shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年8月4日

○恐竜の卵

 「おじいちゃん、恐竜の卵はどうなった」と3日前、松山に住んでいる孫朋樹から電話がかかってきました。「まだ恐竜は生まれてないよ」と言うと、「卵がかえったら電話してね」で電話を切りました。数日前夏休みになったのでわが家に遊びに来ていた孫を連れてシーサイドへ行きました。シーサイド公園特産品センターのお土産売り場はそんなにお土産のアイテムはありませんが、それでも海沿いの町らしい土産物をそろえているため、孫がシーサイド公園へ行きたがる原因はどうやらこのお土産が目当てのようなのです。ここで初めて買った恐竜のおもちゃが孫の心に火をつけてしまい、私の財布をいいことにその後いろいろな恐竜の模型を買う羽目となってしまったのです。孫がわが家に置いて帰り来る度に遊ぶ恐竜のコレクションは相当なもので、一室のある場所を占有して大事に保管しているのです。

 数日前例によってシーサイド公園へ行きました。孫が目に付けたのは恐竜の卵というおもちゃでした。僅か500円のおもちゃですから即座に買うのは簡単なのですが、我慢する心を育てるため幾ら泣こうがわめこうがその場は決して買わない方針なので、孫もそのことは分かっていて、「今度来た時買おう」と私に約束をさせるのです。明くる日の朝になると私を否応なしにおもちゃ売り場に引っ張って行き、「約束だから」と買わせるしたたかな知恵が4歳なのにちゃんとついているのです。私と孫は恐竜の卵を575円で買い求めて帰りました。

(これが恐竜の卵です。実によく出来ていて本物の卵と同じように作られていました)

 4歳なので全ての文字を読むことができませんが、恐竜図鑑に熱中したお陰でひらがなは読めるため私と一緒に説明書を読んで早速実験する事にしました。「ふむふむ、何々・・・・・・・」などと読みながらこの卵を風呂場に持って行き、風呂場用のバケツの中に水を張って卵を入れました。卵には小さい穴が何ヶ所か開いていて、そこから水が浸入し卵の中に入れているものが海綿体のように水を吸って膨張し卵の殻を割って登場する仕組みになっているのです。説明書きには「24時間くらいで卵の殻が割れて孵化します」と書いているため、自宅に戻った孫からの冒頭の電話となったのです。


(風呂場でバケツの中に卵を沈め実験を開始する孫、不思議や不思議、夕暮れの光が窓から差し込み、卵がまるで神々しい光を放っているように見えるのです)

 24時間後説明書に書かれたとおり卵の厚い殻を破っておもちゃの恐竜の赤ちゃんの誕生です。孫に電話をすると早速たった一人で我が家に泊まりに来るというのです。余程恐竜の卵が気になったのでしょう。私は孫を幼稚園まで迎えに行き着替えを持ってやって来ました。わが家へ来るなり風呂場へ直行です。恐竜の赤ちゃんと対面しました。嬉しそうでした。

 昨夜は風呂に入って恐る恐る恐竜の赤ちゃんを触っていましたが、今朝は早速水から出してバスタオルに包み大事に大事に机の上に置いてタオルで拭いていました。



(朝起きるなりバスタオルに包んで大事小事にしている恐竜の赤ちゃんです)

 孫の夢が叶って誕生した恐竜の赤ちゃんは当分孫のささやかな夢物語として遊びの中に取り入れられることでしょう。孫万歳です。

  「夢叶い 生まれたばかりの 恐竜を 大事小事に タオル包んで」

  「大人から 見れば馬鹿げた おもちゃだが 孫にとっては 夏の夢です」

  「最近の おもちゃ凝ってる 仕掛けにて 孫も私も ワクワクドキリ」

  「お母さん 卵かえって 恐竜の 赤ちゃん生まれた 電話弾んで」


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