○岡山県瀬戸内市からのお客さん
今日は朝から土砂降りの雨です。テレビのニュースでは伊予市にも大雨洪水警報が出て、伊予~長浜間のJR予讃線は運転を見合わせていて、月曜日の朝の通勤や通学の足に影響が出ているようです。外では梅雨の末期を知らせるようにゴロゴロと雷が鳴り、何となく憂鬱な朝を迎えています。雨が降るとわが家のように背後に急な斜面を持った所に家が建っていると、土砂崩れがありはしないかと、いつもビクビクするのです。わが家の裏山は2度にわたって崩れた前歴があり、雨が降れば親父は側溝の掃除や見回りを怠らないし、妻も雨具を用意して災害に備える周到さなのです。さりとて雨でも予定のスケジュールは入っていて、今日は委員を務めている愛媛海区漁業調整委員会が午後予定されているので、出かけなければなりません。
こんな雨の多い時期ながら私は意外と晴れ男で、昨日も多少小雨がぱらつきましたが、岡山県瀬戸内市から商工会青年部の皆さんが視察に来られたものの、午後からの研修中は雨にも会わず無事終えることが出来ました。昨日は参議院選挙の投票日だったため、町中が何かざわざわしているような感じでした。
シーサイド公園へ少し早めに出かけ待ち合わせていると、「若松さんじゃない」と、10人ほどの奥さん集団が私を目敏く見つけて声をかけてくれました。確かに見覚えのある女性が何人かいましたが、私が対応する予定の集団でもないので、雑談めいた話をしました。聞けば宇和島市下波の漁協女性部の皆さんです。前日宇和島へ講演に行ったばかりなので、宴の深さを感じながら持っていたデジカメで近くにいる女性の皆さんを写真に収めました。
(下灘駅のプラットホームにて)
少し早くついた岡山県瀬戸内市商工会青年部の皆さんと落ち合い、下灘駅~人間牧場~翠小学校~私設公民館煙会所・海の資料館海舟館と巡りました。研修なので人間牧場では少し長めに時間を割いてまちづくりについてのレクチャーをさせてもらいました。
下灘駅では揃いのTシャツを着た若者が、フーテンの寅さんが寝そべったことのあるプラットホームのベンチで、全員が後ろ向きに座り面白い写真を撮りました。この写真はひょっとしたらキャンペーンポスターに使えるかもしれないとひらめきました。研修では若手らしく色々な質問を受けましたが、どの町も商工関係は厳しいようで、身につまされる話をいっぱい聞きました。
負を持っている、つまりマイナスを抱えているということは、プラスに転じる運命を持っています。マイナスをまるで振り子時計のようにああでもないこうでもないと嘆いてばかりではどうにもなりません。何かのヒントではずみ車になることが大事です。その点夕日によるまちづくりは見本のようなものだから、私の失敗や反対を大いに学んで欲しいと熱弁をふるいました。青年たちのみなぎる若さを感じ取ることが出来たいい一日でした。
「視察来た 若い人から 出るオーラ 土産に貰い 元気再生」
「面白い 背中そろえて 写真撮る キャンペーンポスター 見ているようだ」
「『お元気』と いきなり声を 掛けられる ぴちぴちギャル? 色気溢れて」
「人が来る 度に牧場 山登り 日課のように 行ったり来たり」