらずの日々です。超高齢化社会を迎え、100歳まで生きれる時代がやって来たとはいいながら、はとてそこまでは生きれないことを考えれば、余命尽きるまでに幾度桜の花を見ることができるのか?、心もとない話です。今年の桜をしっかり目に焼き付けようと、馬鹿なことを思いつきました。
「咲いてるかい 友人電話 聞かれても はてさてどうか 首をかしげる」
「松山じゃ コロナ感染 数減らぬ 花見のニュース 大丈夫かな?」
「修理した 単車走らせ 咲き具合 8分~9分 間もなく満開」
「あと何年 桜が見れる 両手指 折りつつ余命 短さ思う」