shin-1さんの日記

○一周遅れのトップランナー

 昨日はエコ改修なった翠小学校を主会場に第24回目のふたみホタル祭りが開かれました。24年前私たちが始めたささやかな地元の祭りですが、四半世紀も続く祭りになろうとは私を含めて誰も想像しませんでした。ホタル保存会長だった北川完三郎先生や河野喜由さん、それにホタルの名物男だった福岡親一郎さんもすでに亡くなり、翠小学校正面玄関上に吊り下げられてすっかりシンボルだったホタルのモニュメントも姿を消しています。

でも学校はエコ改修によって見違えるようになり、工事のため主会場を変更して行った昨年から、再び翠小学校に帰って、元の賑わいを取り戻しているようでした。

 昨日はホタル祭りに先立ちエコ改修事業の完成記念式典が、午後3時からコミュニティホールでありました。新築落成でもないのに、環境省の審議官や県知事さんも見えられ、エコ改修といういかにも意味ありな事業の完成を祝いました。こんな小さな学校なのに知事さんは、これまでにも私が教育長時代もこの学校を訪ねていて、「現役木造校舎県内最古」というお墨付きがものをいっているようです。私も招待者の末席に名を加えられて案内があり参列しましたが、子どもが主役の式典は吹き渡る爽やかな風のようにとても爽やかでした。

 オープニングを飾った子どもたち20人のソーラン踊り、県知事さんの挨拶、翠小学校児童の自慢話は中々洒落たストーリーでした。この日は翠小学校の里帰りの日のようで、何人もの元校長先生や元職員も招待されて駆けつけ、役場に勤めていたりホタル保存活動やホタル祭りの関係で親しかった昔を懐かしみ、思い出話に花を咲かせました。

若松進一ブログ
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 人数こそ少ないものの元気な翠小学校ですが、やはり気になるのは子どもの数がどんどん減少し、今では20人程度に落ち込んでいるのです。私の持論である小学校は6人おればいいし、小学校は歩いていける距離のことを考えればまだまだ大丈夫と思いますが、はてさて今後どうなって行くのか、人数規模で学校の統廃合を決める世間一般の風潮の中で少し気がかりなところです。

 かつては危険校舎の烙印が押され、地元も鉄筋校舎にして欲しいと何度も陳情書が教育委員会に届けられましたが、ホタル保存活動という隠し味を巧みに使ったお陰でこの学校は一蹴遅れのトップランナーになることができました。そうした裏話を知っている人もだんだん少なくなってきましたが、まあ色々あっても学校が残ったことに感謝しながら、運動に関わった24年を振り返りながら来賓席の末席で感慨深げなひと時を過ごしました。


  「歴代の 校長元気に 顔見せて 昔話に 花を咲かせる」

  「この学校 危険校舎の 烙印を 押されていたが 見事復活」

  「一周は 遅れていても オンリーワン 今じゃトップを さっそう走る」

  「川べりで カワセミ羽を 休めてる 翠の起源 知ることなしに」

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