◯今日でこの車椅子ともお別れです
先月の4月16日に愛大附属病院に入院し、翌17日に左足の外反母趾を手術しました。全身麻酔での手術だったので手術の記憶はありませんが、その後の経過も年齢にしてはそれなりに順調で、抜糸やギブス巻きを経て、今は不自由ながら左足に13キロ以下の軽い荷重をして4店歩行器と看護師さんに介添えをしてもらい、まるでロボットのような歩き方で歩行訓練始めています。
その間私の手足となって助けてくれたのは、私専用の車椅子で、まるでゴキブリが這い出すように、第2病棟の廊下を時にはノロノロ、時には暴走族まがいにのスピードで動き回っていました。後半はベッドの上で食事をするのが嫌で、もっぱら車椅子に座ったまま食事を取りました。またにわかづくりの小さな書斎でパソコンに向かい、文章を書く時も車椅子でした。
明日リハビリのための転院で3週間過ごしたこの病院を去ることになりました。主治医の先生や多くの看護師さんにお世話になりましたが、私を影で支えてくれ続けた車椅子にお礼を言いたいと思います。多分もうこの車椅子にはお目にかかれないと思いますが、これから入院してこの車椅子を使うであろう人を乗せて、存分の働きをしてください。車椅子よありがとう。そしてさようなら。
「3週間 私を乗せて 病院内 ゴキブリのよう 縦横無尽に」