shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年8月22日

○旅のお供の一冊の本

 旅に出る時は必ず1冊の本を持ち、若しくは旅先の書店で買い求め長い道中のつれづれに本を読みます。読書に費やす時間が忙し過ぎてだんだん狭められるような感じのするこの頃なので、何か工夫をしなければ読書の時間が確保できないのです。幸い講演なの全国行脚が沢山あるので、行き帰りに本を読むのです。お陰で随分本を読むことが出来て大助かりです。

 昨日は和歌山県の宅建協会の招きで和歌山市に行きました。何で宅建協会に私が呼ばれたのか未だに不明です。でも和歌山の宅建協会には眞野賢司さんというつわものがいて、何年か前に宅建協会に呼ばれたことがあるので、あるいはその方面からの紹介だと思うのですが、まあ呼ばれた所へは誠意を持って仕事をしなればなりません。

 講演が終わって宅建協会の小倉明支部長さんと面談した際、「シンデレラのその後」という一冊の本をいただきました。【運命の方程式を解く本」高橋佳子著と書いているのです。講演が終わって武田部長さんにJR和歌山駅まで送ってもらい、紀州路快速に乗ってからわが家に帰るまでこの本を粗方読んでしまいました。

 シンデレラといえば誰もが知っている物語です。多分物語のあらすじはこうだったように思います。「幼い頃実母を失ったシンデレラは父親の再婚で新しい家族と暮らす事になります。しかし養母と姉たちにいじめられながらもシンデレラは健気に生きました。ある日お城で舞踏会が開かれ、姉たちは着飾って出かけました。留守番をしている所に魔法使いが現れドレスや馬車を用意して舞踏会へ送り出してくれました。舞踏会ではその美しさを王子に見初められますが、約束の時間になったので片方の靴を残して帰ってしまいました。王子は残されたガラスの靴を手がかりにシンデレラを探し出し、お后に迎えられ目出度し目出度し」というハッピーエンドでした。

 実はシンデレラの物語には「その後の物語がある」というのがこの本の物語なのです。私などのような凡人にはそんな物語があることさえも知らないし、考えたこともないのです。その後の物語は「破滅の運命」「安逸の運命」「衰亡の運命」「放蕩の運命」というのがあるそうです。「破滅の運命」はシンデレラが意地悪をされた母親や姉たちに復讐をするという物語、「安逸の運命」はシンデレラが宮中でお后として何不自由なく暮らしたものの怠け者になって家来や王様の心が離れてゆくという物語、「衰亡の運命」は慣れない宮中生活の挫折感でいたたまれず逃げるようにお城を出てゆくという物語、「放蕩の運命」はシンデレラが人生の絶頂を欲しいがままにして、陰謀に巻き込まれお城から追放されるという物語です。

 著者はそれを証明するために「余の辞書に不可能という文字はない」と語ったナポレオンの人生を描いた曲線を紹介しています。人生には幸運と不幸という運命があるのですが、順調発展をプラス、不調障害をマイナスとするならナポレオンの生涯を人生曲線のどの位置でどんな出来事があったか明快に説明できるのです。

 著者が提案しているように自分の人生曲線を作ってみたいと思いました。大切なことは順調発展のプラス時にいかにマイナスの芽を摘むか、不調生涯のマイナス時にいかに新しいプラスの種を蒔くかということでした。自分の運命は他人や社会、あるいは目に見えない自然現象にによって牛耳られていると思っていたものが、実は自分の心に宿る意思によって決められているという話は私も大賛成な意見です。

 昨日帰りに大阪梅田の駅の紀伊国屋書店に立ち寄りました。あの広い本の売り場は肩と肩がすれ違うほどの混雑ぶりで賑わっていました。しかしいつも驚くのは所狭しと置いてあるあの本を書いた人がいるという事実です。私などの田舎者はまだ4、5冊しか自著本を出版していませんが、日本には凄い人がいるものです。もう少し頑張って読む方も書く方も極めたいものです。

  「この本を 書いた人あり 偉いもの 俺など何の 役にも立たず」

  「旅すがら 本読み知識 取り入れて 知恵に変えるは 何年先か」

  「シンデレラ 話の続き あるという ハッピーエンドが 一番いいのに」

  「運命は 結局自分が 決めるもの 心しっかり 生きよということ」

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