shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年8月15日

○ヒーローが一転奈落に

 世の中はつくづく何が起こるからないと思います。郵政民営化で小泉自民党が大勝したと思えば一転、年金問題で阿部自民党は結党以来の大敗で、参議院では議長も出せない逆転現象が起こりました。マスコミの力を借りた追い風で小沢民主党は勢いづいていますが、こんな現象がいつまで続くのか、これも先行き不透明なのです。阿部総理が誕生した時は政界のプリンスなどと持てはやされ、「美しい国日本」をスローガンに登場したヒーローの出現に国民は新しい日本の姿を感じたに違いありません。ところがどうでしょう1年も経たないのに民意を無視した居直りで続投とどこもかしこも阿部総理の悪口でいっぱいです。

 私の友人に鳥取県日野郡江府町で町会議員をしている田中さんという方がいます。何かにつけて古くから親交があり、手紙や電話で様々な時事問題を話し合う間柄なのですが、今日届いた暑中お見舞いのはがきには、歴代総理の名前が丹念に調べて書いてあり、興味を持って読みました。

 岸信介(60)、池田勇人(60)、佐藤栄作(63)、田中角栄(54)、三木武夫(67)、福田赳夫(71)、大平正芳(68)、鈴木善幸(69)、中曽根康弘(64)、竹下登(63)、宇野宗佑(66)、海部俊樹(58)、宮沢喜一(72)、細川護照、羽田孜(58)、村山富市(70)、橋本龍太郎(58)、小渕恵三(61)、森喜朗(62)、小泉純一郎(59)、阿部晋三(52)と就任年齢を比較するといかに阿部総理が若いかが分るのです。若いということは若さへの期待と経験不足への不安が必ず交錯します。今のところ民衆は若さ露呈に傾いた批判を繰り返しているようですが、もう少し様子を見ないと若さへの期待は見えてこないような気もするのです。

 最近の報道でもう一人ヒーローから奈落の人がいます。大相撲横綱の朝青龍です。先日終わったばかりの名古屋場所では逆転優勝しさすがと世間をうならせたものですが、体調が悪いので夏巡業を休みモンゴルに帰国してサッカーをしていることが問題になって2場所の出場停止という重い謹慎処分が下され、国内では当然、モンゴルでは重過ぎると、両国間の外交問題にまで発展しようとしているのです。モンゴルでは英雄扱いされ、朝青龍のファミリー企業が活発な事業展開していることもあって、病気謹慎中の主役不在でマスコミがかなり熱を入れて騒いでいるようです。

 阿部総理も朝青龍もある意味での頂点を極めた成功者です。判官びいきの日本ではこうした成功者にはやっかみもあってか、かなり厳しい目で見られがちです。別に阿部総理が悪いから年金問題が起こった訳ではありません。しかし総理と名がつくと結果的には人の不始末、世の中の悪さえも責任を被らなければなりません。朝青龍だって長い間一人横綱として斜陽化する大相撲を支え続けてきたではありませんか。人の世の厳しさも時には必要でしょうし、阿部総理も朝青龍も自戒の念を持って事に当たらなければならない部分もあるようですが、心機一転日本の政治と日本の国技のために再起して欲しいと願っています。

 鳥取県の町会議員田中さんからの一枚の暑中見舞いが、お盆休みということもあってこの日3本目のブログ記事となりました。田中さんは本文の中で「地域格差の拡大」と「ふるさとは遠きにありて思うもの」という問題提起をされていました。確かにサービスの質も量も低下させない事を公約に始めた郵政民営化は、地方の郵便局から人の引き上げが行われ、地域格差は益々増大しています。またこの数年で200を越える集落が日本の各地で消え、限界集落の増加で遠きにありて思えない惨状だとも訴えています。

 いいまちを作りたい。これは誰もが考えることですが、今日本の田舎は社会の発展に逆行して後退の道を進ん

でいるように思えてならないのです。

  「一枚の 見舞い葉書に 込められた 田舎が故の 厳し現実」

  「議員なら こんなアクション 起こしてよ 近い議員に 言うてやりたい」

  「阿部さんも 朝青龍も 苦しんで 今年の夏は 暗き話題が」

  「ヒーローが 一転奈落 嫌だねえ ヒーローでない 俺は落ちない」 

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