〇日本ランキンリョウヘンの手入れ
桜の花が満開のこの季節は、前線を伴った低気圧の影響で春の嵐がよく吹きます。今朝も「もがり笛」と呼んでいる風の音が、「ヒューヒュー」と聞こえる風音で午前4時に目を覚ましました。今は午前6時ですが、夜明けが早くなり外はすっかり明るくなって、窓から見える車庫の屋上に息子が取り付けている発電用の風車が、ちぎれんばかりに「ビュンビュン」音を立てて回っています。
昨日は穏やかな温かい天気だったので、裏庭に置いている日本ランキンリョウヘンの鉢植えを、花芽の開花を促進するため、日当たりの良い表庭に出してやりました。今年の冬はわが家でも2~3度積雪が見られるほどだったため、その寒さが影響したのか花芽は不作のようで、30鉢中10鉢程度しか花芽がついていませんが、それでも蜜蜂の分蜂を促すためにはどうしても必要なため、花芽を大事に育てたいと思っています。
昨年秋、私の蜜蜂の師匠である西予市野村町の井上登さん宅を訪問した折、歳を重ねてそろそろ養蜂を止めようかと思っている師匠から、5鉢もキンリョウヘンの鉢植えを貰って帰りました。わが家のキンリョウヘンは師匠から貰ったものを、毎年株分けしながら30鉢にまで大事に育てたものばかりです。今年もそろそろ分布の時期を迎え、インターネットでは各地で分蜂の朗報が流れ始めました。
わが家もそろそろあちらこちらに置いている巣箱の掃除をしたり、蜜蝋を塗ったりしなければなりません。幸い昨年秋息子が蜜蜂の巣を溶かして蜜蝋を手作りしてくれたものもあるので、早速試してみたいと思っています。
「今日の朝 天地揺るがす 大風が 吹いて桜の 花びら散らす」
「日本ラン キンリョウヘンの 鉢植えを 日向ぼっこの つもりで移動」
「師匠から 貰った鉢植え 株分けし 30鉢まで やっと増やした」
「これからが 楽しい分蜂 季を迎え 何かと心 ときめく春だ」