◯転院しました。(その2)
転院先の伊予病院は総合病院ながら、どちらかというとリハビリが専門ですが、リハビリと言っても種々雑多で、わたしのような外反母趾の手術後の歩行訓練もあれば、病後の機能回復もあるようで、私が入院していた愛大附属病院が専門病院整形外科が専門病院なのに対し、伊予病院は複合病院のようです。
対比すれば愛大は声も聞こえにくい「静」、伊予病院は「動」で、人間の息遣いが聞こえます。初めて昼食を摂りましたが、愛大はベッドで個食、伊予病院は食堂で「多数」です。しかも食事風景は対面でなく指定席で教室のように、みんなが前を向いて食べます。食べにくい方もいて、まるで特老を見る思いがしました。
親父が存命中「施設へは入りたくない。家の畳の上で死にたい」と言っていた言葉を思い出しながら、いずれ私もこうなるかもと複雑な気持ちになりました。午後から左足に15キロ程度の負荷をかけた歩行訓練が始まり、車椅子で自立運転できるか見極めた上で、今日にでも院内の1~2階を自由に動き回れる許可が降りそうです。何でもポジティブに・・・・・、これが入院の基本です。
「静と動 余りに違う あれこれに 戸惑い隠せず 右往左往す」
追伸 病室を変わったお陰で、窓から綺麗な夕日が見えました