〇同感・同感
私は毎朝自宅に届く新聞を読み、朝な夕な居間に置いているテレビを観ながら暮らしています。私の新しい知識の殆どは、新型コロナの影響で人と接する機会が極端に減ったゆえ、インターネットを加えた間口の広い、確実と不確実さえも見分けのつかない情報に接しています。
そんな中特に隅々まで読む新聞の中で、新聞の投書欄には「同感・同感」と納得することも多くあり、時には切り取ったりもしています。先日愛媛新聞「門」欄「へんろ道」に、大洲の森本さんという方が投書していて、「習慣は第二の天性なり」という哲学者の言葉を紹介していました。
私たちは親から「天性」をもらって産み育てられましたが、小さい時は自分が勉強ができなかったり、体力的に他の人より劣っていることを嘆いたりして生きていました。そして両親の平凡さを見ながら、自分の平凡の原因は親譲りの天性のもので仕方がないと諦めていました。
しかしこの言葉を借りれば、私がいかに凡人でも習慣を積めば天性は少しずつ上向いていくのだと悟るのです。優秀な人のような学歴もなく、間もなく一生を終えますが、習慣を第二の天性だと思って、「積小為大」を目指して実行を積み重ねれば、「若松進一流」のいい人生になるはずです。私も頑張ろうと思いました。
「人に会う 機会少なく わが家にて 暮らす日々ゆえ 情報少なく」
「門という 投書の欄に へんろ道 納得すること スクラップする」
「若い頃 わが天性は 親譲り 思っていたが 第二の天性」
「凡人が 故に天性 少ないが 実行重ねりゃ 何とかなるさ」