◯病院での食事
転院前に入院していた病院では、3度の食事を一度に運ぶのに人の背丈ほどもある箱型ボックスがやって来て、長い廊下を病室ごとに看護師さんや補助看が、患者さんの名前を確認しながら配ってくれました。
単調な入院生活ゆえ3度の食事は患者のささやかな楽しみでもあるのです。そんな患者の心情を慮ってでしょうか、箱型ボックスにはスピーカーが取り付けられていて、まるでロバのパンのように軽やかな音楽を流しながらやって来るのです。
一方転院後のこちらの病院では、構造がどうなっているのか分かりませんが、まるで大八車が到着したような、かなり体に堪えるようなガタゴトの音とともにやって来て、食事を待っているささやかな幸せ気分を少し壊しているようです。
転院前の病院はそれぞれがベッドで個食、転院後の病院ではディスタンスに気を配った教室方式の集団食事で、ダントツ後者を支持する私なので、比較しながら一長一短の良さを噛み締めています。
「病院の 一番楽しみ 食事です 病院それぞれ 一長一短」