shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年1月25日

○人を動かすには

 私はこれまで請われるまま様々な役職に赴いてきました。2年半前に合併による退職で殆ど全ての役職を退任して身軽になっていましたが、その後の継続した活動によっていつの間にか沢山の公職が復活し始めました。えひめ地域づくり研究会議の代表運営委員や21世紀えひめニューフロンティアグループ代表などに加え、来年度、つまり今年の11月14日と15日の二日間愛媛県で行われる予定の全国地域づくり団体交流大会の実行委員長も仰せつかって、事の重大さを認識しているこのごろです。

 「人を動かす」というおこがましい気持ちではなく、「人に動いてもらう」ためにはどうしたら良いか、これまでもこれからも考えなければならない私に課せられた大きなテーマなのですが、その基本は「人を動かすには耳を働かせ、人に好かれるには口を動かせ」という、昔の人の話しを信じて日々活動しています。

 「耳を働かせる」とは相手たる人に話しをさせ、その話しをしっかり聞くことです。人は多かれ少なかれ自分の意見を持っています。ところが普通の人はその場の雰囲気に飲み込まれて、自分の思っている事を中々口に出していえないものなのです。そんな折、相手の立場になってやんわり心の扉を開けてあげると、ポツポツながら話し始めるのです。コーディネーターとかファシリテーターなどという横文字の言葉が流行っているようですが、その本当の意味さえも分らない人からいきなり発言を求められた場合は、私だってドキドキする?のですから初心者は当然のことです。人間は不思議な事に「話せ」といったら話さないのに、「話すな」といったら話したがるものなのです。話したいけど話さなかった不完全燃焼は、会議が終わった後のプライベートな時になると、「私も言おうとしたのだがあの場の雰囲気では」と堰を切ったようにうっぷんを話すのです、そんな相手の心を推し量って発言させる妙技はやはりなれる訓練をする以外ないようです。

 私は根がおっちょこちょいだし、人のように周到な準備をするでもなく事を始めるアドリブ人間なので、その場の雰囲気を読み取って人の話しを聴くよう心がけていますが、やはり人を動かすには人の意見をしっかり聞くことこそ涵養なのです。

 人を動かすためにもう一つ大事なことは「人に好かれる」ことです。そのためには「口を動かす」ことも欠かせない大事なことです。人に会ったり電話をしたり、今の時代ですからメールのやり取りするのも人間関係を保つ上で大事なことなのです。私はデジタル万能な時代に生きていながら実はアナログ人間の典型で、未だに毎日三枚のハガキを書き綴り全国へ送り続けています。希少価値という点ではアナログなハガキは効果抜群で、ハガキのお陰で随分得をしています。見栄やおべんちゃらで人の気をそそり、好かれようとしてもそれは所詮メッキのようなもので、どこかで辻褄が合わなくなって、むしろ自分の価値を下げることが多いようです。結局「自分の値打ちは自分で決めるものではなく、人が決めるもの」である事をしっかり肝に銘じるべきだと思うのです。

 「人に好かれる」ためには「相手の立場に立って考える」ことも見逃してはなりません。これも口で言うのは簡単ですが、相手を知るためには様々な努力が必要でしょう。その一番の近道はパートナーから始めることです。私にも世間並みに妻がいます。私が世界中で一番良く知ってるのは妻のはずですが、いつも一緒だと悪い処ばかりが目に付いてしょっちゅう喧嘩もします。でもちょっとした思いやりを持って妻を見てみると、意外と他の女性にはないいいものが沢山見えてきます。私は妻との関係を実験台?にしながら、知人友人との関係を「人に好かれる」よう努力をしています。そんな相手をいたわる年齢になったせいもあるのでしょうが、お陰様「口を動かす」ことによっていい人間関係の中で日々の暮しをしています。幸せです。

  「耳二つ 口は一つか ないけれど 使い次第で 動いて好かれ」

  「話し聞く ただそれだけで 納得す そこから始まる 人の関係」

  「好かれたい 人を好いたら 直ぐ出来る こんな単純 計算どおり」

  「年金を 分けて離婚が 増えている 一足す一が 一引く一に」 

 

[ この記事をシェアする ]