〇マスクの落とし物
2年前のこの頃は、新型コロナへの対応も分からず、したくてもマスクが手に入るらず右往左往していました。今はマスクが暮らしの常識となり、家の中や出かける車のは一箱ずつマスクが備蓄され、いつでも間に合うようになっています。それはそれとして嬉しい限りですが、最近あちらこちらに使っていたと思われるマスクが落ちているのを、時々見かけるようになりました。
最近は落ちているマスクを見つけると、汚染されているのではと邪推してしまい、少しよけて歩いているような気もするのです。先日ボランティア活動としてみんなで海岸清掃をしました。軍手をして砂浜を歩きゴミや漂流物を集め、主催者側が用意したナイロン袋に入れましたが、火ばさみを持っていた人は10枚ほどの落ちているマスクを火ばさみで挟んで拾いましたが、軍手の人は拾うことをためらったと反省会で報告がありました。
使ったマスクを故意に道端や海岸に捨てた人はいませんが、多分ポケットに入れて持ち歩いていて誤って、落としたもののようです。使っているマスクを落とさないことも新たなエチケットのようです。テレビのニュースなどに映し出される外国の様子だと、マスクをしていない人も数多く見受けられますが、わが国の人たちは誰もがマスクをしてマナーを守っているようで、日本人の律儀さを垣間見る思いで、わがことのように喜んでいます。
「マスクする 今じゃ常識 二年前 マスク騒動 嘘のようです」
「海岸を 清掃すると あちこちに マスク落ちてて 火ばさみ拾う」
「故意じゃなく 多分誤り 落ちたもの だけど何だか 気持ち悪いと」
「日本人 マスクを着けて マナーよし 誇りに思う 日本の律義さ」