shin-1さんの日記

○今日は台風一過よく晴れています。今日は大切なフォーラムに参加するためこれから出かけます。

 こう見出しだけをホテルのロビーに置いているインターネットに走り書きしてホテルを出ました。メールのやり取りは調査役の大関さんでしたが、この日私を迎え生にきていただいた方は佐藤次長さんでした。銀行の黒塗りの車に清水さんと乗り込み、午前中は南魚沼地方をご案内していただきました。

(越後湯沢は新幹線で来るとわずか1時間半余り、東京からも近く、バブル全盛時代に建てられたマンションが異様なほど林立していました)
(冬のスキーシーズンだけ開業するという珍しいガーラ湯沢駅)
(ガーラ湯沢駅から見返る越後湯沢の市街地)

 カメラで行った場所を少し追ってみます。①大源田キャニオンです。

(大源田の湖面)
(キャニオンにかかる釣り橋)
(キャニオンの入口)
(橋の下の湖面には無数の淡水魚が泳いでいました。餌付をしているため。橋上から餌をやると凄い量の魚が集まってきました)

②続いて鈴木牧之記念館を訪ねました。

(記念館の入り口、館内には代表作品北越雪譜など数多くの文筆作品が展示されていました。十返舎一九との親交も深かったようです)
(日本有数の豪雪地帯の様子がリアルに展示れていました)

③日本一の呼び声高い銘柄米魚沼産こしひかりの産地のJAを訪ねました。

(新米は10月1日から発売開始だそうです)

④富岡ホワイト美術館を訪問しました。

(富岡ホワイト美術館の入り口)
(新潟は花火で有名な場所がたくさんあり、作者富岡惣一郎の作風はホワイト絵の具、花火がキーワドのようで、とても新鮮でした)

(富岡ホワイトからの遠望は稲穂が黄色く色づきそれは見事でした。冬にはこの黄色が一面銀世界になるようです。遠望は八海山です)

⑤八海山神社を訪ねました。

(神社に通じる長い参道は古い杉並木が続いていました)
(八海山神社の本殿)
(赤滝という滝のすぐ傍に男根と女根の祀られた怪しげな場所があり顔を赤らめてお参りしました。

(鉄分を含んだ水が流れる赤滝)
(台風一過のさわやかな初秋の風が吹いて、道端に桔梗が印象的に咲いていました)

 いやあ、実に楽しい、そしてリフレッシュできた半日でした。

  「風人(かぜびと)と なりて越後路 訪ねけり 桔梗一輪 われ向き咲きて」

  「八海山 雲を従え そびえけり 間もなく白い 衣に着替え」

  「幾人が 参道踏んだ 杉並木 静寂保ち われを迎えん」

  「赤滝の 水に手を漬け 涼をとる しぶき頭に 時々かかり」 

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shin-1さんの日記

○新潟県越後湯沢に来ています。高村秀夫さんに会いました。今日は魚沼市へ向かいます。

昨日までの二日間、ノロノロ迷走の台風13号に翻弄されっぱなしで少々疲れましたが、それでも台風13号と並走するような形で東京へ無事到着し、ほくとう総研の清水女史と東京駅で合流、上越新幹線で前泊予定の越後湯沢に着きました。越後湯沢駅でぽんしょ館社長の高村秀夫さんと談笑し、越後湯沢駅のお店を見学させてもらいましたが、さすが酒どころ新潟だけあって、100軒ほどの造り酒屋の酒がずらりと並び、呑み助にはたまらないような有名な銘柄のお酒がずらり並べられ、500円出せば5銘柄の酒がその場で楽しめるのです。

 ディスプレーも凝っていて、呑み助が一升瓶を枕に寝そべっている姿や、酔いたんぼが壁に持たれて物思いにふける姿は、どこか酒飲みだった昔の自分を思い出させるようで、どきりとして思わず吹き出してしまいました。その写真は帰ってから、このページに挿入しようと思っています。


 ニューオータニホテルへ今日の迎えの車がやってきて、午前8時30分に出発しなければなりません。ホテルのロビーに設置しているインターネットコーナーにここまで書き込んで、さあ出発です。

 昨日はここまで書いて出かけたのです。しかしよくよく考えてみれば、旅の目的地でもない越後湯沢に前泊のために立ち寄り、ほくとう総研の清水女史の紹介で知り合った高村秀夫さんという人物とどことなく気が合い、どことなく気になる人だと思うようになりました。というのも、その後日本政策投資銀行の佐藤次長さんの案内で南魚沼地方を散策している途中、高村さんから私に携帯電話が入り、私の講演を聴き行ってもいいかと、打診があったのです。高村さんからは前日会った折、近々愛媛県愛南町へ仕事で来るという話を、前もって聞いていたので余計親しみやすさがあったのかも知れません。

 高村さんは約束通り昨日、「2014年問題とこれからの新潟を考える」連続フォーラム、第4回南魚沼市会場となった、南魚沼市コミュニティホール「さわらび」にやってきて私の話を熱心に聞かれました。多分彼が手がけた上枚の写真を見れば彼のセンスの良さが分かると思うのです。

(この方がぽんしょ館の社長高村秀夫さんです。なかなかハンサムな男です
(ぽんしょ館の店内はかなり凝ったディスプレーが施されていました)
(新潟の100軒近くの日本酒蔵元の酒が利き酒できるすごい装置がお店に中にありました。ワンコインで盃杯の銘柄が楽しめるのです。
(この看板も気に入りました。味わう酒、浸る酒、浴びる酒、呑み込む酒、呷る酒とは驚きました)

 私は年中旅をして歩きます。そして行く先々でいろいろな人に会い、色々な名物を飲み食いしますが、体の都合で酒を絶ったことをこの日ほど悔んだことはないのです。でもその悔み分だけいい人に出会いました。同行したほくとう総研の清水女史は勿論のこと、銀行の佐藤次長さんや高村社長さんに会って新しい予感を感じさせてくれました。

  「悔やんでも 悔みきれない 今日だけは 酒断ち身にて 酒の本場を」

  「一升瓶 枕に寝てる ディスプレー 社長発想 これに参った」

  「新潟は 酒の国だと 聞いてたが 凄いもんだな ずらり壮観」

  「利き酒や 風呂に酒まで 酒ずくし 酒の国だと 感心しきり」  




 

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