人間牧場

〇三愛わらべ仏へのお礼参り

 わが家の入り口付近には祠があって、石仏を祀っています。その祠に松前町の教深寺の石黒夏生さんという住職さん自らが彫られいただいたた「三愛わらべ仏」を、お祀りしています。この度50日間入院している間、近所に住む姉やわが妻は、この祠に日参して、私の病気が早く良くなるようにと祈願してくれていたそうです。

石仏と三愛わらべ仏にお礼参りしました

 6月2日に無事退院できたので、急な坂道はまだご法度と病院の先生に言われていますが、そのことを百も承知で明くる日の3日に杖をついて手すりを持って坂を登り、線香を手向けて、お礼の参拝をしました。石黒さんからわらべ仏をいただいた時、「三愛」とは①法縁(仏の縁)、②地縁(地域の人の縁)、③血縁(親族・親・姉弟の縁)だと教えていただいていたので、その人たちを思い出しながら手を合わせました。

 私は無信心で、家の仏壇や神棚、それに祠には枯れないようシキビやサカキを供え、またわが家と妻の実家のお墓にも時々出かけシキビを替えて、神仏へのご加護を祈る程度のことしかやっていませんが、それでもこれも長男の勤めだと疑うことなく実行しています。思ったより早く手術ができ、思ったより早く回復し退院できたのも、ある意味神仏のご加護だと思っています。足が良くなったらしっかりとお礼参りをして、健康への誓いを新たにしたいと思っています。

「やっとこさ 退院出来て 帰宅した 聞けば姉・妻 日参祈り」

「急な坂 ご法度ですと 言われてる それでもお礼 お参りしたくて」

「より早く 手術ができて 退院も 早まる幸せ 有難きかな」 

 

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