〇植えたクヌギの木は確実に芽吹いています
2月20日に、港の見える丘と呼んでいる小高い土地に、子どもや大人20人程が協力して植えた約100本のクヌギの苗木が、その後どうなっているのか?、心配なので昨日人間牧場へシイタケの収穫をした帰りに立ち寄ってみました。
昨日は前日の雨も上がり、戻り寒波の影響で少し肌寒い風が強く吹いていましたが空も海も青く春色に晴れ渡り、眼下には瀬戸内海の眺望が開け、豊田漁港が綺麗に見えました。早速目印と補強のために立てた竹の支柱を頼りに、植えた苗木の具合を見て回りましたが、どの苗も既に芽吹いていて、順調であることが分かり内心ホッとしました。
気がかりは苗木と同じように僅か1ヶ月しか経っていないのに、雑草の草丈も伸びていて、このままだとあと1ケ月もすれば植えたクヌギの苗木は雑草に埋もれてしまいそうな雲行きです。これからは折につけ足繁く通い、根本周辺の草を刈らなければならないようです。
少なくとも5年間は下草をしっかりと押さえる努力をしなければなりません。人間牧場に試験的に植えて成長の観測を続けている標本木のようになるのには、5年間の忍耐強い努力が必要だと、自分に言い聞かせました。息の長い里山運動です。
「眺望の すこぶる良い丘 開墾し クヌギの森に しようと思い」
「一ヶ月 前に植えたる クヌギ苗 早くも芽吹き 嬉しくなりて」
「約5年 下草刈りて クヌギ苗 成長助ける 努力必要」
「始めたが 木・林・森 10年かかる 里山運動」