人間牧場

〇ジュニアリーダー研修会

 わが町では毎年町内の小学生を対象に、子ども教室(ふるさと体験塾・おもしろ大作戦・夕やけ村)を開いています。その歴史は古くもう20年以上にもなりますが、子ども教室で育った子どもたちは、中学生になるとジュニアリーダー会に参加して、子ども教室の運営に関われるようにしています。

 わが家の孫希心は中学生になったのでこの一年間は部活の休みを利用して、ジュニアリーダーとして活動していて、小学生だった昨年とは違い、活動の度に後輩小学生の面倒を見るようになって、心身ともに少しずつ成長しつつあるようで、ある意味楽しみにしています。

 3日前の先週土曜日午後から、今年度最後のジュニアリーダー会が行われました。事前に運営委員会を開いて決めたプログラムは、上浜青石の国道沿いフェンスに巻き付いたカズラを取り除くボランティア活動、実行委員長である私の話を聞く研修会、それに創作や料理教室の3本柱でした。

 この日は父母が所用で会場までは、私の軽四トラックに便乗させて会場へ向かいましたが、道すがら「おじいちゃん、今日の研修会でおじいちゃんは、30分間もどんな話をするの?」と聞かれました。自分自身では人の前で5分間話すだけでも長いのに、30分なんて長いのに凄い」とのことでした。

 「おじいちゃん、話は余り長過ぎるとみんなに嫌がられるからできるだけ短くね」とのことでした。1時間ほどのボランティア活動後、下灘コミセン会議室に集まって始まった研修会では、その言葉が妙に気になって、少し短めにして話を切り上げましたが、ジュニアリーダーの皆さんに配布したレジメを貰った孫希心は、私の話をレジメにちゃんとメモをしてくれていました。

「今年度 最後のジュニア リーダー会 あれこれ多彩 プログラム組む」

「30分 そんなに長く 何話す 言われて少し 考え直す」

「お話は 長いとみんな 嫌がるが 短くすると 僕も嬉しい」

「導かれ 育った子ども 中学に なれば今度は 子ども導く」

 

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