shin-1さんの日記

○孫に好かれて

 この週末は孫二人を連れた娘家族がやって来て、賑やかな3日間となりました。5歳になるブログ常連の朋樹はもう完全に自立していて、大人の私と話や行動の波長が随分合うようになり、色々なことに挑戦できるのです。昨晩は妻や妻の友人と一緒に夕やけコンサートに出かけ、最前列で2時間もしっかりコンサートを見学していました。帰り際にはアンコールに応えて歌った「ギュッとして・・・・」という歌を口ずさんで帰る有様です。

 昨晩コンサートから帰えり際、私の車で帰るという朋樹と暗い夜道を歩きながら、賑やかな初秋の虫の音を楽しみました。森林組合前に止めていた私の車のフロントガラスに大きなバッタが留まっているのを朋樹が見つけました。ライトを点けて車はそのまま発進しましたが、バッタは必死になってガラスにしがみついていました。朋樹はそのことが気になって車に乗ってからも少し興奮気味で、振り落とされないバッタに「頑張れ、頑張れ」と大きな声援を送りました。結局そのバッタは家へ帰るまでフロントガラスにしがみついていたのです。わが家へ到着するなりそのバッタは余程疲れたのか、あっさり地面へ飛び降り何処かへ去って行きました。

 風呂に入ると風呂場の中にコオロギが一匹迷い込んでいました。朋樹は大騒ぎをして追いかけていましたが、私が捕まえて外に出してやりました。歯を磨き寝る準備が出来ましたが、興奮気味の朋樹と私は妻の用意した

二つの懐中電灯をそれぞれ持って、暗い庭先に出ました。しっとりと夜露の降った草むらを、懐中電灯で照らしていると何やら怪しげな物体が灯りの向こうに見えました。かなり大型のバッタのようで、体や羽根を震わせた鳴き声は、懐中電灯の灯りで一瞬消えたように見えましたが、その後はまた鳴きはじめ、朋樹は感激の様子でした。昼とは違い夜にも楽しみ方はあるものです。

 「僕は男だから男同士でおじいちゃんと寝る」といって私の布団で寝ることにしました。私は朋樹にその日のミスたちとの出会いや出来事を創作話にして話してやりました。朋樹は始めと終わりには必ず拍手をしてくれるのです。おじいちゃんと孫の息もぴったりで楽しい夜となりました。

 一方孫尚樹は5月生まれですから一歳三ヶ月が過ぎ、ヨチヨチ歩きが出来るようになって、盛んに外へ連れて行ってくれとせがむのです。まだ言葉は「ワンワン」しかいえませんが、かなり自己主張が強くなって、「ワンワン」といいながら犬を飼っている近所のお家の方向を指で指すものです。今朝も6時前には起きてスタンバイOKです。ぎっくり腰の癖がある私は用心をして抱っこするのですが、何処で誰に教わったのか今は「好き好き」ポーズといって首に手を回してギュッと抱きしめるのです。このポーズでおじいちゃんはメロメロです。母親の娘はわが家に来るとのんびりゆっくりを決め込み、私と妻がその分疲れます。

 今晩も妻の作ったコロッケや餃子、野菜やお米などを例の如くどっさり車に詰め込んで帰って行きました。まあこれがしあわせというものでしょうか。

 お陰様で昨日は朝から晩まで絶え間ないお客様と孫たちに翻弄されてブログを書くことさえ出来ない空白の日となってしまいました。愛読者の皆さんご免なさい。

  「孫が来る 朝から晩まで 振り回し 疲れはしたが 何処か幸せ」

  「孫朋樹 誰に似たのか アウトドア 暇さえあれば 虫を追いかけ」

  「疲れたね 妻は朝から 休む間も なきに働き 夜はヘトヘト」

  「土日来る 孫に翻弄 わが家では 土日来るのが 少しおっくう」

 

 



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