人間牧場

〇高野川海岸から見た夕日
 昨日は松前いいとこ見つけ隊の役員会の帰り道、伊予署を過ぎた所で行きつけの理髪店の前を通りました。いつもはお客さんの車がいっぱい止まっているのに、昨日は1~2台でした。「そうだ散髪をして帰ろう」と急に思いつき、バリュー前の信号でUターンして理髪店に入りました。目論見通りお客さんはまばらで、少しすると「どうぞ」と案内されました。普通の日だと1~2時間待ちはざらなので、喜んで座席に座り、「3ミリスポーツ刈りでお願いします」と告げ、散髪は始まりました。

高野川から見た昨日の夕日
夕日を見た私の自画像

 ほんの20分ほどで散髪は終わり、1320円を支払いすっきりした気持ちでお店を出て帰路に就きました。三秋峠を下り高野川辺りまで帰ると、奇麗な夕日が見えました。行きと同じように同じ場所に車を止め、夕日を見ました。空気の澄んだ秋色の海と空を染め分けて夕日はゆっくり落ち始めましたが、夕方から人に会う約束と集会出席があって、残念ながら最後を見届けることはできませんでした。

 夕日は見る時間と見る場所によって色々な表情をしています。毎日1分ほどずつ日没が早くなり、沈む場所も西寄りに代わり、下灘駅辺りからは西の山の端に隠れ始めています。唯一高野川辺りからかろうじて冬至ころまで夕日を見ることができるのです。昨日は行きに島影を見て、帰りに同じ場所から夕日を見ることができてラッキーでした。

「同じ日の 昼と夕方 同じ場所 島影・夕日 写真に収め」
「高野川 海岸からの 夕日また 味が違って 金色の道」
「西寄りの コースを辿る これからは ここしか夕日 見れない残念」
「いつ見ても 双海の夕日は 日本一 オンリーワンでも 自慢の一つ」

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〇シイタケホダ木の並べ替え
 冬の間に友人のクヌギ山から切り出し、その後息子と2人でその原木に穴を開け、シイタケの種駒を打ち込み、家の裏道沿いに並べて養生をしていたホダ木の周りに草が生い茂っていましたが、日中の最低気温が15度前後になるとシイタケが生えてくると思われるので、一昨日の夕方一旦ホダ木を横倒しに寝かせ、斜面や足元の草を草刈り機で刈り払いました。

草を刈り行儀よく並べ替えたシイタケのホダ木

 その後辺りの草や土を取り除き、行儀よく並べ替えましたが、何本かのホダ木には既にシイタケの芽が見えているようなので、朝晩の気温がぐっと下がれば、お目当てのシイタケが生えてくるものと思われます。シイタケは鍋物にしたり、焼いたりして食べますが、残りはスライスして天日干しにして保存食品としても食べれる栄養価の高い自然食品で、わが家では重宝しています。

 最近は原木を使わずおが屑に植菌して、温度と水分管理によってる菌床栽培する方法によって、年中シイタケを食べることができるようになりました。ホダ木に生えたシイタケに比べて菌床栽培のシイタケは香りが少ないため、シイタケの嫌いな人にとっては、かえって食べやすいと好評のようですが、野菜も人工管理した工場で造る時代がやって来たようです。でも太陽の光や土の香りのする野菜の方が、体には良いのかも知れません。

「シイタケの ホダ木周辺 草を刈る 気温が下がり そろそろ生える」
「最近は シイタケ年中 出回って 季節の変化 感じなくなる」
「シイタケの 独特風味 ない方が かえって若者 好まれるよう」

 

 

 

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◯パソコンの故障
今朝いつものようにパソコンの電源スイッチを入れましたが、画面が表示せずパソコンが動かなくなりました。アナログ人間ゆえトラブルに遭うまったくとお手上げです。「タブレットで応急の記事を書いています。お急ぎの方はしばらくお待ち下さいと書き込みました。

 「急ぎのメールがあるしどうしよう?」と思い、古いパソコンに電源を入れましたが、立ち上がりが遅くヤキモキしました。本当なら毎朝日課の2本のブログを書き終えている筈なのに、モタモタ、イライラが続きました。「そうだ松山の娘婿に診てもらおう」と思いつき。毎朝続けているウォーキングをキャンセルし、軽四トラックに故障したノートパソコンを積み込み、松山に向けて走りました。

 今朝は国道の交通量もそれほど混んではなく、50分ほどで道後北方の娘の家に到着しました。驚いたのは娘です。「こんなに朝早く何事?」と聞かれ、起きていた娘婿に訳を言って診てもらいました。娘婿は持参したコードを電源に差し込みスイッチを入れましたが、あれほど動かなかったパソコンがあらあら不思議、何事もなく起動し画面が出てきました。

娘婿があれこれいじってくれ、気恥ずかしくもノートパソコンを往復2時間をかけて持ち帰りました。まさに骨折り損のくたびれ儲けとはこのことでした。早速facebook記事を一本書いて、予定されていた講演をするため宇和島に向かって車を走らせました。いい一日だったのか悪い一日だったのか分からぬまま、ブログ記事を書いています。

「スイッチを 入れるも画面 出てこない 弱った弱った グリコの看板」
「とりあえず 応急処置を しなくては 6時出発 軽四トラック」
「娘婿 パソコン電源 入れてみる あらあら不思議 きっちり動く」
「朝早く 迷惑じいさん 娘家 出かけお助け 毎度のことで」

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〇「今JR下灘駅に来ています」
 先週の10月14日、講演先の西条から帰宅途中県庁に立ち寄り、打ち合わせを終えての帰り道、双海町入口の高野川に差し掛かったころ、ポケットの携帯電話バイブレーションが揺れました。路側帯に車を止めて電話に出ると、大阪に住むという男性からでした。

 「今JR下灘駅に来ています」。私「えっ?どなた?」でした。聞けば10月14日は鉄道記念日なので列車の旅を楽しもうと一人旅を続けているとのこと、最近は携帯電話が普及しているため「今シーサイド公園に来ています」なんて人も多く、その都度「お会いしたい」という要望に応えていますが、この日は夕方7時30分から別の打ち合わせ会があって、長居はできないことの了解を得て、とりあえず下灘駅へ向かいました。

 その人とは恐らく1度しか会ったことがないし、正直なところ顔など覚えていませんでしたが、聞くほどに記憶が蘇り、「ああ、あそこで・・・」と記憶がやっとつながりました。聞けばこの春65歳となり定年後再雇用の仕事を退職し、今後の生き方を見つけようと旅に出たとのことでした。よくある話でした。松山に泊まるので、あくる日また来たいとのこと、残念ながらその日も私のスケジュールは詰まっていて、出会いは重ねられませんでしたが、その日から私のパソコンに足繁くメールが入るようになりました。

「『下灘の 駅にいます』と 言われても どこの誰だか 記憶おぼろげ」
「とりあえず 駅に到着 したものの 次の集会 余り時間が」
「『もう一度 明日会いたい』と 言われたが 結局あくる日 都合がつかず」
「結局は 通りすがりの 人となる メールでやり取り 友人みたい」

 

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〇八幡浜市松蔭公民館が視察研修にやって来ました
 八幡浜市内に住む私の義姉の紹介で、松蔭公民館の一行16人が、私たちの町へ視察研修にやって来ました。中山のそば打ち道場でそば打ち体験して昼食を終えた後、12時30分に翠小学校で落ち合い、日曜日ながら釣り大会の余勢を借りて校長先生と教頭先生の案内を受け校舎の遍歴や現状を見学説明してもらいました。

校長先生のご案内で学校を見学しました
金次郎さん銅像の前にて

その後わが家近くの県道に車を止め、わが海の資料館海舟館や私設公民館を見学してもらい、妻の用意したお茶の立ち飲みお接待を受けた後軽四トラックで先走りした私は、下灘コミセン前でマイクロバスに乗り、人間牧場までの奥西回りの山道を人間牧場へ向かいました。お天気も上々だったので上の市道にからのんびりゆっくり歩いて下り、人間牧場で見学や私の説明を聞いてもらいました。

人間牧場のウッドデッキにて

 10人以上の団体さんの来訪は2か月ぶりでしたが、午後3時ころまであれこれ過ごし、下灘交差点付近で私だけ下車して一行を見送りました。シーサイド公園にもJR下灘駅にも立ち寄らぬ急ぎ足の日程でしたが、一行は予定していた午後4時過ぎに無事八幡浜へ帰り着いたようで、早速義姉からお礼のメールが届きました。午前の部は釣り大会、午後の部は視察研修と続いたため、気が付くと昼食を食べるのをすっかり忘れていました。大笑いです。

「中山から 峠を越えて やって来た 八幡浜一行 学校落ち合う」
「日曜日 ながら出勤 してもらい 木造校舎 校長説明」
「わが家にて 資料館など 見学し お茶の立ち飲み 妻お接待する」
「マイクロで 山道走り 牧場へ あれこれ説明 食べるの忘れ」

 

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〇美容院へ女前を上げに行った妻
 昨日妻が下灘の行きつけ美容院へ女前を上げに出かけるというので、今日八幡浜から視察団がやって来るため、人間牧場の掃除に行くついでもあり昼過ぎ車で美容院まで連れて行きました。20分~30分で済む私の男前散髪と違い、女性の美容は時間が2時間以上かかるので、掃除には十分な時間でした。

 終われば電話をすると妻に言われていましたが一向に電話がなく、せっかちな私は結局美容院まで迎えに行き、美容院の待合椅子でお茶まで出してもらい、そこいらに置かれた雑誌を見ながら終わるのを待ちました。その中に全国のお寺の山門掲示板に張り出されている有難いお言葉が載っていて、興味深く読みました。

 知りませんでしたが、「輝けお寺の掲示板大賞」というのがあるらしいのです。そういえば最近訪ねた幾つかのお寺の掲示板にも、このような言葉が書かれていて、立ちどまって読んだ記憶があるのです。「コロナよりも怖いのは人間だった」などなど、いい言葉がずらり並んでいて、手持ちのタブレットで写真を撮り、女前の上がった妻を軽四トラックの助手席に乗せて帰りました。

「女前 上げるつもりの 妻を乗せ ついでに美容院 ノコノコ出かけ」
「私など 散髪時間 20~30分 だのに美容は 2~3時間も」
「美容院 初めて入り 待合で お茶までいただき 雑誌読みつつ」
「あちこちの お寺の山門 掲示板 大賞まである 初めて知った」 

 

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〇水の都西条
 西条公民館へ講演に出かける前日、西条中央公民館の工藤さんから、「もしよろしかったら講演後お食事でもご一緒にいかがですか?」と誘いの電話がありました。予定表を見ると4時ころから県庁で講演の打ち合わせがあるものの、それまで自由なので、お言葉に甘えることにしました。

 工藤さんも友人の国田さんも講演会に見えられ、ご一緒に私の話を聞いていただいた後、近くの海鮮市場に出かけ、自慢の海鮮丼をご馳走になりました。海鮮市場らしい大盛に盛りつけた多種な魚刺身も新鮮で、あれこれ世間話をしながら楽しく過ごしました。

 西条は水の都と言われるほど、市の中央を流れる加茂川の伏流水があちこちに自噴していますが、何と海の中にまで真水が自噴しているらしいのです。海鮮市場のすぐ近くにその場所があるので、食事後工藤さんの案内で歩いて見学をさせてもらいました。

 港に突き出た石張りの突堤の先端に弘法大師が杖でつついて水が出始めたという伝説の残る弘法水は、加茂川の河口ながら海の中だのに真水がコンコンと湧き出ていました。素晴らしい水の恵みです。手を浸し少し飲んでみましたが冷たくて美味しい水でした。霊験にあやかりたくてお賽銭箱に15円(十分(10円)ご縁(5円)があるように)投げ入れました。

「あら不思議 海に突き出た 突堤に 真水の自噴 する場所有りて」
「その昔 弘法大師 杖つつく 水が噴き出す そんな伝説」
「飲んでみた 冷たく美味しい 真水です 元気出る水 そんな気持ちに」
「15円 賽銭箱に 投げ入れて 無病息災 手合わせ祈る」

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〇双海中学校のペッパー君
 昨日所用があって双海中学校へ出かけました。双海中学校へは中3の孫希心と中1の孫奏心が通っていて、加えて今年度は息子一心がPTA会長をしているので、上灘中学と下灘中学が統合して双海中学が発足して以来続けてきた、学校評議員を今年度は息子に譲りました。

 ゆえに学校へ行く事もなく過ごしていますが、校長先生や教頭先生も替わりすっかり遠のいていました。学校の校舎に入ると職員室の前に感情を認識するロボットといわれているペッパー君が置かれていました。所用を済ませ教頭先生と2人でペッパー君を相手に少しお喋りをしてみました。

 頭をなでたり胸の位置にあるタブレットで用件を伝えると、あれこれ話してくれました。私のような昭和の匂いのする人間にとっては、何とも理解し難いデジタルや人工知能の進化ぶりに驚きました。多分生徒たちの遊び相手になって、色々な感情を表現していることでしょう。

 

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〇極早生みかんの実るころ
 私の住んでいる地域は瀬戸内海・伊予灘に面していて、みかんの産地です。ハウスみかんを含めると年中何かの柑橘類が出回っています。産地といっても宇和海側南予のように黒潮の温かい恵みがある訳でもなく、加えて園地が北向きのため多少酸味が強いのが特徴です。毎年この頃になると極早生みかんの収穫が始まります。

 極早生は通称青切りみかんといって、みかんの表皮は黄色と緑色がまだらに残っていますがその分香りがよく甘みやうま味も十分乗っています。このころになると知人の農家さんに頼んで10箱ほど分けてもらい、全国の知人友人に送る作業をします。今年はこれまで分けてもらっていた知人のご主人が亡くなったため、別の人に頼みました。

 持ち帰ったみかんの箱詰めを、事前に書いていた送り状とともに郵便局の窓口へ持って行き、とりあえず今年最初の第一便は無事に送りの手続きを完了しました。送り先は北海道や長野など遠い地域が多いため、3~4日はかかるものと思われますが、瀬戸内の味を楽しんでもらえれば嬉しいです。

「今年も 極早生みかん 実る頃ころ 知人友人 送り状書く」
「今年は 農家の主人 亡くなって 別の知人に 分けてもらって」
「極早生の みかん青切り 名の通り 黄色と緑 まだらの表皮」
「毎日の ようにみかんを 食べている ビタミン補給 健康維持に」

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〇ギンナンを沢山いただきました
 秋も幾分深まり、あちことのイチョウの木の葉っぱが緑から黄色へと変色し始めました。この時期になるとイチョウの木になった、ギンナンの実が地上に落下します。

友人の奥さんから貰ったギンナンの実

 ギンナンは茶わん蒸しの具材に欠かせない作物ですが、地上に落ちた実を見ると想像もつかないほどで、臭くてベタベタしていて、その処理はとても厄介です。ゴム手袋をして拾い集め、玉ねぎ袋に入れて水に漬け、周りを腐らせて種を取るのです。

 そんな手間のかかる作物なので中々素人には手を出せませんが、農家さんはそんな手間暇をかけてギンナンを出荷するのです。2~3日前友人の奥さんがまだ外側を取っただけで未乾燥のギンナンを沢山くれました。早速金網ざるに取り出し天日に干し乾燥を始めました。

 子どもの頃は冬になると、ストーブの上でギンナンを焼いて食べました。時折「バーン」と音を立てて飛び散ったりしましたが、焼き立てのギンナンは美味しくて沢山食べました。最近は封筒に入れて電子レンジでチンすると、袋の中で破裂するので、周りを汚すこともなくギンナンを食べることができます。楽しみが増えました。

「友人の 奥さんくれた ギンナンを 金網籠で 天日干しする」
「ギンナンは 地上に落ちた その姿 ベトベトしてて 臭くて叶わん」
「水洗い したが臭さは まだ残る ギンナン焼いて 食べた思い出」
「封筒に 入れてレンジで チンをする あっという間に 美味しく食べれる」

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