○田処エクスカーションは楽しかったです①
昨晩は私が塾長を努めている年輪塾の塾生に家族が加わり、大洲市田処の矢落川にホタルを見に行くエクスカーションが開かれ、私も日ごろ不義理をしている妻を誘って参加しました。午後5時に双海町下灘コミュニティセンターへ集合と決めていましたが、早い人遅い人のばらつきがあって、出発は30分ほど遅れてしまいました。双海~内子線は県道ですが急峻な山ゆえ九十九折の道のため、迷子になったら大変と私が先導、松本・清水さんがしんがりを固め、6台の車を連ねての行脚です。朝ヶ峠を越え、平家の落人集落法師を過ぎて田処へ入りました。私の車には妻に加え晴美さんと浜田さんが乗り、楽しいおしゃべりをしながらののんびり旅でした。
(このテーブルは21世紀えひめニューフロンティアグループが差し上げたものです)
会場となる活性化センターは小学校と併設されていて、運動場広場に車を顔見知りの誘導者の言うがまま駐車して中へ入りました。この会場へは講演やホタル祭りなどで何度も来ているため知人友人も多く、早速世間話に花を咲かせました。
この日は私たち20人ほどの一行のために昼からボランティアの皆さんが丹精真心を込めて手料理を作って待っていてくれました。地産品をふんだんに使った料理が並べられているのは、21世紀えひめニューフロンティアグループが10年間で40回のフロンティア塾をやった折、塾に使っていた手作りのテーブルを譲ったものなのです。重くて大きいテーブルも活性化センターのホールでは小さく感じるほどでしたが、程よく収まり花を添えているようでした。
大杉塾の代表である西田和子さんと事務局の亀本幸三さんのコンビネーションもすこぶるよく、ホタルの生態に関するスライドショーや二宮金次郎の歌の唱和など、ついつい田処流の地域づくりに引き込まれながら、押ししいい料理に舌鼓を打ちました。天ぷらも筍の煮付けも、お寿司も、そしてソーメンも全て美味しく、私は完食して終いました。私たちのために昼から田舎料理を作ってくれたボランティアスタッフの方々にお礼を言いたいと思います。ボランティアスタッフの中には中学校時代の同級生中野貞子さんもいて、ご主人ともども久しぶりに旧交をお温めました。中野貞子さんと松本さんの母親も同級生で奇遇を難じました。
(スタッフの皆さん)
スタッフメンバーの中に徳田糸江さんもいました。糸江さんも双海町出身で、ご主人が経営する建設会社が私が役場産業課で水産を担当していた頃、下灘漁協の荷捌き所を作った折落札して施工をしてもらい、その後筆まめな糸江さんと筆不精な私のはがきのやり取りが何度かありました。春先にも先日建設業協会女性部での講演会後も心温まる絵手紙を届けてくれました。嬉しい限りです。これからも皆さんとは仲良く付き合って行きたいものです。
(今年の春4月19日、徳田糸江さんから届いた春を告げるイタドリの素敵な絵手紙です)
「一山を 背中合わせに 住む人の 懐かし顔に 会えて嬉しい」
「手作りの 山里料理 舌鼓み 全て平らげ 幸せでした」
「10年も 使い古した 思い出の テーブル囲み 過ぎし日思う」
「お互いに おじさんおばさん なったけど 心は若く あの頃同じ」