shin-1さんの日記

○ポレポレ共同参画セミナー

 私は仕事柄色々な人に出会い、色々な話を聞きますがますが、どうも世の中には4種類の人間が存在しているように思います。4種類とは①難しい話を難しく話す人、②難しい話を分かり易く話す人、③分かり易い話を難しく話す人、④分かり易い話を分かり易く話す人などですが、私が一番偉いなあと思う人は②の難しい話を分かり易く話す人のようです。さしずめかくいう私は浅学菲才ゆえ難しい話を難しくいうことが出来ず、④の分かり易い話を分かり易く話す人間だと自負しているのです。

 私の場合は頼まれて色々な場所で色々な話をしますが、講義は別として特に一般人に話す時は、低脳だと足元を見られようが極力分かり易く、しかも面白くをモットーにしないと、聞く側の勝手で無視されて眠られてしまうのです。私が常々心がけているのは、どんな立派で高尚な話も人が居眠りをして聞かなかったら、元の木阿弥だということです。普通講演は1時間から2時間、圧倒的に多いのは90分ですが、昨日のように少し年齢が高い人が加わるったり2時間という長丁場になると、途中で休憩を取らなければ持たないのです。

 小学生の授業は45分程度、中学生は50分程度、高校生は60分、大学生は90分が話に集中できる目安ですが、一般人はせいぜい30分が限度のようです。にもかかわらず一般人の場合圧倒的に多いのは、小学生以下の集中度なのに大学生並みの90分が多いのですから、当然主催者の目論見と参加者の期待度は最初からずれていることになるのです。それを承知で話さなければならない講師も、講師の話を聞かなければならない聴衆も、ある意味迷惑な話のようです。

 果てさて昨日は愛媛県女性総合センターの招きでエンパワーメントカレッジ・ポレポレ共同参画セミナーに出かけました。「進化しつづける夢見人(ゆめみすと)」という素敵なテーマがつけられていて、内容は「『夕日』でまちを活性化、20年間まちづくりに奔走してきた講師の新しいステージとは?、家族、夫婦関係を見直し、地域そして自分自身とともに生きる大切さを考えます」でした。人間牧場主という肩書きが用意されていたので、人間牧場構想の背景や自分の人生論を大いに話しました。

若松進一ブログ

 参加した人は殆どが女性でしたが9名ばかり男子もいる50人ほどの講座でした。受講者はアフリカのスワヒリ語(ケニア、タンザニア、ウガンダの公用語)から引用したポレポレの、「気楽に」「ゆっくり」らしく、熱心な方が多く、終始和やかな会となりました。

 これまでにも女性総合センターへは何度か足を運んでいますが、久しぶりの登壇となりました。顔見知りの所長さんや門田さんとも久しぶりに出会い、いい一日を過ごすことができました。

  「ポレポレは 気楽ゆっくり スワヒリ語 そんな人生 歩んでいます」

  「難しい 話はとても 出来ません 低脳ゆえに まるで漫才」

  「夢見人 いい別名を いただいた 夢ドリームで 終わらせないよ」

  「『お名刺を』 玄関追いかけ ねだる人 嬉し反応 喜び渡す」

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