〇人間牧場の河津桜が満開です
人間牧場の片隅に千本桜の森づくり事業の標本木として枝垂桜2本と河津桜1本を植えました。植えた時は親指ほどの小さな苗木でしたが、適地適作を得たのでしょうかその後順調に育ち、今年も早咲きの河津桜は満開の春を迎えています。人間牧場は自宅から10㎞程の少し離れた標高130mの場所にあるため、毎日のように咲いた花を愛でることは出来ませんが、それでも訪れる度に心を癒してくれています。
昨日は50人ほどの子どものお客様がやって来ましたが、さすがに子どもたちは花より団子で、綺麗綺麗と言いつつ、桜の花をゆっくりのんびり鑑賞などせず、ヤマモモの大木に登ったり、ツリーハウスやロケ―ション風呂などに目がいって遊んでいました。人間牧場には梅林があって、梅の花も今が満開ですが、花の美しさはやはり桜にかなわず、綺麗な羽根をまとったウグイスのみが10羽ほど、花の蜜を吸いながら忙しそうに枝から枝へと渡っていました。
昨日遠くでウグイスが鳴いているのを聞きました。まだ余り鳴き慣れていないのでしょうか、「ホーホケキョ」もそれほど上手ではなく、「ケキョケキョケキョ」の谷渡など聞こえませんでしたが、桜、梅、ウグイスと、一気に季節が進み暖かくなってきました。待ちに待った嬉しい春がやって来ました。
「牧場に 植えた標本 木桜 春が来たよと 今年も咲いた」
「見上げれば 青い春空 鮮やかに 河津桜の ピンク彩る」
「訪ね来し 子ども歓声 賑やかに 春に浮かれて ウグイスまでが」
「早咲の 桜に見とれ 山弁を 一人食べつつ 春空見上げ」