〇春の彼岸が近づきました
年齢を重ねるうちに、家の中心だった親父やおふくろを黄泉の国へ送り、いつの間にかわが家では最長老となってしまいました。私は長男ゆえ代々続くわが家の先祖祀りをする大事な役割を担っています。少なくとも盆と正月、春と秋の彼岸の年4回は、わが家と妻の実家の墓地にシキビを持って出かけなければなりません。
妻の実家のお墓
墓地の高台から見える八幡浜湾の絶景
幸いわが家の人間牧場には、おふくろが植えたシキビの木が何本もあって、その気になればシキビをお店で買うこともなく、ふんだんにお供えができるので助かっています。昨日の日曜日八幡浜の妻の実家のお墓参りに出かけることを思いつきました。早速妻と二人で愛車である軽四トラックで人間牧場に立寄り、シキビを切り、6束用意しました。
途中八幡浜市千丈に住む妻の友人に出会うため、長浜~大洲~夜昼峠トンネルの道を走り、友人に荷物を渡したあと、大宝寺境内裏山の妻の実家の墓地へお参りし、シキビを備えて祈りを捧げました。多少曇っていましたが裏山墓地から見える八幡浜湾は、いつもながらの絶景で、春の訪れを感じさせました。お墓参りを終えると何となく爽やかな気持ちになりました。
「春彼岸 長男ゆえに 墓参り シキビを用意 妻と二人で」
「寒かった 三日ほど前 嘘のよう 昨日は気温 20度近く」
「持参した シキビを供え 懇ろに 平穏無事を 感謝し祈る」
「墓地裏の 高台からは 八幡浜 市街一望 海も綺麗に」