人間牧場

〇孫の嘔吐下痢症

 わが家は昨年7月に親父が亡くなってから、私たち夫婦、息子夫婦、孫2人の6人家族が同じ屋根の下で暮らしています。大家族の一番の特典は、何といっても助け合いと将来への安心感です。助け合いは随所に見られ、長男息子は毎朝それぞれの部屋に置いている灯油ストーブに給油したり、家の一階と二階にあるトイレをしっかりと綺麗に掃除をしてくれる他、私のパソコン不具合対応や乗り物チケット手配、読みたい本のアマゾン購入、蜂蜜精製とまあかゆい所へ手の届くような手助けです。

 姑である妻と若嫁の人間関係もすこぶるよく、それぞれ別々のダイニングを持っているので、家の中でのお裾分けが日常的に行なわれ、まあいい感じで日々を暮らしています。私の家庭内での役割は風呂にお湯を張る程度ですが、家にいる時は働きに出ている若い夫婦の代役として、夕方になると孫二人の出迎えを担当していて、これも同居ならではの助け合いなのです。同居で一番は将来への不安が少ないことです。若いと思っていた私たち夫婦も、既に70歳の域になりましたが、まだ足腰は丈夫だと思いつつ、健康的不安は歳とともに増えてくるのです。

 同居で一番困るのは、孫たちが風邪などの流行病を外から持ち込んで帰ることです。一昨日孫奏心が嘔吐下痢症にかかり、寝れない夜を過ごしたようですが、嘔吐下痢症は早速若嫁が発症し、昨日は孫希心にまでうつりました。幸いまだ息子と私たち夫婦にはうつっていませんが、手洗いとうがいはしているものの、少々不安です。子どもの回復力は早く、ぐったりしていた孫奏心は点滴のお陰で早くもたった一日休んだだけで、元気を回復したようですが、孫希心はひょっとしたら学校を休まなければならないかも知れません。まあみんなが助け合い、みんなが病気にかかるのも一蓮托生だと諦めています。

 「大家族 お互い持てる 力出し 助け合いつつ 日々を暮らして」

 「将来の 安心感は 抜群で これぞ田舎の 良さと認識」

 「嘔吐下痢 芋づる式に うつり行く 時間の問題 今に爺婆」

 「歳とって 小さいながら 役立ち感 あるが生きがい 嬉しいことだ」 

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