人間牧場

〇待ち遠しい蜂蜜収穫
 歳をとったせいでしょうか?、今年の夏はとりわけ暑く感じてます。それでも立秋が過ぎ残暑見舞いが届くこの頃になると、網戸の外ではまだまだか細いながら虫の鳴き声が聴こえ、季節の移りを感じています。

 毎年この時期になると蜜蜂の巣箱の前にスズメバチがやって来て、蜜を抱いて巣箱に帰って来る蜜蜂をホバーするのです。見つけ次第袋網で捕まえて処分をしますが、捕まえ損ねると攻撃を仕掛けてくるので用心をしなかればなりません。

 今年から蜜蜂の世話は代替わりで、私から長男息子に譲りました。何事にも研究熱心な息子は、早速蜜蜂の生態や飼育方法をネットで調べ、蜜蜂を傷めず冬越させる方法を思いつき、早くも総取りを主張する私と真っ向から対立しています。

去年の蜂蜜絞りの写真

 「去年の今頃は」と考えていた矢先の昨日、パソコンfacebookに、絞った蜂蜜を持ったご満悦の写真がいきなりアップされました。予定では今年もこんな写真を撮るはずだったのに・・・です。残念ながらこんな写真はもう少し先か?、あるいは幻に終わるか?、悩ましい日々です。

「秋が来た 去年の今頃 蜂蜜を 採って満悦 いきなり写真」
「今年から 養蜂息子に 代替わり 私しにせと 言いたいけれど」
「息子には 息子の考え あるようだ 理想と現実 大分開き」
「今年は 4箱も入居 蜜蜂が 息子俺より 上かも知れぬ」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇もしもピアノが弾けたなら
 この2~3日何を思ったのか、中3の孫希心が私の書斎に置いているピアノを弾き始めました。多分気分転換のつもりで弾いているのだろうと思っていましたが、ピアノの鍵盤全てに、何やら「ドレミファソラシド」と書いたテープを張り付けて弾いているようでした。

 このピアノは長女娘が小さいころ、ピアノを習っていた時に使っていたものです。お嫁に行く時持たせるつもりでしたが、マンション住まいには不必要だったので、その後も私の書斎に眠ったままで、処分をしたいと思いつつ、また邪魔だと思いつつ今日まで居座り続けているのです。

 私も家に誰もいない時を選んで時々弾いていますが、何曲か弾けるものの上達もせず遊び半分といったところです。西田敏行が歌って大ヒットした「もしもピアノが弾けたなら」の歌詞そのままの気持ちを持っていますが、多分思いだけで一生を終わりそうです。

孫希心のピアノ弾きもまだぎこちなく、お遊びの域を抜け出しませんが、夏蝉の鳴く音とともに、ピアノの音色が聞こえる長閑なひと時に、少し癒された様な気がし、私も昨日はソ~ッと弾いてみました。

「悪戯の つもりで中3 孫ピアノ この2~3日 何を思うか」
「もしもだが ピアノが弾けたら いいだろな 残念ながら 私は弾けない」
「蝉の声 一緒にピアノ 音響く 幸せ気分 夏昼下がり」
「わが娘 忘れて書斎 片隅に 置いてけぼりの ピアノ寂しく」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇連日の来客
 この歳になってもまちづくりなどに深く関わって生きていると、あれやこれやと人に出会う機会が多いのですが、とりわけ最近は連日の来客で、今週の2日前は伊予市から人間牧場へ3人、一昨日は松前町から3人、昨日は松山市から1人がそれぞれわが家へやって来ました。

私を訪ねて来られた来客

 来客の目的に合わせ講演などの打ち合わせはわが家で、希望すれば人間牧場へ案内しますが、いずれも半日ほど手を取られますが、昨日はカーナビを頼りに来たもののわが家の場所が分からず、右往左往のハプニングがありましたが、何とかゲストハウス煙会所に到着案内し、お話しをすることが出来ました。

 昨日の来客は、先日松山市コミュニティセンターで開かれたまちづくりパワーアップ推進大会に参加していて、講評の私の話を聞いたことをきっかけに、市役所つながりでの訪問でした。海外勤務が長かったようですが、しっかりした考えを持たれていて、2時間ばかり対話をして帰られました。気付きや教わることが沢山ありました。 

「カーナビを 頼りに来客 毎日の ようにわが家へ その都度対応」
「煙会所 若しくは人間 牧場へ 希望に合わせ 来客案内」
「海外の 勤務経験 長い人 鳥の目鋭く グローバル的」
「理論など 教えることは できないが 得意の論理 それなり教え」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇隣のおじさんが亡くなりました(その2)
 日本人の寿命が延び、世界一の長寿国となりました。織田信長の時代は「人生50年」と言われていましたが、今では町内のあちこちに100歳を超えた人が元気で暮らしているのですから驚きです。隣のおじさんが97歳で亡くなりました。7年前亡くなった親父も98歳でしたから、ひょっとしたらかく言う私も100歳まで生きるのかも知れない?と淡い期待を抱いていますが、私の年齢は77歳ですから1大歳まで生きると仮定すれば、あと23年は生きる計算になるようです。

自分の生活設計

長いようで短く、短いようで長い自分の人生を考えれば、過去の77年は過ぎたことですからもう取り返しはつきませんが、23年間の未来はバラ色ほどではないにしても、目標を持って意識と行動をすればある程度充実したものになるかも知れません。私は23歳の時青年学級で生活設計を学びました。私の描いた夢を一枚の紙に書きました。85歳まで生きる、26歳で2歳年下の人と結婚する、子どもを4人産み育てたい、30歳で家を建てたい、30歳でアメリカへ行きたいなどなど沢山の夢を書いたのですが、驚いたことにその夢はことごとく実現しているのです。

 ふと私が55歳の時に考えた、「夢はドリームではなくターゲットである」というフレーズを思い出しました。私に影響を与えたポール・J・マイヤーの言葉「鮮やかに想像し 熱烈の望み 魂を込めた熱意を持って行動すれば 何事もついには実現する」という言葉を信じて生きた結果だと、人から見れば他愛ないささやかな成果ながら、ある程度自己満足をしています。私を訪ねてくる人から時々、「あなたの夢は何ですか?」と問われることがあります。勿論当初目論んだ歳までの人生は8年しか残っていませんが、98歳まで生きた親父の歳まで生きるなら、字余り人生は13年延びて未来は21年となるのです。よし健康寿命を延ばすために努力しよう・・・。

「お隣の おじさん97歳 亡くなった 親父享年 98歳」
「若いころ 85歳まで 生きようと 生活設計 夢を描いた」
「これまでの 過去はそれなり 生きてきた 未来をどのよう 生きるか勝負」
「字余りの 人生まだまだ これからだ 健康寿命を 伸ばす努力を」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇私設公民館「煙会所」のトイレ掃除
 わが家の敷地内には、私設公民館「煙会所」と海の資料館「海舟館」、それに東屋「夕観所」があるため、また私たち親子が地域づくりをしているため、年間を通して多くの人が訪ねて来ます。

 最近は自分自身が高齢者となってるいこともあって、来る人の中には高齢者も多く、「トイレをお借りしたいのですが」と求められることが多くなりました。その都度隠居のトイレへ案内していましたが、「煙会所」にも専用の和式ながら便所があることを思い出し、昨日は大汗をかきながら便所掃除をしました。

すっかり奇麗になった煙会所の便所

 「煙会所」を作った最初のころは前に池があって、それなりの風情を醸していましたが、今はその池も埋め立てられて地下室になり、その上に倉庫を建てたので、縁側は廊下風になっていますが、雑巾を何度もかけてすっかり奇麗になりました。肝心のトイレ掃除はこれまで妻の役割でしたが、これからは私が担当にしたいと思っています。

 かつて大阪で面談した経営の神様と言われる松下幸之助さんから、「掃除もできない奴は大口を叩くな」と諭され、自分が造ったシーサイド公園で12年間毎朝3時間掃除をしたお陰で、見えないものが見えてきました。これからその原点に帰り、しっかりと掃除をしたいものだと思っています。

「最近は トイレが近い 人増えて その度隠居 トイレに案内」
「煙会所 トイレがあった こと忘れ 思い出しつつ 掃除で大汗」
「経営の 神様私に 諭された 言葉反芻 しっかり掃除」
「今日からは トイレ掃除の 担当は 妻に代わって 私がやろう」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇77回目の終戦記念日
 昨日8月15日は77回目の終戦記念日でした。私の誕生日は昭和19年10月3日なので、私はゼロ歳で終戦を迎えています。妻は昭和20年9月12日ですから終戦後に1ヵ月余りで生まれています。ゆえに私は正真正銘戦後77年と符合し77歳喜寿を迎え、妻も77年弱の戦後を生きた計算になります。

 昨日facebook仲間の瀧野起一さんが、自身のブログで面白い記事をアップしていました。早速お願いしてこの年表をシェアーさせてもらいました。凡人の私ゆえそこまで気が回らず気が付きませんでしたが、終戦の1945年を77年遡った1868年は明治元年なのです。つまり日本は明治元年から77年かけて近代化を図り、また敗戦を境に77年かけて今日まで復興と平和な近代化の道を辿ったのです。

 明治元年以来154年、明治・大正・昭和・平成・令和と年号を変えながら前期77年は戦争に明け暮れ、後期77年は戦争をすることもなく平和を享受しながら今日を迎えていますが、気が付けば「昭和も遠くなりにけり」といったところです。今年から始まるであろう後々期77年後のまだ見ぬ未来は一体どんな世の中なのでしょう。知る由もない未来に思いを馳せながら終戦記念日を昨日迎えました。

「15日 終戦記念日 気が付けば 77年 あっという間に」
「終戦を 遡ること さらに前 77年 明治元年」
「近代化 154年 積み重ね 今日から先も 近代化への道」
「名を遺す 仕事もせずに ただ生きて 見守る程度 凡人ゆえに」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇水道工事を終えた市道の舗装
私たちの町の水道は、農山漁村ゆえ家々間の距離が遠く、町内のあちこちの集落では未だに上水道ではなく、集落で管理する簡易水道もかなりあるようです。私の家もご多分に漏れずそうでしたが、合併前に上水道が敷設され、濁ったり水不足になることもなく安全に管理された美味しい水が飲めるようになりました。

水道敷設工事と舗装孤児が全て無事終わりました

勿論田舎ゆえ下水道ではなくわが家は10人槽の合併浄化槽ですが、指定管理者も入って管理されているため、上下水とも多少お金はかかりますが何の問題もなく、「水は文化」の恩恵を受けています。さて何年か前近所に移住してきた人が家を建てて住んでいますが、井戸水と流水で生活していたものの、水に対する違和感を感じたようで、この度思い切って市役所にお願いし、上水道の水道管を敷設することになりました。

 市道の端を水道業者がユンボで掘り返し、水道管を敷設する工事期間中は通行止めや一時断水などの制限があったものの、この度無事水道工事と舗装工事を終えることが出来ました。楽しみにしていたお盆の帰省予定に間に合ったようでしたが、新型コロナの感染拡大で残念ながら帰省は叶わなかったようです。それでも水道工事を終えて喜んでいました。

「上水道 工事が続き あれやこれ 騒々しくも 無事に終わりて」
「盆までに 何とか工事 終わらせた 残念ながら 帰省はコロナで」
「何事も なかったように 奇麗なる アスファルトのみ 黒く輝く」
「生活に 欠かせぬ水の 有難さ 実感しつつ 夏を迎える」

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇お盆の行事
 今日からわが家ではお盆です。昨日の午後息子や孫が手伝ってくれて、天袋にしまっている祭壇道具を居間に出し、組み立てました。覚えているはずなのに年に一度ゆえ、あでもないこうでもないと言いながら賑やかに組み立て、仏壇から位牌や遺影を移動し、玄関先にも精霊台を取り付けて終わりました。

居間に飾った仏壇

 今朝は庭の隅に家族全員が集まり、麻殻に火をつけ迎え火を焚きました。私の覚えている祖母、父母の在りし日の姿を思い出しながら線香をつけ、両手を合わせ家族全員が先祖の霊に祈りを捧げました。妻は朝早く起きてお霊供膳を作り、祭壇に供えています。今朝は間もなくお寺の住職さんが棚経にやってくる予定です。

 今日と明日の2日間は、ご先祖様が里帰りする日です。妻はお酒の大好きだった祖父のために、お酒を買って仏壇に供えてくれ、親父の思い出話を妻と二人で沢山しました。かく言う私は77歳、妻は76歳で老域に達していて、いつかは定かではありませんが、やがて死出の旅路に出るものと思われます。家族が集まり先祖の一員になるであろう私たち夫婦の思い出話を、息子夫婦や孫たちはしてくれるでしょうか?。

「仏壇を 居間に飾って 盆行事 ご先祖様を 迎える準備」
「仏壇に 大好きだった 酒供え 父の思い出 沢山話す」
「霊供膳 妻はせっせと 早起きし 家族みんなで 迎え火を焚く」
「2日間 里帰りした ご先祖と 賑やか暮らす これもお勉め」

 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇これ何?
 夏休みになり、わが家では中3と中1の内孫に加え、松山の中高一貫校に通う、松山に住む中3の外孫が泊りに来ていて、宿題をしたり遊んだりしながら賑やかに過ごしています。

海で見つけて持ち帰った動く物体
元気に泳ぐ生き物

 一番大変は若嫁と妻の2人で、特に食事に気を使い、あれやこれや料理を作って食べさせていますが、私はそれらのおこぼれ程度をいただくものの、料理は肉系が多く、多少困惑気味といったところです。

 昨日はお盆休みに入った息子が3人の孫を連れ出し、シーサイド公園へ泳ぎに行ったようでした。夕方「珍しい生き物を見つけた」とペットボトルに入れた軟体動物を持ち帰りました。

私は水産高校の卒業生なので、時々漁師さんが「珍しい魚が取れたから見て教えてくれ」と持ち込まれていましたが、役場を退職してからそれもなくなりました。孫が持ち帰った軟体動物は、多分海牛の赤ちゃんのような気もするのです。

 それにしても子どもたちは好奇心旺盛で、早速動植物に詳しい理科の先生に見てもらおうかと興奮気味でした。ペットボトルの温度が上がらないよう流水に着けていますが、今朝は早くもワイワイ騒いでいました。

「夏休み 内孫外孫 賑やかで 妻と若嫁 料理大変」
「おこぼれを 貰って食べる 私だが 肉食何とも お口に合わず」
「珍しい 生き物発見 持ち帰る 軟体動物 多分海牛」
「賑やかな 孫に元気を 貰い受け お盆休みを 楽しく過ごす」 

[ この記事をシェアする ]

人間牧場

〇魔除けの菊間瓦の手作り面
 子ども体験塾の社会見学で昨年、今治市菊間町にある瓦館へ子どもたちの引率をして出かけました。その折菊間瓦の粘土を使って手作り品を作りましたが、私がやりたかったのは面づくりで、瓦館に備えている鋳型を使って大小の2面を作りました。昨年末その作品が送られてきました。

鬼瓦の面
仁王面

 早速海の資料館に飾ろうと思いましたが、どんなにしていた壁に飾るか思いも浮かばず、そのまま放置していました。息子が蜜蜂の巣箱を作った端材がを見つけ、昨日その板を2枚カンナで削り、2つの面を取り付けることにし、2時間ほど作業を行いました。

 製作途中なので今日にでもペーパーを当てた板に接着剤で取り付け、仁王面には「魔除け」とでも文字を入れようかと思っています。わが家の海の資料館「海舟館」には私がコツコツ趣味で集めた面類が50体以上飾っていますが、その全ては誰かが作ったものなので、鋳型といえど私の作った面は初めてです。また新しい物語が生まれそうです。

「瓦館 体験工房 面2体 鋳型使って それなり仕上がる」
「端材板 カンナをかけて その上に 2体の面を 取り付けようと」
「今日にでも 仕上げて海の 資料館 手作り面を 飾ってみよう」
「不器用を 自認の私 ゆえなるが 何とか格好 付きそな気配」

[ この記事をシェアする ]