shin-1さんの日記

○勉強に来ました

 かつてまちづくりセンターに出向していた西予市の三好誠子さんから電話があり、人間牧場で勉強会をしたいので伺いたいと申し出がありました。市役所の女性職員だけで勉強会を立ち上げたらしく土曜日の休みだというのに午前10時に総勢6人でやって来ました。自己紹介をしてから始めましたが、旧城川町や旧三瓶町、旧宇和町などの役場職員として採用され、その後の合併で市役所職員になった人が殆どで、合併後4年が経ちましたが、話のあちこちに合併前と合併後の戸惑いや、ぎこちなさを感じつつ、私が色々な話しを1時間30分ほど話ました。

 この勉強会は差し当たりのテーマが観光とのことでした。観光やまちづくりは私のオハコなのですが、先日まち並みゼミプレシンポで西予市にお邪魔した時もお話したように、西予市の観光資源は正直手では数え切れないほど有り余っているのです。それを共通のテーマでくくるとかなりいびつな観光になるので、昭和30年の町村合併促進法で合併してからどの町も五十年という長きに渡って培った観光資源を点として、点と点を線で結び面的集積を図っていくべきだと助言をしました。昭和の大合併は旧町村の色を混ぜ合わせて混合色を作ろうと努力しましたが、平成の大合併は旧市町村の色を混ぜずに包含する方が得策だとも話しました。

 それにしても、女性だけで勉強会を立ち上げることはかなり勇気のいることです。近代日本になったとはいえ未だに男性優位の社会が多く、特に田舎にはそのことが顕著なようです。これから勉強会や勉強会で出た意見はかなり厳しい抵抗が予定されるでしょうが頑張って続けて欲しいと願っています。

 三好誠子さんは私が「ミレニアム200年その日私は」という限定10冊の手づくり本を出版したとき、ちょうどセンターに出向していて知り合いました。そしてプライベートなお願いをしてその本の校正を一年間に渡って毎月やってもらいました。2000年には毎日A4一枚の原稿をタイトルをつけて書きました。一ヶ月の原稿が溜ると三好さんに送りまとめて校正して送り返してもらい訂正をしました。私の訂正ミスもあって誤字脱字も時折見られますが、お陰様でその本は見事に校了し、私の手づくり綴じで世に出ました。その当時は前年に「昇る夕日でまちづくり、後年に「今やれる青春」いう2冊の本を出していますから、3年間で三冊もの本を出したことになるのです。今は思考も働かずあの頃のように筆は進みませんが、それでも何とか進化は出来なくても退化だけは防ごうとブログに挑戦しているのです。

 人のご縁とは不思議なもので、こうしてあの時の深いご縁がまた縁になるのです。三好さんはこれまで2回人間牧場へ来ていますが、絶えず次なる人を連れてやって来ます。自分の育てたい人を意識して育てないと人づくりは出来ないものです。私がそうであったようにフライと出来るまではしっかりと育てなければなりません。やがてフライと出来るようになったら自律・自立へと導けるのです。

 西予市の綺麗どころの来場で人間牧場は初秋ながらコスモスにも似た花が咲いたような雰囲気になりました。この日の研修をきっかけに、新しい人生や新しい発想で仕事に取り組んで欲しいと思います。

  「コスモスの 花が咲いたよ 牧場に そんな錯覚 するよな女性」

  「ミレニアム 二千年期し 執筆の 本を校正 あの時世話に」

  「早八年 過ぎたか互い 若かった 一昔前 そんなになるか」

  「空青く 白雲ポッカリ 流れ行く 初秋の風が 優しく頬に」  

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shin-1さんの日記

○孫に好かれて

 この週末は孫二人を連れた娘家族がやって来て、賑やかな3日間となりました。5歳になるブログ常連の朋樹はもう完全に自立していて、大人の私と話や行動の波長が随分合うようになり、色々なことに挑戦できるのです。昨晩は妻や妻の友人と一緒に夕やけコンサートに出かけ、最前列で2時間もしっかりコンサートを見学していました。帰り際にはアンコールに応えて歌った「ギュッとして・・・・」という歌を口ずさんで帰る有様です。

 昨晩コンサートから帰えり際、私の車で帰るという朋樹と暗い夜道を歩きながら、賑やかな初秋の虫の音を楽しみました。森林組合前に止めていた私の車のフロントガラスに大きなバッタが留まっているのを朋樹が見つけました。ライトを点けて車はそのまま発進しましたが、バッタは必死になってガラスにしがみついていました。朋樹はそのことが気になって車に乗ってからも少し興奮気味で、振り落とされないバッタに「頑張れ、頑張れ」と大きな声援を送りました。結局そのバッタは家へ帰るまでフロントガラスにしがみついていたのです。わが家へ到着するなりそのバッタは余程疲れたのか、あっさり地面へ飛び降り何処かへ去って行きました。

 風呂に入ると風呂場の中にコオロギが一匹迷い込んでいました。朋樹は大騒ぎをして追いかけていましたが、私が捕まえて外に出してやりました。歯を磨き寝る準備が出来ましたが、興奮気味の朋樹と私は妻の用意した

二つの懐中電灯をそれぞれ持って、暗い庭先に出ました。しっとりと夜露の降った草むらを、懐中電灯で照らしていると何やら怪しげな物体が灯りの向こうに見えました。かなり大型のバッタのようで、体や羽根を震わせた鳴き声は、懐中電灯の灯りで一瞬消えたように見えましたが、その後はまた鳴きはじめ、朋樹は感激の様子でした。昼とは違い夜にも楽しみ方はあるものです。

 「僕は男だから男同士でおじいちゃんと寝る」といって私の布団で寝ることにしました。私は朋樹にその日のミスたちとの出会いや出来事を創作話にして話してやりました。朋樹は始めと終わりには必ず拍手をしてくれるのです。おじいちゃんと孫の息もぴったりで楽しい夜となりました。

 一方孫尚樹は5月生まれですから一歳三ヶ月が過ぎ、ヨチヨチ歩きが出来るようになって、盛んに外へ連れて行ってくれとせがむのです。まだ言葉は「ワンワン」しかいえませんが、かなり自己主張が強くなって、「ワンワン」といいながら犬を飼っている近所のお家の方向を指で指すものです。今朝も6時前には起きてスタンバイOKです。ぎっくり腰の癖がある私は用心をして抱っこするのですが、何処で誰に教わったのか今は「好き好き」ポーズといって首に手を回してギュッと抱きしめるのです。このポーズでおじいちゃんはメロメロです。母親の娘はわが家に来るとのんびりゆっくりを決め込み、私と妻がその分疲れます。

 今晩も妻の作ったコロッケや餃子、野菜やお米などを例の如くどっさり車に詰め込んで帰って行きました。まあこれがしあわせというものでしょうか。

 お陰様で昨日は朝から晩まで絶え間ないお客様と孫たちに翻弄されてブログを書くことさえ出来ない空白の日となってしまいました。愛読者の皆さんご免なさい。

  「孫が来る 朝から晩まで 振り回し 疲れはしたが 何処か幸せ」

  「孫朋樹 誰に似たのか アウトドア 暇さえあれば 虫を追いかけ」

  「疲れたね 妻は朝から 休む間も なきに働き 夜はヘトヘト」

  「土日来る 孫に翻弄 わが家では 土日来るのが 少しおっくう」

 

 



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