〇合併10周年
伊予市・中山町・双海町の一市二町が合併して、新生伊予市が誕生したのは今から10年前です。県内70市町村が20市町となった平成の大合併も早いもので10年が経過しました。県内のあちらこちらの市町では、合併10周年を祝う行事や合併を検証する動きが見られるものの、特に検証してもそれをどうするのかという、これといった議論や施策は殆ど見当たらず、合併にどちらかというと疑義を挟んでいた私としては、少々落胆しています。
私の住んでいる伊予市でも、遅ればせながら伊予市制10周年記念事業のアイデア募集が始まりました。いいと認められたアイデアにはに8/10、つまり上限40万円まで補助金を出すというのです。この話を聞いたまちづくり学校双海人では、少し色めき立って前回と今回の定例会で議論し、アイデアを沢山出しました。30人ほどのメンバーのやりたいことは沢山出てきました。これらを整理してホームランやヒットにするには、少し時間が足りないようですが、2月中旬が締め切りなので、見切り発車を余儀なくされていて、昨日の段階で4つぐらいな事業に絞り込み、ワークショップ形式で議論しました。
私の参加した班では、上灘地四国八十八ヵ所を復活再現する案が議論されました。すでに八十八カ所の予備調査を行なって地図に落とし現地調査も行なっているので、早速近々現地踏査をする話にまで発展しています。さて私たちの考えた健康ウォーク、市民交流、ふるさと再発見という目的のこのアイデアが、10周年という市役所のお眼鏡に叶うかどうか、楽しみ半分といったところです。
昨日は東京の地域活性化センターへ出向している前神さんも帰郷し、議論に加わってくれました。いつもながらのバイタリティ溢れる行動に驚きながら感謝しました。
「まちづくり 色々議論 する中で 少しずつだが スキルをアップ」
「10周年 やってみたいと 思うこと みんなで話し ワイワイガヤガヤ」
「アイデアは 幾らでもある だが誰が するのか少し 尻込みしつつ」
「金儲け してはいけない 飲み食いも 駄目駄目駄目よ いいじゃないの」