shin-1さんの日記

○ホタル祭りに参加しました

 前日から泊まりに来ていた娘の家族に、長男が仕事の都合で来れないため列車でやって来た長男の家族が加わり、まあ昨日は賑やかな一日となりました。仕事で留守にする妻から面倒を見るようきつく言われていたため、昨日は一日中孫のお守につき合わされました。日ごろは妻と親父の穏やかなトーンが、いきなり何オクターブも高いトーンになったため、まるで動物園にいるような賑やかさで、朝から晩まで神経的に多少疲れを覚えました。それでも孫はいいもので、「おじいちゃん、おじいちゃん」とすり寄って来て嬉しいやらうるさいやらの気分です。おしっこやうんこ、まんま、転げる、おもちゃの取り合い喧嘩、おやつ、まあ忙しい。

 夕方式典を終えて帰った私と、仕事を終えて帰った妻を待ちかねたように2台の車でホタル祭りに出かけました。道は県道に片側駐車、一方通行となっていましたが、私たちが訪ねたのは午後5時頃だったのに、早くも駐車の列は大橋を越えていました。

 6時からの福撒きにはまだ間があるので、ピザ釜でピザつくり体験をすることにしました。大人4人子ども4人のメンバーで、生地を約15分間こね、少し発酵させてトマトケチャップを塗り、チーズや様々な具材をトッピングし、ピザ釜で焼いてもらいました。その間用意してもらった甘夏みかんや伊予みかんを半分に切った果実をジュース絞り機で絞ってジュースを作りました。熱々のピザをカッターで切り分けたりみんなで試食しましたが、味は格別で楽しい時間を過ごすことができ、孫たちも大満足でした。

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 ホタル祭りは翠小学校の校庭にこれほど人が来るのかと感心するほど人が沢山集まっていました。顔馴染みも多く、ホタル市も盛会のようで、松本さんは年輪を重ねるバームクーヘンの手作り体験コーナーで孤軍奮闘していました。試食しましたが中々の出来で、ひょっとしたら面白いことになるかも知れない予感がしました。

 孫たちはそれぞれ、大人もそれぞれお目当ての買い物をして福撒きに参加し、夕闇迫る頃早めに会場を引き上げ、前日ホタル見学に出かけた家の近くの上灘川沿いに出かけ、ホタルを鑑賞し楽しみました。

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 追伸

  ホタル祭りのオープニングを飾るのは長浜白滝に住む友人玉井良幸さんの田植え踊りです。私と青年団時代一緒に活動した好でホタル祭りの呼び物になっています。ホタル祭りに毎年呼んでいますが、今年も元気な姿を見せてくれました。嬉しい限りです。


  「孫たちと ホタル祭りの 会場へ 年年歳歳 盛会なりて」

  「ピザ釜で ピザを体験 こりゃいける みんな満足 うまいうまいと」

  「懐かしき 人に出会うも イベントの お陰とばかり 交流深め」

  「変わらぬは 案山子踊りを する友の おもしろ可笑しき 所作の数々」

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shin-1さんの日記

○一周遅れのトップランナー

 昨日はエコ改修なった翠小学校を主会場に第24回目のふたみホタル祭りが開かれました。24年前私たちが始めたささやかな地元の祭りですが、四半世紀も続く祭りになろうとは私を含めて誰も想像しませんでした。ホタル保存会長だった北川完三郎先生や河野喜由さん、それにホタルの名物男だった福岡親一郎さんもすでに亡くなり、翠小学校正面玄関上に吊り下げられてすっかりシンボルだったホタルのモニュメントも姿を消しています。

でも学校はエコ改修によって見違えるようになり、工事のため主会場を変更して行った昨年から、再び翠小学校に帰って、元の賑わいを取り戻しているようでした。

 昨日はホタル祭りに先立ちエコ改修事業の完成記念式典が、午後3時からコミュニティホールでありました。新築落成でもないのに、環境省の審議官や県知事さんも見えられ、エコ改修といういかにも意味ありな事業の完成を祝いました。こんな小さな学校なのに知事さんは、これまでにも私が教育長時代もこの学校を訪ねていて、「現役木造校舎県内最古」というお墨付きがものをいっているようです。私も招待者の末席に名を加えられて案内があり参列しましたが、子どもが主役の式典は吹き渡る爽やかな風のようにとても爽やかでした。

 オープニングを飾った子どもたち20人のソーラン踊り、県知事さんの挨拶、翠小学校児童の自慢話は中々洒落たストーリーでした。この日は翠小学校の里帰りの日のようで、何人もの元校長先生や元職員も招待されて駆けつけ、役場に勤めていたりホタル保存活動やホタル祭りの関係で親しかった昔を懐かしみ、思い出話に花を咲かせました。

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 人数こそ少ないものの元気な翠小学校ですが、やはり気になるのは子どもの数がどんどん減少し、今では20人程度に落ち込んでいるのです。私の持論である小学校は6人おればいいし、小学校は歩いていける距離のことを考えればまだまだ大丈夫と思いますが、はてさて今後どうなって行くのか、人数規模で学校の統廃合を決める世間一般の風潮の中で少し気がかりなところです。

 かつては危険校舎の烙印が押され、地元も鉄筋校舎にして欲しいと何度も陳情書が教育委員会に届けられましたが、ホタル保存活動という隠し味を巧みに使ったお陰でこの学校は一蹴遅れのトップランナーになることができました。そうした裏話を知っている人もだんだん少なくなってきましたが、まあ色々あっても学校が残ったことに感謝しながら、運動に関わった24年を振り返りながら来賓席の末席で感慨深げなひと時を過ごしました。


  「歴代の 校長元気に 顔見せて 昔話に 花を咲かせる」

  「この学校 危険校舎の 烙印を 押されていたが 見事復活」

  「一周は 遅れていても オンリーワン 今じゃトップを さっそう走る」

  「川べりで カワセミ羽を 休めてる 翠の起源 知ることなしに」

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