人間牧場

〇蜂蜜採取

 今年は外反母趾の手術と少し長めの2ヶ月にわたる入院で、趣味で細々とやっている養蜂も、蜜蜂が分蜂する時期に家を留守にしていたため時機を逸してしまい、全ての巣箱は空き家となりました。

防虫ネットを被りいざ出陣

七つ道具

 ところが私退院して2週間ほどが過ぎたある日、蜜蜂の一団がどこからともなく現れ、裏の巣箱に入居してくれたのです。まるで私の全快祝いのような出来事を喜びながら、逃げないよう細心の注意をして、時ある毎に見回りを続けてきました。この時期はスズメバチが巣箱の前で待ち構え、蜜を集めて巣箱に戻った蜜蜂を捕獲して食べてしまうのです。

 近くに虫取り網を置いて、見つけ次第掬って足で踏み潰し察処分していますが、掬いそこなうと攻撃してきて痛い目に何度か遭っているので、慎重にやっています。少しずつ秋も深まって蜜蜂の働きが鈍くなり始めたので、包丁、インパクト、防虫ネット、手箒、プラスチック桶、ゴム手袋、雨合羽、長靴などの7つ道具を用意して、昨日の夕方採集を行いました。

 蜜蜂に刺されないよう完全防備をした後、インパクトで天板のネジを抜き、ステンレスの包丁を隙間に差し込み、天板に着いた巣を切り取りました。天板を取ると蜜蜂が騒ぎ始め、パニックになった大群が巣の周りを飛び始めました。巣を脚立の上に横倒しし、包丁で素早く切り取りプラスチックの桶に放り込むのです。

収穫した蜜蜂の巣

 蜜が垂れたりするのでこれ奈の作業は早さが勝負です。今ではすっかり慣れて蜜蜂の犠牲を極力少なくするようになり、ものの5分程度で取り終え、天板にネジをし底板を掃除してとりあえず巣箱の外に集まった群れの集団を手で掬い取り、中へ入れてやりました。収穫は手に持った重さの間隔で2升余りのようでした。早速今日から専用の蜂蜜搾り器で精製したいと思っています。

「今年は 外反母趾の 入院で 分蜂時期に 世話もできずに」

「諦めて いたのに退院 間もなくに ご祝儀なのか 一箱入居」

「秋が来た そろそろ蜂蜜 採集を 満持し準備 怠りなきよう」

「大騒動 蜜蜂の群れ ものとせず 無事に採蜜 作業を終える」

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