人間牧場

〇ジャガイモ植えの畝立て

 伊予路に春を呼ぶ椿神社の祭礼は、毎年一年で一番寒い旧暦の1月7日~9日までの3日間です。前日に春一番が吹いて初日の日曜日こそ暖かかったものの、8日も9日もジンクスどおりの寒さでした。毎年椿さんが終るとジャガイモを植える準備に取り掛かりますが、この寒さなので家庭菜園はもう少し様子を見ようと思っています。それでも人間牧場でのジャガイモ植えは、今度の日曜日に予定されているので、昨日急な思いつきで公民館の宮本館長さんと二人で、午後から人間牧場へ畝立てに出かけました。

DSCN2633DSCN2635DSCN2636 昨日は小雪を伴ったみぞれがぱらつくあいにくの荒れた天気でしたが、早速芋畑に入り平鍬で畝立てをしました。宮本さんは奥大栄の農家の出身だし元農協職員なので、こうした農作業は得意で、私が2畝立てる間に広い方の畑に7畝も立てる凄さで、1時間も経たないあっという間に作業を終えました。この畑は既に私が雑草取りや小石を拾う畝立て前の作業を行っていて、思った以上にスムーズに作業が進みました。今度の日曜日には子どもたちと一緒にジャガイモを植える予定です。

 人間牧場でのジャガイモ栽培は早くも5年近くが経ちました。他の作物に比べジャガイモは約3ヶ月で収穫できる利点があります。立てた畝に穴を掘り、肥料を入れた上にジャガイモを埋め込み、その上に黒いビニールシートを被せるマルチ栽培を予定していますが、外気温が上がり始めると一気に芽を吹き、ビニールシートを新芽が押上げるのです。押上げた場所を手探りして、カッターでシートを切って穴を開け新芽を地上に出すのです。5月の終わりに来年度のふるさと体験塾の開講が予定されていて、その折ジャガイモ堀りとサツマイモ植えを同時にやるのです。

 1年の巡りは早く、間もなく草木が芽を吹く待ち遠しい春を迎えます。6年生は卒業してジュニアリーダーとなり、新しい1年生が入ってきます。今年もどんなドラマが展開されるのでしょうか。楽しみです。

  「小雪舞う 人間牧場 芋畑 たった二人で 畝立て作業」

  「馴れている 鍬の腕前 二人とも あっという間に 作業を終える」

  「日曜日 ジャガイモ植えて マルチ掛け 五月収穫 春は駆け足」

  「さあこれで 準備完了 子どもらの 歓声間近か ワクワクしつつ」

[ この記事をシェアする ]