shin-1さんの日記

○メジロの啄ばみ

 裏庭にかなり大きなサザンカの木があります。剪定も親父がして大事に育てていますが、もうそろそろ山茶花の花も終りを告げて、赤い花びらを地面に落としています。このところの寒波襲来で周りに餌がなくなったせいもあるのでしょが、メジロが数羽山茶花の蜜を吸いにやって来て、小枝のすき間で戯れています。

 数日前にやって来た孫が私の書斎からこの様子を見て、「おじいちゃんあの鳥は何という鳥」と聞くのです。「目の周りが白いからメジロだ」というと、「このメジロに餌をやりたい」というのです。私は孫と一緒に台所へ行ってミカンを輪切りにして割り箸に突き刺し、孫と一緒に裏庭に出てシノブのからまった庭石に突き刺しました。警戒心の強い野鳥にとって人間は敵と思うのか、しばらく観察していたけれど一向に食べる気配はなく、孫は諦めて別の部屋に行ってしまいました。私も忙しさにかまけてすっかりその事を忘れていましたが、今朝書斎から見える庭石を見ると、いつの間にか孫と二人で突き刺していたミカンは無残なほどの食い散らかしようで、殆ど食べ尽くされているのです。

 その事に気付いた私は孫とやったと同じようにミカンを輪切りにして、再びメジロの餌場を作りました。今度は場所を少し移動して、書斎から丸見えの部分に置いたので少し時間がかかるかも知れませんが、やがて食べてくれることでしょう。

 孫の家では娘が毎日私のブログを読んでいるので、孫ににもこのことは今日のうちに伝わるかも知れないと思い、これから注意深くバードウォッチングを続けたいと思っています。そのため警戒心の強いメジロを意識して、書斎の吐き出し窓に白いカーテンを引いて、メジロに私の存在が見えないようにしてみました。

 虫が嫌い、鳥が嫌いだった5歳の孫も見違えるように成長し、今では親が心配するほど野性的な子どもに育ち、わが家へ来るとやれドングリを植えて芽を出させるだとか、虫を捕まえに行こうとか、盛んに私を誘うまでになりました。週末は孫の来訪を心待ちにする眉毛8時20分のおじいちゃんに変身している今日この頃です。

 最近はわが家に来ても外が寒いため、風邪を引かせては大変と部屋の中で遊ぶことが多くなりました。子どもは風の子と昔から言われているように子どもはやっぱり戸外で遊びたいようです。仕方がないので妻が取っておいた菓子箱などを利用して、ガムテープをふんだんに使い、様々な遊び道具を作っています。ダンボールアートとでも言うのでしょうか、先日はせがまれてロケットを2基製作しました。孫にとっておじいちゃんは何でも作ってくれる天才博士のような存在で、今度来る時はロボットを作る約束をして帰って行きました。

 お金で買えばなんでもすむ時代です。ましてやトイザラスなどのようなおもちゃ専門のお店もあって、子どもたちの目はそチラに向いてしまいがちですが、創作遊びを与えることも周りの大人の役割かも知れません。いい子、逞しい子に育って欲しいものです。

  「裏庭に 小鳥の餌にと ミカン置く 孫の優しさ 小鳥啄ばむ」

  「あの鳥は 何いう名か 孫が聞く お目々白くて メジロというの」

  「ロケットを 二つ作って 嬉しそう じいちゃん博士? そうだ博士だ」

  「ほら来たよ 口に手をあて 静々と メジロ指差す 爺と孫と」  

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