○私の限界 人間には日々の暮らしの中で、毎日やることが必ずあります。3食食べることや寝ること、仕事をすることなどはこの世の中に生きていく上で、余程の人でない限り誰もがやる日常的行動なのです。そんな行動に例えば朝散歩をすることや読書をするなど、自分が決めたことをプラスして生きると日々の暮らしが充実して人生の生きがいに通じるのです。しかしあれもやりたいこれもやりたいと欲張り過ぎるとかえってそのことが重荷になったり個々のやることがちゅうとはんぱになったりして、いい結果が出ないものです。 誰もが一度や二度の挫折経験を味わっている「日記を毎日つける」という正月の目標も、以外と続かないものなのです。年末にたまたま立ち寄った本屋で見つけた日記帳との出会いだけの単純な動機では、一ヶ月はおろか三日坊主が落ちなのです。 私も日記記帳については随分苦い経験を持っています。字のまずい私は、そのことを克服しようと日記に挑戦したことがあります。しかし結果は自分で書いた日記帳の文字を見てはため息、文章の不味さを見てはため息、書かなかった空白ページを見てはため息の連続でした。年末の大掃除では書かなかった分厚い日記の処分に困り、書いたページを破ってゴミに出したものです。 私の日課はそんな反省もあってか「続けることが何よりも一番」と一年、十年というとりあえずの目標を立てて事に当りました。そしてその目標が達成すると止めるという決断をして、また新しい目標を立てるのです。 私の成果を列記すると、まずシーサイド公園の早朝掃除を朝5時から8時までの3時間、毎日12年間続けました。それから毎日3枚のハガキを書いたら人生が楽しくなるという言葉を信じて毎日3枚のハガキを書いています。これは現在も進行形で新しい年が明けましたので何と19年目に突入しています。早朝掃除とハガキは私に勇気と成果をもたらしました。掃除のお陰で観光カリスマ百選にも選ばれたし、ハガキによって夕日の宣伝や人の出会いが広がりました。ハガキは当面の目標を10年と決めていましたので、私にとって19年という倍の数字は驚異的な成果です。でもやはり20年を区切りに毎日一枚くらいにしないと・・・・と限界を感じるようになっています。それはブログとの出会いでパソコンと向き合う時間が大幅に増えたからに他なりません。私の暮らしもハガキというアナログからパソコンというデジタル時代へと突入したのです。ここにきてやっと時代遅れが解消し、遅まきながら現代社会とのコミュニケーションがとれ始めたのです。 人生の限界が視界に入りつつある還暦を過ぎた私には時間やノルマに追いまくられる日々は充実より疲れを感じる、ここにきて始めての弱音です。「私の限界とは」、これが今年のテーマかも・・・・・・。 「限界を感じず生きたこれまでにそろそろ別れ心の葛藤」 「テレビさえ間もなくデジタル私にもギアのチェンジその時期来る」 「もういいと自分自身に言い聞かせ筆を折るかやハガキ三枚」 「第一は健康体いたわりて余生に春の日差し優しく」