人間牧場

〇カブトムシプレゼントのお礼
 一昨日上灘保育所の園長さんからお電話が入りました。先日息子が飼育してるカブトムシをプレゼントするため、園児たちがわが家へやって来て持ち帰りましたが、そのお礼にそちらへ園児たちが散歩を兼ねてお伺いしたいとのことでした。運悪く昨日は西条へ講演に出掛けなければならない先約があったので、私が午前9時に保育所に出かけることにしたのです。

保育園児にお礼状をいただきました
園長先生が作ったススキのバッタ

 午前9時に保育所に到着すると、園児全員が玄関先に並び、年長さんが画いたという大きなお礼状をいただきました。本当は息子が貰うべきのものなのですが、息子は仕事に出掛けていて出会うことができないため、私がその代役を務めただけのことなので、少し恐縮してしまいました。

 昨日の朝、お盆も近いことからわが家のお墓へ、妻と二人でシキビを持ってお墓参りに行く途中、出勤途中の園長先生に出会いました。園長先生はその折、前夜自分が作ったというススキの葉っぱを使った、創作バッタの止まったススキをいただき持ち帰りました。玄関先に飾りましたが、手作りとは思えない素晴らしい出来栄えでした。

 園児たちと肘タッチをして交流しましたが、「来年もカブトムシのプレゼントを楽しみにしています」とのことでした。貰った大きなお礼状と創作バッタを仕事から帰宅した息子に渡し、来年の期待も伝言しておきました。

「カブトムシ 保育所園児 プレゼント お礼がしたいと 電話があった」
「わが息子 休みが取れず 代理にて 保育所出向き お礼をいただく」
「来年も よろしく頼むと 園児言う 息子に伝え 令状渡す」
「ススキの葉 使ってバッタ 見事です 早速玄関 飾って楽しむ」

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人間牧場

大きく伸びた2本の杉の木
 人間牧場を造って17年目の夏を迎えています。造った当初は丸裸だった周辺の木々が枝葉を伸ばしたため、今ではまるで森の中に溶け込んだようないい雰囲気になっています。基本的には俳人高浜虚子の句である「ふるさとの この松切るな 竹切るな」の心境のため、中には景観を遮るものもありますが、まあ伸び放題といったところです。

 海に向かって建てられた水平線の家の窓の両側に、植えた訳でもないのに2本の杉の木が育ちました。水平線の家の土台近くなので傷めるかも知れないと思っていたものの、ついつい「まあまあ」と思っていましたが、あっという間に2階の屋根を超えて、4~5mの高さにまでなりました。

 わが家には大学2年になる孫と、中学3年になる2人の孫、それに中1の孫の計4人の男の子がいます。一番大きな杉の木には「朋樹&希心」、もう一本の杉の木には「尚樹&奏心」と、この木の成長と孫の成長をダブらせて名前を付けていますが、4人ともこの木に負けないくらい大きく育っています。

 特に孫希心はまだ中3だというのに、背の高さは親の背を越し180㎝にもなっているのですから驚きです。今年の夏休みには4人を連れて人間牧場へ行き、記念写真を撮ってやりたいと思っています。わんぱくでもいいから逞しく育って欲しいものです。

「牧場に 植えた訳でも ない杉が 偶然2本 スクスク伸びる」
「17年 あれよあれよと 言う間なく 天を仰いで 屋根より高く」
「ふるさとの この松切るな 杉切るな 俳人虚子の 強い戒め」
「夏休み 4人孫連れ 牧場で 記念写真を 撮ってやりたい」

 

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人間牧場

〇観光列車伊予灘ものがたり乗車(その3)
大洲駅を出た観光列車はノロノロ運転で肱川を左手に見ながら下ります。五郎駅で狸家族の歓迎を受けて走ると、左手に長浜の名所「赤橋」が見えてきます。

やがて伊予灘の180度の視界が社内のピカピカテーブルに広がり、真夏を思わせる入道雲、水平線、瀬戸内の島々が見えてきます。そのうち列車は鉄橋と国道378号の陸橋が並行して走る本村に差し掛かります。青春18きっぷのキャンペーンポスターで紹介された場所です。

 

列車は今ではすっかり有名になって観光客が沢山訪れるJR下灘駅に到着します。列車の窓からたくさんの人だかりが見えました。みんな観光列車に向かって
スマホやカメラで写真を撮っていました。

下灘駅では10分間の停車時間があり、乗客も下車して列車の前で記念写真を撮ったりトイレ休憩をしていました。

かつては日本で一番海に近い駅だった下灘駅のプラットホームから下の海を見ると、ジェットスキーに乗った若者が、歓迎のデモンストレーションをしてくれました。

 

 

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人間牧場

〇観光列車伊予灘ものがたり(その2)
 私は講演などで旅慣れていて、特急や新幹線などをしょっちゅう利用していますが、わが妻はそんな機会は殆どないため、伊予駅から山周りで走る特急宇和海に乗るのも初めてで、幾つもの長いトンネルに入ったり出たりして走る列車に驚ろいていました。

 大洲駅では少し待ち時間がありましたが、その間駅構内待合室で久しぶりに出会った皆さんと楽しい談笑となりました。そのうちプラットホーム3番線に移動しましたが、八幡浜行きのアンパンマン列車が停車していました。

 そのうち伊予灘ものがたりが3両編成で入線、車内清掃などを終えて早速アテンダントの案内で列車に乗り込みましたが、車内はパンフレットで見たイメージよりもさらにグレードが高く、まるで動く応接室といった感じで、窓に向かって横一列に並んで座りました。

 車窓の夏の景色がピカピカ磨きのテーブルに映り、シャンデリアの灯りとマッチしてとてもゴージャスな雰囲気でした。のんびりゆっくり走る観光列車は五郎駅で、列車は止まらないものの狸の格好をした多くの地元の人の出迎えを窓越しに受け、私たちも車内から手を振って応えました。

「特急の 内子経由で 山周り 大洲駅にて 観光列車に」
「何とまあ 贅沢なこと 一両を 丸ごと借りて のんびり出発」
「五郎駅 狸伝説 地元人 プラットホームで 歓待出迎え」
「ピカピカの テーブル映る 夏景色 隣の席に 妻も並んで」

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人間牧場

〇町家でのホオズキ市
 息子は昨年から、自宅の庭で鉢植えのホオズキを育てています。一年目の去年は蒔いた種が芽を出し、冬は地上部分の茎が枯れましたが、春先に多年草ゆえ生きている根を取り出して、鉢に植え替えていました。その後苗は順調に育ち、最近になってなった実がホオズキ特有のオレンジ色に色つき始めました。

町家で開催したホオズキ市
ホオズキ市の開催を知らせるチラシ

 東京の下町辺りでは、江戸時代から伝わる伝統の朝顔市やホオズキ市が開かれていますが、地方ではそんな風習はなく、どちらも栽培や手入れに手間暇がかかることから、取り組む人も殆どいないようで、文字通り試行錯誤の連続だったようですが、小規模で遅まきながら、何とか市を開くまでに漕ぎつけたようです。

 私は昨日松山市のまちづくりパワーアップ推進大会に出席した帰り道、交流施設町家へ様子を見に立ち寄りましたが、まあそれなりの設えでやっていました。来年は露地栽培もやりたいと意気込んでいるようですが、はてさて息子のカブトムシの夏、朝顔の夏、ホオズキの夏はやっと一段落といったところです。

「カブトムシ 朝顔続き ホオズキと 3週連続 寝る間惜しんで」
「わが息子 夢中のパワー 親ながら 感心するが ちょっと心配」
「パチンコや 飲みに行くでも ない息子 地域づくりで 社会貢献」
「来年は あれこれやると 新たなる 夢に向かって 早くも一歩」

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人間牧場

〇夕焼け村事前説明会
昨晩は午後7時30分から地域事務所に置いて夕焼け村の参加者及び保護者事前説明会がありました。今年は夏休みが終わる9月4から1週間、町内3小学校の5~6年生16人の申し込みがありました。

親子説明会
指導してくれる東雲大学の学生たち
壇上に上がって決意を述べる子どもたち
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人間牧場

〇これからの地域づくりと公民館
ワードプレスの記事がブログに連動しなくなり、テストをしています。

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人間牧場

〇地域づくりと公民館
ワードプレスの記事に不具合が生じ、ブログに連動しなくなりました。
テストで古いパソコンで記事を書いて送信してみます。

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人間牧場

〇友人のお母さんの訃報
 年齢を重ねると、自分につながる親類、友人などなども私と同じように高齢化し、突然訃報が舞い込み、驚きを隠せません。3日前所用があって友人に電話を掛けました。私「すっかりご無沙汰をしていますが、その後お元気ですか?」と尋ねると、「私は元気だが母が他界し昨日葬儀をしました」と言うのです。

「コロナ感染のさ中なので、訃報は新聞にも載せず家族葬で行いました」と言われました。家族葬と言われても、父や母の葬儀に参列して香典もいただいていたので、失礼ながら昨日の午前中平服で友人宅を訪ね線香を手向け、居合わせた奥さんと二人で、個人の思い出話や、今後について色々なお話をして帰りました。

 友人のご自宅を訪問したのも、奥さんと出会ったのも10年ぶりで、記憶を頼りに訪ね歩きましたが、周辺地域も奥さんも随分様変わりしていて、勿論相手から見れば私もこの10年で様変わりしているに違いなく、10年ひと昔の出会いでした。それにしても虫が知らせたとはこのことで、よくぞ電話をかけたなあと思いました。

「元気かい たまたまかけた 電話口 母親葬儀 昨日済ませた」
「コロナ禍が ゆえに葬儀は 家族葬 訃報聞こえず 不義理を詫びる」
「10年ぶり 友人宅を 訪ね行く 仏壇線香 手合わせ祈る」
「また一人 思い出の人 黄泉の国 旅立ち悲しや 明日は我が身か」

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人間牧場

〇やってみる価値のある対話塾
 私はこれまで、10年で40回を目指す廃屋を利用したフロンティア塾や、人間牧場での年輪塾などを開催し、人を育てる活動をしてきましたが、その殆どは不特定多数の人を集めた集合学習でした。

講義をする塾長の私
受講する浜田塾生

 最近新型コロナの感染が拡大し、人を集めて楽手することが難しくなってきました。そのため文明の利器を使ってオンラインで活動をし始めましたが、その手法はやはり前例踏襲の参加型集合学習のようです。

 参加型集合学習には参加した人たちの交流と言う副次的な効果もあったのですが、オンラインではそれも望めず、手詰まり感があるようで、何とかしたいものだと思っていました。昨日偶然夏修行と称し人間牧場で水平線の家のワックス掛けと、草刈りをやった後、汗に汚れて体で塾長の私と、年輪塾生の浜田さんが1対1の対面で議論してみました。

 面白い反応があったので、試験的に何人かを募って対面理論をやってみようと思っています。テキストは出版している「夕焼け徒然草地の書・火の書・水の書・空の書・風の書・心の書」及び、「まちづくり100話」、「昇る夕日でまちづくり」などを使ってみたいと思っています。ひょっとしたらひょっとするかもで、楽しみです。

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