〇ペットボトルの水やお茶は何故腐りにくい?
昨日は学びのコミュニティ研究会の廻し人(インタビューダイアローグのインタビュアー」を頼まれて、参加者50人弱のステージに、パネラー3人とともにステージに上がりました。肩書きや名前を知らせる張り紙もないということは、参加者が私やパネラーの名前を知っているのだろうと、「私の名前や顔を知っている人手を挙げて下さい」と言ったら、殆どの人の手が挙がりました。長年やっていると私もそれなりに覚えてもらっていることを実感しました。
いつ頃からこうなったのかよく覚えていませんが、最近はどこへ行ってもペットボトル入りのお茶や水がつきもので、昨日も壇上に上がっている人の座っている机の上には「四国カルスト天然水」と書かれたペットボトル入りのミネラルウォーターが置かれていました。ファシリテーターなのでタイムキーパーもも務めなければならず、水を飲む暇もなくキャップを開けただけで、90分があっという間に終りましたが、キャップを開けた水は自分が処理するのが常識なので、そのまま木のカバンに入れて持ち帰りました。
今日昨日の整理と記録のつもりでブログにを書きながら、持ち帰ったペットボトルの説明書きを見ると、「四国カルスト(細石)の間から湧き出してくる弱アルカリイオン水で、加熱処理していない天然の湧き水です」と書かれていました。普通天然の水やお茶は汲んで置いておくと腐るのに何故腐らないのか?、いつも疑問に思っています。「衛生的に処理している」といえばそれまでだし、特にお茶などは沢山の茶葉をブレンドして作られていて、だのに僅か100円ほどで出来て売っている不思議も、私たちはそのことに何の疑問も持たず飲んでいるのです。
ペットボトルのお茶が出回ったお陰で、お茶汲みは女性の仕事と長い間決め付けていた日本の社会では、ペットボトルのお茶が女性の差別解消に大いに役に立ったと喜ぶ反面、自宅で主人が奥さんに「おーいお茶」と言うと、暖かいお茶ではなくペットボトルに入った「お~いお茶」が出てくるのだそうです。夫婦で温かいお茶を飲みながら団欒する姿も段々少なくなりつつあるようです。「ペットボトルの水やお茶は何故腐りにくいの?」、そんな疑問を持っているのは私一人でしょうか。
「壇上に 上がって机 置かれてる ミネラルウォーター なぜに腐らぬ?」
「今の世は 水とお茶さえ 買って飲む 時代変わった 私は古い」
「おーいお茶 奥さん『はいはい』 言いながら ペットボトルの お~いお茶出す」
「お茶汲みは 女性の仕事と 言われてた ペットボトルが 女性解放」