○スランプ・トラブルで厄日の一日でした
駄文・拙文ながら毎日パソコンを使ってブログや原稿を書いていますが、残念ながら進歩・進化の跡が見られず、子の2週間ほど少し滅入っていました。というのも人間牧場・水平線の家に置かれている高知県馬路村産魚簗瀬杉の切り株と約束をして始めた、150話の落伍ネタ本が地の書・水の書と発刊したものの、71話から90話までを集録する火の書原稿執筆の筆が中々進まないのです。地の書・水の書の編集に関わってくれた清水塾頭から催促はないものの、少し遅れ気味である心の焦りがスランプに拍車をかけているようなのです。
私は原稿も早書きの性分で、原稿依頼が届くと余り考えもしないまま即座に書く癖があります。2000年に出版した自著本「昇る夕日でまちづくり」などは、276ページもの原稿を僅か15日間で書いたし、「今やれる青春」という本も胆のうポリープ摘出手術で10日間入院した県立中央病院のベッドの上で書き上げたのですから即書きは得意とするところなのです。ところが今回はどういう訳か僅か30話の執筆に10日間もかかってしまい、自分の能力のなさをしみじみ嘆きましたが、それでも自分に貸したノルマなので何とか仕上げることが出来ました。
そんな原稿なので多少ならず大いに悔いが残っていますが、書き上がった原稿をプリントアウトしたものとデーター入力したDVDを、とりあえず昨日は大雨の中を清水塾頭と出会って手渡しして、編集作業に入ったのです。150話を地の書・水の書・火の書・空の書・風の書に30話ずつまとめて発刊する作業は、これで90話まで書き終え発刊の運びとなりましたが、はてさて後の60話は、今の段階でいうのも気が引けますが、考えただけでもぞっとするのです。
私は自分の能力の低さを知っているので、安直ながら幾つもの小さな目標を掲げてそれに挑戦する悪い癖があります。毎朝3時間シーサイド公園を掃除すると決めて実践した12年間はピリオドを打ちましたが、毎日3枚のはがきを書く日課は20年以上、ブログを毎日2本ずつ書く日課も5年間、今も私の日課として続けているのです。多少無理と思える付加をかけないと成長や進化をしないと思い少しだけ頑張っているつもりですが、気力の減退や限界を少し感じるのです。
物忘れが酷くなったのか、パソコンに入力している原稿をデーターとしてDVDに入力する作業が分からなくなり、赤石公民館主事さんと長男息子に手助けをしてもらう羽目になったり、もう散々です。昨日は日常的に使っているミニの電光掲示板まで私の心を見透かしたように、「NONE」という文字が出て、まったく使えなくなってしまい、加藤さんにメールで助け舟を出してしまいました。加えて昨日は9月に予定されている講演会のトラブルも加わり、私にとっては予期せぬ厄日となってしまいました。
「トラブルや スランプあって しかるべき 今まで順調 過ぎたのかもね」
「ああ俺も やっぱり歳か 思いつつ 進まぬ筆を 嘆いてみたり」
「ポテンシャル 枯渇の不安 乗り越えて これまできたが ついに限界」
「こんなこと 誰にでもある 出来事と 笑って済まそう 次に期待し」