人間牧場

〇赤いブルゾンでカモフラージュ

 昨日の第43回全国公民館研究集会愛媛県大会のインタビュアーとして松山市民会館のステージに上がるに当たり、細くて長い尿管に繋いだままの尿袋をぶら下げた醜態をどのようにするか色々悩みましたが、結局スーツの下に隠しその上に、私が塾長を務めている年輪塾で製作したブルゾンのジャンパーを着てカモフラージュする策を思いつきました。

 早速妻に頼んでタンスの奥にしまっていた赤ワイン色のブルゾンを出してもらい、ああでもないこうでもないと立ち鏡の前で身支度を整えてみました。私は日ごろ着る服には無頓着で、妻の用意してくれた服を着て外出するので、こんなことをするのは初めてで、自分自身の滑稽な姿に少し苦笑いしながら、とりあえずこのジャンバーで乗り切ろうと思いました。

 スーツと思いきや真っ赤なジャンバーで登場した私の姿に、登壇者やサブインタビュアー、それに運営に当たる関係者は目を疑ったようですが、訳を言って了解をしてもらいステージに上がりました。会場には県内600人、県外100人、合わせて700人の参加者がディスタンスを取って座っていましたが、会場が広くて大きいので、私の姿など余り気にならない感じでした

 カモフラージュはどうやら成功だったようで、何はともあれホッとしました。この赤いブルゾンは年輪塾最高齢の塾生西田和子さんが米寿祝のご芳志としてお金を出し、小番頭の松本さんが製作に関わり、わらび座の演劇二宮金次郎上演のプロローグとして、同じ松山市民会館でお披露目した思い出のジャンバーなので、これからも大事に使いたいと思っています。

「尿袋 尿管などを どう隠す? 色々策を 練ってはみたが」

「タンス奥 しまったブルゾン 出して着る 鏡の前で 見えない工夫」

「着てみると 赤いブルゾン それなりに カモフラージュでき 少し満悦」

「トラブルを 隠すつもりが あれこれと FaceBookで 執行(シッコ)猶予」

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