○孫たちとホタルを見ました
昨晩松山に住んでいる娘と孫二人が泊まりにやって来ました。助産婦をしている娘は孫尚樹の出産のため産休、その後育休を2年間していましたが、孫朋樹が小学2年生になったこともあって、子育てに軸足を置くため病院を退職し、パートで周3日しかも1日5時間程度働くことになり、先週から職場復帰しているので、中々わが家へも今までのようには来れないようで、久しぶりの帰郷となりました。
私は度々松山へ行く度に娘のマンションへ顔を覗かせて孫の顔を見ていますが、妻は働いているため孫と中々会うことができず、今日のホタル祭りに合わせて前の日から来た孫たちを見て、その成長に目を細めていました。今日は長男家族もやって来るようで賑やかな一日になりそうです。
さて孫たちはダンボールアートが大好きで、昨日も妻がおもつあをおいている部屋に貯めておいたダンボールを居間に取り出して、楽しそうにダンボールを切ったりガムテープで張り合わせたりしながら楽しそうに二人で遊んでいました。私は昨日の夜までに仕上げなければならない締め切り間近な原稿が気に追われて、書斎で孤軍奮闘していたため、ちょっかいを出して欲しくて度々声をかけにやって来る孫たちを遠目で見ながら過ごしました。夕食も何時になく賑やかで、二人の孫の成長に妻と私は目を細めていました。
午後8時を回った頃、ホタルを見に行く話がまとまりました。歩いて2~3分の上灘川沿いには今年もホタルが沢山飛んでいて、孫たちは体に止まったホタルを見ながら興奮気味に観察していました。
朋樹はいつの間にか玄関先に置いていた虫かごを持って歩いていて、虫かごの中に蓬の葉っぱを入れ、ホタルを3匹手ですくって入れました。おばあちゃんとお母さんに見せるのだと言うのです。見せたら元の場所に返しに来る約束で虫かごの中に入れ家に帰り、電気を消してみんなでホタルの観察会をしました。朋樹は図鑑でホタルのことを読んでよく知っていて、雄と雌の見分け方などについて知ったかぶりの講釈をたれていました。
私は子どもを風呂に入れる前ホタルを元の場所に返しに行き、ホタルを草むらに放しておきました。家に帰ると庭に4~5匹ホタルが飛んでいて、家族みんなが外に出て見学しました。
「男どおし」「男は泣かない」などの約束事を作っている孫二人と一緒に風呂に入り、「おじいちゃんと寝る」と私の布団に潜り込んでくれた尚樹と楽しい創作イソップ物語を話してやりながら夢の世界に入ってゆきました。
「孫二人 連れて近くの 川沿いを ホタル鑑賞 綺麗綺麗と」
「ホタル何故 こんなに光る 孫が聞く 爺は博学 ちゃんと教える」
「嬉しいね 今年もわが家 ホタル飛ぶ 勿体ないと 孫を招待」
「虫かごの ホタルすくって 草むらへ 今夜の寝床 ここいら辺で」
「