人間牧場

〇一枚のハガキ一本の電話

古野さんから届いたハガキの表書き
古野さんから届いたハガキの表書き
古野さんから届いたハガキの裏書
古野さんから届いたハガキの裏書

 昨日は午後、海区漁業調整委員会の会議が松山の水産会館であって、出かけていましたが、帰宅すると郵便受けに年賀状が5~6枚届いていました。松の内も終わり早1月も半ばというのに、こうして私の元へ年賀状が届くのですから、それはそれとして嬉しく拝読しました。その中に見覚えのある人からの一枚のハガキを見つけました。旧温泉群中島町大浦に住む古野セキヱさんからでした。

 古野さんからは年賀状も届いていましたが、筆まめな彼女は前々日私のことが書かれた、愛媛新聞四季録の記事を読んだようで、その感想を寄せてくれました。古野さんとの出会いは私が公民館主事をしていた頃に遡ります。彼女の記憶では県公連の論文募集に二人が入選し、公民館県大会のステージに並んで表彰を受けてからだそうですが、以来私が県公連の主事部会長を6年間に渡ってやった折、女性主事さんの登用を考え、玉川の井出さん、松山の西原さん、中島の古野さんを指名主事にして、一緒に楽しい活動を展開したのです。

 以来退職後の今日まで私的な付き合いも続いていますが、古野さんは主人に先立たれ一人暮らしながら、多芸な趣味を生かして膝に不安を抱えながらも、元気に活動しているのです。特に川柳や短歌は玄人はだしで、愛媛新聞の文芸欄を賑わかせていて、私も楽しみに読んでいるファンの一人です。今回届いたハガキには、四季録「若松進一さん」を読んでの感想と近況でした。私は早速携帯に登録している古野さんの携帯に電話を入れると、弾んだ元気な声が帰って来ました。四方山話に花を咲かせましたが、私が会長をしている公民館OB公友会の、今年の総会会場が人間牧場なので、是非体調を整えて来てくれる頼みました。

 人はみな歳を取ります。「あのころは楽しかった」と、元気だった頃の回顧をするだけでは面白くありませんが、老いてなおいい生き方をしている古野さんと話をする度に、元気付けられこれから私もしっかりせねばと、思いを新たにするのです。
 人間牧場から古野さんが暮らしている中島が一望できます。また若い時代「無人島に挑む少年のつどい」などを謳歌した、ひょうたん型由利島共和国もよく見えます。古野さんも由利島も私の原点なので、これからも思いを寄せて生きて行きたいものです。

  「新聞を 読んだとハガキ 届きたる 嬉しい友の 筆跡眺め」

  「老いてなお ハガキ一枚 したためる 優しい心 今も健在」

  「あの島で 書いたハガキが 船に乗り ここまで届く 不思議に感謝」

  「もう少し 頑張らないで 頑張ろう ハガキ一枚 勇気百倍」 

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