shin-1さんの日記

○今日から北海道へ講演旅行です

 「お父さん、私はあなたが羨ましい」とは妻の弁です。それもそのはず今日から北海道へ講演に行くのです。妻だけでなく私の友人たちも「北海道へ講演旅行に行くという話しにみんな「あんたが羨ましい」といいます。知人などは「若松さん、北海道へ行くのだったらお土産を期待しています」とじゃれるのです。

 今日は松山空港から飛び立ち、東京羽田を経由して北海道女満別空港に降ります。佐呂間町や美幌町などで講演を4日ほどして連休初日の20日に帰ってきます。一週間近くも北海道に滞在しますが、季節の変わり目なので、寒さが心配です。でもこのころの北海道は一年中で一番季節のいい時期かもしれないと思って乗り込みます。あわよくば日本列島の走りである紅葉前線に出会うかもしれないと密かに期待をしています。

 今朝は妻の運転で松山空港までこれから送ってもらいます。帰りは最終便なので妻に空港まで迎えに来てもらう予定です。チケットは持った、時計は持った、携帯電話は持った、デジカメは持った、財布は持った、おっと肝心の木になるカバンは持ったと確認をして、車に乗り込みます。

 私は何年か前、飛行場についてチケットを忘れたことに気がつくような慌て者です。以来出発前に指差確認をするようになりました。妻の荷造りしてくれた着替えなどを入れた少々太めの旅行カバンと木になるカバンを提げてさあ出発です。

 土産ならぬ土産話を楽しみにしていてください。

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shin-1さんの日記

○動かなくなった腕時計と新しい時計

 私にとって腕時計はタイムキーパーの役割を果たしてくれる大切な持ち物です。講演会で講演やシンポジウムのコーディネーターをするとき、いつも腕から外して目の前に置き、「後何分」などと腕時計を見ながら話を組み立てて行くのです。先日もそのつもりで腕時計を腕にはめて出かけました。いつものように腕時計を演壇の上に置きやがて講演を始めました。1時間ばかり話して時計を見ると、まだそれほど話していない表示です。可笑しいと思い演題から見える室内の時計に目をやると、自分の腕時計が止まっていることに気がついたのです。少し気分が動転しましたが、そこは毎日のように人の前で橋をしていることもあって、とっさに「ただ今私の手元の腕時計は○○時です。したがってまだ○○時間か話していません。これから残りの○○時間話しますのよろしくお願いします。実は私の腕時計が故障して動いていないことに気がつきました」と話すと、これまで緊張していた会場が大爆笑となって、参加者の目は室内の時計に集中したのです。

 「でもどうぞご安心ください。私には秘密兵器と呼ばれる携帯電話があって、この電話にはデジタル時計が組みこまれているのです」とやると、また爆笑となりました。

 まあこんな具合で、長年使っていた腕時計が動かなくなってしまいました。この腕時計はここ解けの話ですがもう5年前、新宿西口の駅の構内で千円で買った代物なのです。でもこの5年間電池を交換することもなく、また狂うこともなく動き続けてくれたのですから、十分元は取っているのです。

 昨日は腕時計の電池交換をしたら動くかも知れないと思い、地元の時計屋さんへ行きました。顔見知りの時計屋さんなので電池交換は直ぐにできるとばかりにいじくっていましたが、「若松さんこの時計はもう寿命です。電池を入れ替えても動きません。どうしますか?」と言われました。仕方がないので「安い腕時計はありませんか?」と尋ねました。田舎の時計屋さんだけあって、日ごろは余り売れないようで、カウンターのショウウインドーに飾ってる中から、私の好みに合ったようなものを見つくろって出してくれましたが、私の知名度?と顔に合わせて出してくれたのは、いずれも二万円相当のかなりいい腕時計でした。私はそれほど腕時計に凝るタイプではないので、五千円以下のは?と尋ね、怪訝そうに取り出す時計屋さんをしり目に6千5百円の腕時計を見つけました。「これ幾らになりますか」と値引きを誘導しました。「4千5百円にまけときましょう」「はい買います」てな調子で決めたのです。腕の大きさに合わせて調節してもらい時計屋を出ました。

若松進一ブログ

 これが私が買った腕時計です。これでも防水自動巻きのすぐれものなのです。私にとって時計はタイムキーパー用なのですから文字盤はシンプルな数字が必要です。見易いことが条件なのでぴったりです。今回買ったものには曜日がひゃ宇治されるすぐれものなのです。

 昨日早速松山大学の教室での勉強会で講演を頼まれ出かけて1時間30分この腕時計を前にお話ししましたが絶好調で、いい腕時計を手に入れたと内心自分に自慢をしているのです。

 昨日は年輪塾の公開講座打ち合わせを「いよじ」という松山市駅前の居酒屋でやりましたが、早めに店を出て松山大学へ行く途中もずっとこの腕時計の初世話になったのです。帰りに再び居酒屋へ立ち寄り松本さんを軽四トラックに乗せて伊予市で下ろし、家に帰ると妻は目敏くその腕時計に気がつき、「明日から北海道へ行くというのに腕時計はどうするのだろうと思っていたので、いい腕時計を買ったね」と褒めてくれました。金額のことや値切ったこと、時計屋さんとのやり取りなどを話し、二人で大いに盛り上がりました。

 この新品の腕時計を腕にはめ今朝間もなく北海道へ講演旅行に出発します。


  「千円で 買った時計が 動かない 五年も使い 元は取ったぞ」

  「命ある 物だとばかり 時計屋で 電池交換 するも動かず」

  「二千円 値切って時計 買いました 腕に輝く 少しのお洒落」

  「今日からは この腕時計 手がかりに 講演などを しっかりやろう」

  


  

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