○縁結び出雲の神様
足の向くまま気の向くままの気楽な世界遺産を巡る旅のフィナーレは、急な思いつきで出雲大社になりました。少し遠回りでしたが皆さんの要望が強かったようなのでお参りすることにしました。石見銀山で昼食時を逸したため、出雲大社前のお店に駐車料無料で入り込み、出雲そばを注文しました。割りこそばは3段重ねでした。私たちは普通のを注文しましたが、湯山さんは食べ放題を注文したようです。食べ放題は次々出てくるのですが、ご覧ください、この食べっぷりと思いきや、実は湯山さんは10杯目であえなく終わりましたが、皆さんが食べたセイロを記念写真にと置いただけのことなのです。そばを食べても大笑い、土産物の見本を持って来させてみんなで食べても大笑いと、団体旅行の醍醐味を堪能させてもらいました。
遅い昼食が終わってさあ出雲大社へ参拝です。境内は老松群の松の緑と満開に咲いた桜が見事に調和して、一年で一番いい季節の参拝となりました。境内ではお花見を楽しむ人たちが幾つも囲いを作っていました。午後2時ころのお参りとあって参拝客もそんなに多くはなくゆっくりのんびりとお参りしました。
大社の境内には様々な神話の古里らしいオブジェがあって、天照大神などの銅像が意味深長に置かれていました。天孫降臨とでもいうべき姿に感心しつつ境内を歩きました。
同行者の中には4人も?独身者がいるので皆さんそれぞれ賽銭をあげ出会いや縁結びがあるようにお祈りをしていました。私も15円(十分にご縁がありますように)を賽銭箱に入れ、まだ未婚の二人の息子たちのご縁を心の底から祈りました。
かくして長かった一泊二日、レンタルマイクロバス走行距離約900キロの旅は、三次市、尾道市、しまなみ海道、今治市を経由して、参加者を転々と降ろし無事終わりました。前日早朝6時半に松山市駅を出発して、再び市駅に着いたのは午後9時になっていました。見送ってくれた妻に再び迎えに来てもらい、二日ぶりにわが家へ帰り手足を思い切り伸ばしました。
今では団体旅行など殆どしませんが、団体旅行には団体旅行の楽しみがあって、バスの中で近況を聞いたり、これからの生き方を話し合ったり、はたまた馬鹿話に花を咲かせたりと楽しい二日間でした。
帰宅してメールを開くと土日にも関わらず山のようなメールが届いていました。これも時の流れと思い、メールの処理に2時間もかかってしまいました。
昨日はデジカメに収めた写真の数々をパソコンに取り出してブログに収めたり、結構忙し一日でした。それでも思い出のページがまたひとつ増えた感じでどことなく豊かな気持ちになりました。
「パソコンの 画面呼び出す それぞれに 過去になりたる 思い出場面」
「もしカメラ なくんばこうも ありありと 記憶はないと 文明感謝」
「過去も良し 未来に生きる 杖となる 今度は何処へ 夢は広がる」
「今の俺 一番若い 写真にて 大事にブログ 書いて残そう」